上の階の人がお引越をする。
20年以上も住み続けてきたと聞いた。ここが、人生で一番長く住んだ場所だとのこと。
このところ連日連夜引越の準備に追われているのが、足音や物音や掃除機の音でひしひしと伝わってくる。
上の階の人たちが出て行ってしまうのはなんとも寂しく、しかし、その日は確実にどんどん迫ってくるのをこのところ日々感じながら暮らしていた。
この度の引越は、アート引越センターのお任せパックを利用するとのこと。
50歳ともなれば、もう自分で箱を調達して、詰めるのが大変に思える年齢。
その選択に頷く私。
(私も15年前の引越は頑張って全部箱詰めを自分でやりきったが、次回はきっと私もお任せパックを利用することになるだろう。体力も気力も持久力も無くなってきているから。)
引越前日の朝、アート引越センターの人がティシュの箱を持参して、ご挨拶に来られた。
引越前日のお昼頃、私は家にいたのだが、あっちへ行ったり、こっちへ来たり、という足音がずっと聞こえた。
よほど大変なんだなぁ…、お昼ご飯はどうするのかな…と思った私は、おうちを訪問。玄関からチラッと見えるところも荷物の山で、すごい状態。
「お昼、冷凍のちゃんぽんでよかったら、作ってあげるから食べにおいでよ!!」と言うと、「ありがとう!!行くわ!!旦那といっしょに行ってもいいかな。」との返事。
「冷凍のちゃんぽんは2個あるから大丈夫!!キリのいい所で、いつでも来てね。」
12時過ぎ、業者の人も昼休みになったらしく、二人がやって来たので、3分ほど煮たら出来上がる冷凍ちゃんぽんを早速作ってあげた。
窓を開けての作業で、かなり寒かったらしく、熱いちゃんぽんをとても喜んで食べてくれた。
「じゃあ、今晩は鍋を作って待ってるから、午後ももう一頑張りしてね!!6時以降なら何時でもいいから、キリのいい所で来てね。」
(引越前日の夕食は食べにきてもらうという約束が数週間前に成立していた。
引越は誰でもなんだかバタバタして、食事と作る余裕もなくなるから、せめて温かい鍋でも食べてほっこりしてもらおうと思って申し出た。)
引越当日の朝、かなり寒かった。
本当はコーヒーでも持っていってあげたらいいのだろうが、豆を挽いたりする余裕がなく、ポットにいれた熱いお茶と湯飲みとおかきを差し入れ。
アート引越センターの人がやってくるまでに、温かいものを飲んでちょっとでも温まってもらおうという気持ち。
引越当日の朝、またアート引越センターの人がティシュの箱を持参して、今日は階段を使用する旨、ご挨拶に来られ、いよいよ作業開始。
午後は天気が悪くなるという予報。荷物が雨に濡れなければよいが…と思いながら、私はほどなく仕事に出かけた。
20年以上も住み続けてきたと聞いた。ここが、人生で一番長く住んだ場所だとのこと。
このところ連日連夜引越の準備に追われているのが、足音や物音や掃除機の音でひしひしと伝わってくる。
上の階の人たちが出て行ってしまうのはなんとも寂しく、しかし、その日は確実にどんどん迫ってくるのをこのところ日々感じながら暮らしていた。
この度の引越は、アート引越センターのお任せパックを利用するとのこと。
50歳ともなれば、もう自分で箱を調達して、詰めるのが大変に思える年齢。
その選択に頷く私。
(私も15年前の引越は頑張って全部箱詰めを自分でやりきったが、次回はきっと私もお任せパックを利用することになるだろう。体力も気力も持久力も無くなってきているから。)
引越前日の朝、アート引越センターの人がティシュの箱を持参して、ご挨拶に来られた。
引越前日のお昼頃、私は家にいたのだが、あっちへ行ったり、こっちへ来たり、という足音がずっと聞こえた。
よほど大変なんだなぁ…、お昼ご飯はどうするのかな…と思った私は、おうちを訪問。玄関からチラッと見えるところも荷物の山で、すごい状態。
「お昼、冷凍のちゃんぽんでよかったら、作ってあげるから食べにおいでよ!!」と言うと、「ありがとう!!行くわ!!旦那といっしょに行ってもいいかな。」との返事。
「冷凍のちゃんぽんは2個あるから大丈夫!!キリのいい所で、いつでも来てね。」
12時過ぎ、業者の人も昼休みになったらしく、二人がやって来たので、3分ほど煮たら出来上がる冷凍ちゃんぽんを早速作ってあげた。
窓を開けての作業で、かなり寒かったらしく、熱いちゃんぽんをとても喜んで食べてくれた。
「じゃあ、今晩は鍋を作って待ってるから、午後ももう一頑張りしてね!!6時以降なら何時でもいいから、キリのいい所で来てね。」
(引越前日の夕食は食べにきてもらうという約束が数週間前に成立していた。
引越は誰でもなんだかバタバタして、食事と作る余裕もなくなるから、せめて温かい鍋でも食べてほっこりしてもらおうと思って申し出た。)
引越当日の朝、かなり寒かった。
本当はコーヒーでも持っていってあげたらいいのだろうが、豆を挽いたりする余裕がなく、ポットにいれた熱いお茶と湯飲みとおかきを差し入れ。
アート引越センターの人がやってくるまでに、温かいものを飲んでちょっとでも温まってもらおうという気持ち。
引越当日の朝、またアート引越センターの人がティシュの箱を持参して、今日は階段を使用する旨、ご挨拶に来られ、いよいよ作業開始。
午後は天気が悪くなるという予報。荷物が雨に濡れなければよいが…と思いながら、私はほどなく仕事に出かけた。