Remembrance 2006/09/06-2020/06/08  2020/07/01-

   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

熊野への旅 #4-2 2019年07月14日  熊野那智大社 飛瀧(ひろう)神社 扇祭りの前

2019年08月04日 | 
石段を下りて、飛瀧神社(那智の滝)にやって来ました。







石段を滝の方へ下りていきます。
 
扇神輿・大松明 出合場所  

    

       

報道席  

斎場域  

那智の大滝  

滝はよく見えません  


昨日神倉神社で出逢った東京の女性が場所を確保するため、最前列に立ち続けていました。
なるほどそこならしっかりとすべての行事が観られます。



  滝のデザインの手ぬぐい(500円)購入

空が明るくなって、滝が見えてきました  

長さ約三十メートルの大しめ縄も見えました  

大しめ縄は7月9日に張り替えられたそうです。

-------------------------------------------------

https://www.topics.or.jp/articles/-/227306より引用

那智の滝、大しめ縄張り替え
火祭前に、和歌山


和歌山県那智勝浦町の世界遺産・熊野那智大社で9日、那智の滝に架かる大しめ縄が張り替えられた。14日の「那智の扇祭り(火祭)」を前にした恒例行事。

 例年は高さ133メートルの滝の落ち口で、白装束に烏帽子姿の神職らが水に漬かり、命綱を着けて作業するが、今年は増水していたため、落ち口から約50メートル上流で張り替えた。天候が回復すれば、いつもと同じ場所へしめ縄を移すという。

 大しめ縄は例年、年の瀬にも張り替えられる。

-------------------------------------------------

水量豊かで、迫力満点  



この石段を松明と扇が下ってくるのですね。

       

人もたくさんです  

             

桶の準備も整いました  




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊野への旅 #4-1 2019年07月14日  熊野那智大社・青岸渡寺(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山)

2019年08月03日 | 
2019年7月14日(日)

朝、外を見ると、未明の激しい雨は止んでいました。ラッキーです!!



朝食をとって、チェックアウト。

荷物をフロントで預かってもらって出発!

コンビニエンスストアでおにぎりとお茶とチョコレートを購入。

紀伊勝浦駅前のバスチケット売り場で、「那智山往復割引乗車券」(1人1,000円)を購入。  

      

8時25分発のバスに乗車  

8時50分 那智山着  

那智山熊野権現熊野那智大社を参拝します。



アジサイ、クチナシ、ユリの花が咲いていました。



熊野那智大社  

これがご神体の扇です  

ちょうど記念撮影の時でした  





石段を下りて、青岸渡寺へ向かいました  



御詠歌  ふだらくや 岸打つ波は 三熊野の 那智のお山に ひびく滝津瀬

          

この石段の上に青岸渡寺があります  



青岸渡寺がかすかに見えてきました  

西国三十三所 第一番 那智山 青岸渡寺  





青岸渡寺   和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8番地  

宗派:天台宗
開基:裸形上人
御本尊:如意輪観世音菩薩
創建:仁徳天皇御代(313~399)


雨が降ってきました  

青岸渡寺の左手前奥に進み、再び熊野那智大社へ。

天然記念物 那智の樟(くす)があることに気がつきました。
平重盛手植えの樟と伝えられています。

樹齢  800年
樹高  27メートル
幹周り 8.5メートル
枝張る 南北25メートル

根幹部は空洞化しているので、樟霊社胎内めぐりができます。



               

松明にもビニールカバーが  

     



三重塔と滝は、かすんでいて、全く見晴らせず。滝の音だけは聞こえていました。

みんな揃って残念がっていました  

  黒飴ソフトクリーム(300円)

地元の小学生がやって来ました  

那智大滝へ下りていきます  

ぼんやりと見えてきました  

三重塔がやっと姿を現しました    


伏し拝み  

礎石は往古の建物跡  

下方に向かう石段は鎌倉積みの石段の原型をそのままに残しています。


            
              





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊野への旅 #3 2019年07月13日 浮島の森・徐福公園(和歌山県新宮市)

2019年08月02日 | 
熊野速玉大社参拝の後、神社横の川を見に行きました。

もやっていました。明日の天気が気になります。



        


