8月9日の朝日新聞の社説「都市の豪雨」を読んでいて、ハッとした一文があった。
(前略)
気がかりなのは、熱帯のスコールのような激しい雨が頻繁になっていることだ。1時間80mlを越える猛烈な雨の発生回数は、20~30年前に比べて2倍近くに増えている。
東京の平均気温は100年で3度上がり、まさに「熱の島」だ。それが原因かもしれない。地球温暖化が進めば極端な気象が増えると予測されていることから、温暖化と関係があるのかもしれない。いずれにしても今や、降れば土砂降り、といった観すらある。
それにどう備えるか。(後略)
ハッとしたのは、「降れば土砂降り、といった観すらある。」というところ。
私は、ずっと「感がある。」だと思い込んでいた。
「観がある」と「感がある」は、どう使い分けたらいいのだろう。
広辞苑を見ると、「別人の観がある」「隔世の感がある」が用例として挙がっている。
「観」が見た目、様子、状態で、「感」が気持ち‥としても、使い分けが難しい。
言葉については、時々このような思い込みが私にはある。
恥を曝すようだが、例えば「想起」。
人の書いた文章中の「想起」を見て、変な使い方をしていると思った。
私は「想起」という言葉を普段使わないのだが、「想起」は「予想」に近いものだとずっと思っていた。この違和感に落ち着かず、広辞苑で調べてみた。すると、「過去のことをおもいおこすこと」とあって、ビックリ。
全く逆の意味を私は思っていたのだ。ここでもまた自分の無知を思い知った。
(前略)
気がかりなのは、熱帯のスコールのような激しい雨が頻繁になっていることだ。1時間80mlを越える猛烈な雨の発生回数は、20~30年前に比べて2倍近くに増えている。
東京の平均気温は100年で3度上がり、まさに「熱の島」だ。それが原因かもしれない。地球温暖化が進めば極端な気象が増えると予測されていることから、温暖化と関係があるのかもしれない。いずれにしても今や、降れば土砂降り、といった観すらある。
それにどう備えるか。(後略)
ハッとしたのは、「降れば土砂降り、といった観すらある。」というところ。
私は、ずっと「感がある。」だと思い込んでいた。
「観がある」と「感がある」は、どう使い分けたらいいのだろう。
広辞苑を見ると、「別人の観がある」「隔世の感がある」が用例として挙がっている。
「観」が見た目、様子、状態で、「感」が気持ち‥としても、使い分けが難しい。
言葉については、時々このような思い込みが私にはある。
恥を曝すようだが、例えば「想起」。
人の書いた文章中の「想起」を見て、変な使い方をしていると思った。
私は「想起」という言葉を普段使わないのだが、「想起」は「予想」に近いものだとずっと思っていた。この違和感に落ち着かず、広辞苑で調べてみた。すると、「過去のことをおもいおこすこと」とあって、ビックリ。
全く逆の意味を私は思っていたのだ。ここでもまた自分の無知を思い知った。