カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

根来寺 多宝塔(大塔)ほか

2016年12月04日 | ちょっとおでかけ

 

戦国時代、根来寺は大きな勢力を備えました。

しかし、こうした強大な寺社勢力を危惧した豊臣秀吉は天正13年(1585)3月に紀州根来に攻め入り、大塔・大師堂などの2~3の堂塔を残して全山消失してしまいました。

秀吉の焼き討ちから逃れた、建立当時のままの大塔です。

高さ40mを誇る木造建築としては日本最大で唯一無二の国宝です。

 

大師堂・真言宗を開かれた弘法大師様をお祀りしています。

根来寺の中では最も古い建物で、須弥壇と共に重要文化財に指定されています。

 

 

大伝法堂

根来寺の本堂に当たります。ご本尊は3mを超える大日如来さまです。

多宝塔を興味深く拝観しました。

  

 

 

 

 

紅葉に包まれた、この季節でないと見ることのできない、紅葉と多宝塔です。

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根来寺 燃えるような紅葉

2016年12月03日 | ちょっとおでかけ

 

根来寺の奥の院への参道の入口に、とても可愛い六地蔵様が並んでいます。

六体のお地蔵様の二体の傍に 、黄色い紅葉が優し気に差し掛かっている様です。

 

右の道は大師堂、大塔、大伝法堂に続く参道です。

左は奥の院への参道です。

上の可愛いお地蔵さまは、すぐきわにいらっしゃいます。

 

 

今までは感動の美しい光景を目にした時、万葉人はどのように詠んでいるのか、紐解いて写真に添えることがよくありました。

今回は、近代(明治)以降の歌で紅葉にまつわるものを調べて見ました。

 

 

青空に いかよふ山の中つへに 緋の雲たてり千重のもみぢ葉 

【作者】伊藤左千夫(いとう さちお)

 

 

入りつ日は つひに染めつつ一めんに 谷の紅葉に燃え付きにけり 

【作者】中村憲吉(なかむら けんきち)

 

 

うつそみは 常なけれども山川に 映ゆる紅葉をうれしみにけり 

【作者】斎藤茂吉(さいとう もきち)

 

 

嬉しくも ひとりおくれて見つるかな 夕日に匂ふ山のもみぢ葉 

【作者】樋口一葉

 

 

くれなゐの 濃染のもみぢ遠くより 見つつ来りていま近づきぬ 

【作者】斎藤茂吉

 

 

滝つぼの 岩間たひろみ青淀に もみぢ葉ちりてうづまき流る 

【作者】伊藤左千夫

勝手に写真に添えた短歌ですが、これらの歌人の感動は、この季節に燃えるような紅葉への感動を

心のうちからほとばしるような歌に詠んでいらっしゃることを学びました。

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小春日和に誘われて 

2016年12月02日 | ちょっとおでかけ

 

 

もみじ谷の散策道へは下りて行けない足ですから、佇んで橋の上からいつまでも眺めていました。

 

 

京奈和自動車道が、南(和歌山方面)へ随分伸びてきています。
北宇智と御所の間は、トンネル工事が大変なようで、まだ工事中ですが、五條西インターから和歌山方面へは、
岩出市の根来インターまで伸びて、根来寺へは1時間で行けるようになりました。
 
今朝は暖かくて雲一つないお天気でしたので、根来までひとっ走りしてきました。
根来寺には、買い求めたいものがありましたので、それを目当てに出かけたのですが、
仏様は大きなおまけをくださいました。
 
根来寺は只今紅葉真っ最中の見頃でした。
境内の大谷川の根来橋の上から見えた、谷川に映る色彩の美しさに見とれてしまいました。
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県文化会館 前あたり 奈良散歩

2016年12月01日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

昨日の奈良散歩の続きです。

春日大社の一の鳥居近くの、民間の駐車場に車を置いたので、随分沢山歩くことができました。

膝の痛いのも気にならず公園の木々の彩を楽しむことができたのは、何より嬉しいことでした。

帰って万歩計を見ますと、12188歩で最近にない歩数にびっくりしました。

上の写真は、県庁前から、文化会館前の紅葉の木立が美しくて写しました。

 

 

落ち葉絨毯を、かさかさと踏んで、見頃の形のいいカエデが残っている、文化会館の前に行ってみました。

見上げますとすっかり葉を落としたカエデもありますが、その分残っている木の葉が映えて綺麗です。

 

 

 

 

東向き通りから、北円堂に上がりました。

登り切ったところの右側のカエデが、西日を透かして、綺麗でした。

そこで撮っていたカメラマンが、「綺麗ですね。」と声を掛けて次の撮影地へと移っていきました。

いいなぁと思うところには、同じような気持ちで、被写体と向き合っている人は、つい声掛けをしたくなるものなのでしょうね。

今日から12月なのに、まだ紅葉を追っているばあちゃんです。

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