「Tver」で、「シャーロック #8「遺書の暗号は殺しの招待状」」フジテレビ 11月25日(月)放送分 12月2日(月) 19:59 配信終了」を観ました。
今回は、高橋克典さんが、ディーン・フジオカさんが演じる犯罪捜査専門コンサルタント誉獅子雄(ほまれ・ししお)の異母兄で高級官僚の万亀雄(まきお)として登場しました。
私の好きな、ディーン・フジオカ、佐々木 蔵之介、高橋克典の三人がそろって出演していて、うれしかった~!!
今回のドラマで、私は「ヴィジュネル暗号」というものを初めて知りました。
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僕は日本のリーダーになれなかった
先に旅立つ、あちらで待っている
赤い蛭が空から繰り返し降って来る
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今回のドラマでは、「AKAIHIRU」が鍵、「setbvvrlaxsmjzvwy」が暗号文です。
下表をご覧ください。
鍵(AKAIHI RUAK AIHIRUA)は縦の赤い文字で見ます。
暗号文(setbvv rlax smjzvwy)を、鍵の行で該当する文字を探し、最上段の青い文字を拾います。
一文字ずつ読み解きます。
これからの人生でこの暗号を使うことはないだろうなぁと思いつつ、順に123456 78910 11 12 13 14 15 16 17とナンバーを振って、私も解読を試みました。
1As 2Ke 3At 4Ib 5Hv 6Iv…… という感じです。
1から17まで順に青い文字をつないで読む平文は、「SUTTON ARAN SECRECY」。
ドラマと同じ結果です。
なるほど。「ヴィジュネル暗号」とはこういうものかぁ。
よくわかりました。
多分すぐに忘れるだろうけどね。
そうは言いながら、私がヴィジュネル暗号を作るとしたら鍵は何にしようかしら…とか考えていたりするわけでして…。
ヴィジュネル暗号のことは、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%8D%E3%83%AB%E6%9A%97%E5%8F%B7
に、詳しく書いてあります。
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右図(ヴィジュネル方陣)を使って暗号化を行う。以下、平文を大文字、暗号文を小文字で表す。例としてarmを鍵、平文をCODEとすると、ヴィジュネル方陣で、aとCの交わりはcであり、rとOはf、mとDはpというように暗号文 c, f, p が得られる。平文が鍵よりも長い場合、鍵を繰り返して用い、最後の平文Eはaとの交わりでeとなる。すると、平文「CODE」は暗号文「cfpe」となる。ここで平文が暗号文と同一の文字になる箇所があるが、解読者にそれは分からない。大事なのは鍵の周期(今回なら3)を解読者は知らないということだ。また、この鍵は文字数の制約がないので、鍵の個数は無数である。実際利用するという観点からみれば、覚えやすいほうがよい(紙に書くとそれが漏れる場合があるので)が、逆に敵に推測されやすいという危険もある。今回の鍵は単に例として「arm」つまり「腕」という覚えやすい単語とした。
復号はこの逆をすればよい。つまり、鍵がaで暗号文がcならば、左端のAの行でcの場所を探し、そこから上に辿った最上段の文字が平文Cである。当たり前のように感じられるが、現代暗号には、公開鍵暗号のように暗号化と復号の方法が異なるものもある。
ヴィジュネル方陣:最上段の行が平文、左段が鍵。平文がC、鍵がaの場合、最上段がCの列、左端がAの行の交わったcが暗号文になる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%8D%E3%83%AB%E6%9A%97%E5%8F%B7より引用
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