奈良 NEWS WEB
奈良市で「天平大菊人形展」
10月21日 09時32分
秋の観光シーズンにあわせて奈良市では、遣唐使や奈良時代の天皇などをかたどった菊人形の展示会が始まりました。
この「天平大菊人形展」は奈良県が去年奈良県庁の隣にあるバスターミナルから開いています。
ことしはの屋上が会場となり、色とりどりの草花で飾られた花壇の中に、遣唐使の阿倍仲麻呂や奈良時代の聖武天皇など6体の菊人形が展示されています。
人形には、黄色やオレンジ、青など、あわせて4万5000本の菊が使われていて、さまざまな大きさの花を組み合わせて立体的に仕上げられています。
また、人形とは別に、今月26日から始まる正倉院展にちなんで白い菊で天平美人をかたどった作品もあります。
訪れた人たちは、菊人形とあわせて奈良公園を一望する景色を楽しんだり写真を撮ったりしていました。
子どもと一緒に訪れた奈良市内の30代の女性は「すごくきれいで見ていて華やかな気分になります」と話していました。
この菊人形展は、今月27日まで開かれています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20191021/2050003201.htmより引用
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というニュースを見ました。
行ってみたくなりました。
奈良県庁の東隣にあるバスターミナル
東棟の2階 寛げるスペースです
西棟の屋上に菊人形がいます
平螺鈿背八角鏡
玄昉
聖武天皇 光明皇后 吉備真備
阿倍仲麻呂 五重塔 螺鈿紫檀琵琶 鳥毛立女屏風
鳥毛立女屏風と奈良県庁
玄宗皇帝 阿倍仲麻呂
これが、帰国して眺めたかった景色なんだろうなぁ
光明皇后の後ろ姿 聖武天皇の後ろ姿
玄昉の後ろ姿
菊人形としての完成度は、ひらかたパークのものには及びませんが、東大寺や春日山を仰ぎ見ている人形たちというのはよいものです。
考えてみたら、私の潜在的な立ち位置も同じです。
みなさんもお時間がありましたら、菊人形を見ながら、なんとなく奈良っぽい秋の一日をどうぞ。
10月27日(日)まで開催中です。