今日の朝日新聞一面トップは、高校野球の優勝の記事。
「大阪桐蔭 一丸の栄光」「常葉菊川を完封」「17年ぶり2度目」
藤島真人さんの記事を読み進めていると、
「‥略‥PL学園や大体大浪商といった強豪がひしめく中、大阪産大付から88年に独立した大阪桐蔭は、短期間に力をつけてきた。中村剛也(西武)、西岡剛(ロッテ)らが輩出し、今春は高校通算87本塁打を放ったスラッガーの中田翔(日本ハム)が卒業している。‥略‥」
という文章があり、「輩出する」という単語が気になった。
私としては「輩出」という単語は、「○○を輩出する」という形で使いたくなってしまうのだが、新聞では「○○が輩出する」という使い方をしている。
またしても私の言葉の感覚が歪んでいるのだわ‥。
いつものように電子辞書登場‥
「広辞苑」によると、「輩出」は【才能のあるすぐれた人が続々と世に出ること。「人材が-する」】とある。
更に「言葉の作法辞典」には、
【○明治維新には人材が輩出した。
×明治維新には多くの人材が輩出した。
「輩出」は、才能のある人物がつぎつぎと世に出ることをいう。したがって「多くの」は余分である。「多くの」を使うとすると、「多くの人材が世に出た」としなければならない。】
とある。
なるほど。「輩出」は「ともがらが出る」わけだし、「出輩」ではないのだから、当然かぁ。
ふ~、今日もまた一つ自分の覚え違いを発見してしまった。最近、この手の気づきが多い私‥。本当に無知だわぁ‥。
「大阪桐蔭 一丸の栄光」「常葉菊川を完封」「17年ぶり2度目」
藤島真人さんの記事を読み進めていると、
「‥略‥PL学園や大体大浪商といった強豪がひしめく中、大阪産大付から88年に独立した大阪桐蔭は、短期間に力をつけてきた。中村剛也(西武)、西岡剛(ロッテ)らが輩出し、今春は高校通算87本塁打を放ったスラッガーの中田翔(日本ハム)が卒業している。‥略‥」
という文章があり、「輩出する」という単語が気になった。
私としては「輩出」という単語は、「○○を輩出する」という形で使いたくなってしまうのだが、新聞では「○○が輩出する」という使い方をしている。
またしても私の言葉の感覚が歪んでいるのだわ‥。
いつものように電子辞書登場‥
「広辞苑」によると、「輩出」は【才能のあるすぐれた人が続々と世に出ること。「人材が-する」】とある。
更に「言葉の作法辞典」には、
【○明治維新には人材が輩出した。
×明治維新には多くの人材が輩出した。
「輩出」は、才能のある人物がつぎつぎと世に出ることをいう。したがって「多くの」は余分である。「多くの」を使うとすると、「多くの人材が世に出た」としなければならない。】
とある。
なるほど。「輩出」は「ともがらが出る」わけだし、「出輩」ではないのだから、当然かぁ。
ふ~、今日もまた一つ自分の覚え違いを発見してしまった。最近、この手の気づきが多い私‥。本当に無知だわぁ‥。