雨の中を浮島の森に向かって歩きました。

参院選が近づいています  

ユースホステルがありました  





アーケード商店街  

ペイペイ使えます  

私はまだ「ペイペイ」がどんなものなのかを知りません。

ちなみに8月2日付の新聞に、「セブンペイ 来月末終了」とありました。
キャッシュレス決済はまだセキュリティが甘いのでしょうかねぇ。
今の私にまだ無縁の世界ですけれど。



浮島の森  新宮市浮島3-38

この建物で@100円を払って、入ります    





浮島が町の中にあるなんて、不思議な感じ。

泥炭化した植物や倒木が筏状に積み重なり、島全体を浮かせているそうな。

     


--------------------------------------------------------------------
浮島の森

https://www.shinguu.jp/spots/detail/A0006より引用

浮島の森

住宅街に突然現れる国の天然記念物
市街地の住宅街にこつ然と現れる不思議な森。正式名称は「新宮蘭沢(いのさわ)-浮島植物群落」と呼び、泥炭でできた面積約5,000㎡の島全体が沼の上に浮かび、寒暖両性の植物の混成群落があります。オオミズゴケやヤマドリゼンマイなど約130種類の珍しい植物が自生し、昭和2年(1927)に国の天然記念物に指定されました。島内に遊歩道が整備され散策することができます。

--------------------------------------------------------------------


雨の中を、新宮駅へ向かいました。


駅前にある徐福公園にも立ち寄りました。

徐福は秦の始皇帝の時代の人です。












熊野交通  

新宮駅  

帰りの特急券も13日になっていましたので、新宮駅で、15日に変更してもらいました。
気がついてよかった!!

そういえば窓口以外で往復乗車券と特急券を買うのは今回が初めて。
勉強になりました。
乗車券の方は「13日から18日まで有効」だから問題はありません。





駅のホーム設置の看板  

熊野本宮大社  
 
          熊野速玉大社  

                熊野那智大社  


17時06分 新宮駅  

17時29分 紀伊勝浦駅下車  

宿のホテルへ向かいました。ポスターが目に付きます。

      




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊野への旅 #2 2019年07月13日 熊野速玉大社(和歌山県新宮市)

2019年08月01日 | 
神倉神社の社殿の軒下で雨宿りをしていましたが、まったく止みそうにもないので、傘をさして熊野速玉大社へ向かうことにしました。





柿ソフトクリームはどんな味かなぁ  

懐かしいポスト  

徒歩約10分で、熊野速玉大社到着。





    秋晴れよ丹鶴城址児に見せむ 春夫
 
              ※丹鶴城址=紀州徳川家家老水野家居城跡

  ※この看板の左に大きな石の句碑が立っていましたが、字がかすんでいて全く判読できません。

鳥居の社額は「熊野権現」  





     日本の祈り     未来へ繫ぐ

社額は「全国熊野神社 総本宮」  

拝殿  

中世には23方、141度に及ぶ熊野御幸(宇多上皇延喜7年907年~玄輝門院嘉元元年1303年)があったようです。
その中でも、後白河上皇は33度、後鳥羽上皇は29度、鳥羽上皇は23度も熊野へ参詣ています。
こんなにも遠いところへ、この回数の参拝。
熊野信仰の強さがわかります。

                        

   

御神木「梛」なぎ  

平安末期に熊野三山造営奉行を務めた平重盛の手植えと伝えられています。
梛としては日本最大とのこと。

-----------------------------------------------------
http://kumanohayatama.jp/?page_id=16より引用

境内にそびえる樹齢千年のナギの大樹は熊野権現の象徴として信奉篤く、古来から道中安全を祈り、この葉を懐中に納めてお参りすることが習わしとされています。熊野牛王とナギの葉をいただくことが、難行熊野詣を無事果たす大きな支えとなりました。

「千早ふる 熊野の宮のなぎの葉を 変わらぬ千代のためしにぞ折る」藤原定家

-----------------------------------------------------

武蔵坊弁慶の出自は速玉大神に仕えた熊野三党の一つ鈴木一族とされているそうな。
また、その最期においては、頼朝からの追討を受け、この地で討ち死にしたとも伝えられているそうな。

