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   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

またいろいろと思う

2013年04月10日 | 雑文
(1)ツクシ★

 お彼岸で帰省した時、「ツクシを持って帰ってくれるかしら…と期待していたんだけど…」と母。

 何やら忙しくて、今年はまだツクシを採っていなかったのです。



 先日、田んぼの傍の斜面で、よい加減に育ったツクシを採りました。

 田んぼでトラクターを動かしていたおじさんが、「もうすぐ除草剤を散布するけど、今日は大丈夫!!」
 
 採ったツクシの一部(もっとたくさん送ることもできたのですが、多すぎるのも母にはストレスになるかと思って、小さな箱に詰めました)を宅急便で送ったところ、とても喜んで、電話をかけてきてくれました。



 宅急便代は640円でした。高いツクシです。が、こういうお金の使い方は意味があると私は考えています。

 心から喜んでくれる人のために使うお金は、生きたお金の使い方だと思うのです。

 気前がいいのか悪いのか、その微妙なところが、私らしいところです。


 
 私も、3回に分けて、優しい味の卵とじを作り、春を味わいました。


(2)初めての腰痛★

 4月、初めての腰痛が私を襲いました。

 今まで「腰は強い!!」と何となく思っていたのですが、その自信も見事に粉砕されました。

 寝ることや座ることには支障がなく、立ち上がることと歩行が困難な状態でした。

 膝が伸びきらない様子、テーブルや食器棚を支えにして歩く様子を見て、彼が「おばあちゃんみたいだ!」と言いましたが、私もそう自覚していましたので、腹も立たず…。

 「もしかしたら、このまま車いす生活になるのではないかしら」と不安になる私。

 「行きたいところへは行ったし、ずいぶん楽しい人生だったし」と、諦めがつくというか、妙に醒めた感覚もありました。



 それからおとなしくすること3日間。

 4日目には、膝も伸び、ほとんど普通の歩行ができました。まだまだ全快というわけではありませんが、ほっとしました。



 考えてみたら、何でもないと思っているこの暮らし、あっという間にそうではない状況になりうるということですね。

 「もっとしっかり生きなくてはもったいない! この元気を自分だけのために使うのは申し訳ない!」という思いが、強くなりました。



 






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