カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

夕焼け雲と夕月

2023年10月22日 | 

冷え込みの強い朝でしたが、そんな日ほどお昼のお天気が良いとの天気予報でした。

その通りで午前中は、すっきりとした青空で探しても雲の無い空でした。

午後になってから、ふわりとした雲が見られるようになりました。

面白い形の雲が空を横切っています。

 

夕方散歩を終えて、家に帰りついた時ふと見上げた空に、半分の夕月が見えました。

 

白かった雲が夕日に染められて、鉄塔に「サヨナラ」の挨拶をしています。

 

夕焼け雲二つ・私の家にも「サヨナラのダンス」をしています。

 

電信柱にも草木にも、「今日の日よ・さようなら」と夕焼け雲たちの歌声が西の空に聞こえます。

 

最後に夕月が少し暗くなった空から、先に落ちていく夕日に、「後から着いていくね。」

と言うように真上で声がしました。

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飛行機雲

2023年10月21日 | 

 

冬のような季節を一気に運んできた昨日の雨でしたが、それまで頑張っていた秋の高気圧に

覆われていた時の名残のような秋日和の空が続いた頃の我が家の上空です。

航空路になっているのか、いつも上空を飛ぶ飛行機の軌跡をみます。

夜には、星かと思ってじっと見ていると、赤い灯と黄色い灯の点滅で飛行機だと分かることがよくあります。

さてこの日は全く雲一つなく晴れ上がっていました。

白い直線が青い空に音もなく伸びていきます。

長く伸びているのは西から南へ。短いのは上空から地上を目指す方向へ。(右の傷のよう)

 

暫く見ていますとまた長い飛行機雲の白い線。

はっきりした線は、先が伸びていくのがよく見えます。

高い空なので音は聞こえませんが、少しづつ延びる線を目で追っていると面白いです。

屋根の上のぼやけた雲は、かなり前の軌跡の崩れです。

上空を進んでいく飛行機の姿が見えなくて、軌跡が伸びるのが見えるのは、このように晴れ上がった空の時が多いです。湿度の高い空では、白い線が伸びるにつれてすぐぼやけて崩れます。

お天気が下り坂の時にそうなります。

「明日お天気がいいかなあ?」空とお話する楽しい時間です。

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部屋から見えた日の出

2023年10月19日 | ディーサービス

 

 

デイサービスに行く日は早い目覚めです。

何をするにもゆっくりしかできないので、お迎えの時間が気がかりで、早朝目覚めとなるのです。障子の向こうが赤く染まっているので、「遅れた」と時計を見ますと6時前。

日の出が遅くなっているとはいえ、この部屋からその瞬間が見えるほど、陽の出の場所が南に寄っていたのです。

季節の進みが陽の出の場所からもはっきり分かることに、当たり前のこととはいえ、驚くやら嬉しいやらの朝でした。

太陽がすっかり山から現れるのを確かめてから、体温・血圧・体重測定と記録を大急ぎでして

いつもと変わりない体調に安心して、1日が始まりました。

高く済んだ秋の空に、昨日と変わっているのは、少し雲が多いことでした。

明日から曇り空からお天気は下り坂とのことで、雲が増えてきているのも、そのせいでしょう。

デーサービスの音和舎さんのカウンターの上に、綺麗な柿が籠に入ってのっています。

艶やかで今朝の朝焼けの空を思い出すようないい色をしています。

刀根早生かしら、富有柿かしら、奈良県の柿の生産高は、全国で2位とか昨日テレビで見たことなど思い浮かべてカメラに頂きました。

朝焼けの空と、カウンターの柿の色を重ねた日でした。

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金剛山と秋桜

2023年10月18日 | 我が町

 

金剛山への登山道標です。

現在は市役所になっているところが、青春時代の3年間を過ごした高校があります。この右側の道路を進んで、荒坂峠を越えて金剛山へと、楽しくて、しんどくて、暑くて、寒くて、と季節ごとに様々な体験をしながら登山したのは遠い昔のことでした。

秋桜の咲く田圃を訪れて、ここに立つまで山への道標が立っていたのは全く記憶にはなくて、一緒についてきてくれた近所の友人に、「アレッ・こんなとこに道しるべ、あったんやなぁ。」と話しかけていました。

この日のお連れになってくれたのは、2日ほど前に「長いこと、顔を見なかったけど、元気にしてた?」とご夫婦で声を掛けに来てくれた人でした。

その時、裏道散歩を再開したことを話したら、途中で待っていてくれて散歩のお連れになってくれたのです。

 

暑い日の続いたことなど話しながら、いいお連れになってくれました。

金剛山が家並の後ろに、雲の影を時々背負いながらどっしりと構えています。

 

もう少し金剛山と一緒の秋桜を撮りたかったのですが、雑草の方が沢山入ってしまいました。

手入れなど全くされないまま、植えられるのが精いっぱいの秋桜ですが、私にとっては秋の花の中で最も好きな花を、直に見つめることのできた喜びの日になりました。

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休耕田の秋桜

2023年10月17日 | 我が町

 

裏道散歩を少しだけ伸ばしました。

そこには稲田があったはずだと思うところに、ピンクの花が揺れています。

タクシーで通る時ちらと見えていたので、もしかして・・・と期待しながら思い切って足を延ばしたのが大好きな秋桜との出会いでした。

雑草と同居している秋桜でしたが、何かの事情で稲作が出来なくなった田圃の持ち主が、稲作放置にしないで、秋の花の中でも最も心を癒してくれる優しい秋桜を植えてくれたことに、感謝の気持ちで一杯になりました。

寄り添って咲く可愛い秋桜を、通過する車の邪魔にならないように端によって、わくわくしながら花と向き合っているひと時でした。

明日に続きます。

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