     




-----------------------ー-------------------------------------ー----------

http://kumanohayatama.jp/?page_id=4より引用

神倉山と新宮

 「熊野権現御垂迹縁起」(一一六四年長寛勘文)はじめ諸書によると、熊野の神々は、神代の頃、まず初めに神倉山のゴトビキ岩に降臨され、その後、景行天皇五十八年、現在の社地に真新しい宮を造営してお遷りになり、「新宮」と号したことが記されています。
初めは、二つの神殿に熊野速玉大神、熊野夫須美大神、家津美御子大神を祀り、平安時代の初めには現在のように十二の神殿が完成しました。
日本書紀には、神武天皇が神倉に登拝されたことが記されています。悠久の古より人々から畏れ崇められてきた神倉山には、初め社殿はなく、自然を畏怖し崇める自然信仰、原始信仰の中心であったと思われます。また、ここから弥生時代中期の銅鐸の破片も発見されています。 十月の例大祭では、お旅所に新宮の由来となった最初の宮である「杉ノ仮宮」を造り、古式に則って神事が行われます。

-----------------------ー-------------------------------------ー----------

http://kumanohayatama.jp/?page_id=10より引用

    

熊野牛王(くまのごおう)は、熊野権現にゆかりある烏を絵文字化した護符で、戦国時代からその形を変えることなく伝わってきました。熊野速玉大社の牛王は、四十八の烏文字で描かれているところから、よとやの神咒(かじり)とも言い、速玉大神の衆生を救う願いが一羽一羽の烏に込められていると謂われています。
病気平癒、災難除けのみならず、熊野牛王は戦国武将間で忠誠心や絆を強く結ぶために用いられたほか、江戸時代には遊女が起請文として使うなど、広く庶民の間に親しまれてきました。太閤秀吉は諸国大名との誓約に、熊野速玉大社の熊野牛王を使いました。

--------------------------------------------------------------------------

http://kumanohayatama.jp/?page_id=4より引用

人生甦りの熊野詣で

自然信仰を原点に神社神道へと展開していく熊野信仰は、六世紀に仏教が伝わると早くから神仏習合が進み、「熊野権現信仰」が全国に広まっていきます。「権現」とは、神が権り(仮)に姿を仏に変え、衆生を救うために現れるという意味で、過去・現在・未来を救済する霊場として熊野は広く人々に受け入れられていきます。
さらに、強者弱者、地位や善悪、信不信を問わず、別け隔てなく救いを垂れる神仏として崇敬され、人々は難行を覚悟で、熊野をめざし、「蟻の熊野詣で」の諺も生まれました。
熊野古道は、滅罪と救いを求めて難行を続ける人々がつけた命の道です。険しい山路を越えてやっとのことで宝前に辿り着いた人々は、皆涙に咽んだといいます。そして、熊野の神にお仕えする私達の祖先は、たとえ参詣者のわらじが雨で濡れていてもそのまま温かく拝殿に迎え入れました。これを「濡れわら沓の入堂」といい、熊野速玉大社の社訓になっています。
美しい感激の涙で心が洗われ、自分本来の姿を取り戻す旅・・・。熊野は生きる力を、もう一度受け取りに来るところなのです。命がけの旅は、私達が生まれた時に持っていたはずの純真なこころと姿を取り戻す試練の旅でもあったのでしょう。
難行苦行の果てにあるもの・・・それは、迷わず人生の再出発を踏み出すための勇気と覚悟の加護にほかなりません。熊野速玉大社が「甦りの地」といわれる本意は、正にここにあります。

-----------------------ー-------------------------------------ー----------

http://kumanohayatama.jp/?page_id=20より引用
熊野曼荼羅の絵解き

熊野速玉大社では、かつて熊野比丘尼(びくに)が全国を巡り、熊野信仰を説いて歩いたという『熊野観心十界曼荼羅』の
絵解きを行っております。

地獄・極楽いずれに行くかは現世の罪次第・・・。
絵解きを受けて豊かな熊野詣の旅を!

初穂料500円
-------------------------------------------------------------------------

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする