畑の石垣にマムシ君が住んでいる。
怖くて畑仕事ができない。
自分で捕まえて別の場所に移動させられるようであれば怖いとは思わない。
何も危害を加えなければ襲ってくることはないとは知っている。
しかし音もなく近づいて来ているような気がしてしまうし畑仕事そのものが彼の機嫌を損ねたらと思うと、やはり怖い。
役場に行ってみた。
「ああマムシね」事も無げに言う。
「捕っていただくことはできますか?」と聞くと
「ああ。ワシでも捕れるけど。消防でやるんじゃないかな」と言って消防に連絡してくれた。
2人の若い消防隊員とその上司が現れた。
「これは役場の仕事だと思います。噛まれた後は我々が担当します」
ということだった。
「噛まれた後は、よろしくお願いします」と言っておいた。
「じゃあ森林組合に連絡してみるか」と役場職員。
「いや、けっこうです。自分で何とかしますので。お騒がせしました」と言って退散してきた。
役場がマムシ退治のために出かけていくことは無いそうだ。
だいたいがマムシを初めとして、いろいろな動物に慣れている人達なので、このような要望が役場に持ち込まれたことが無かったということだった。
たいていの場合地域にマムシを平気で捕れる人が居て、その人が処理してくれているのだという。
あとは放っておく。つまり共存する。
これがイチバンなのだけれど、他人が噛まれてしまうことを考えると私の責任で何とかしたいとも思う。
どうしたものやら。
怖くて畑仕事ができない。
自分で捕まえて別の場所に移動させられるようであれば怖いとは思わない。
何も危害を加えなければ襲ってくることはないとは知っている。
しかし音もなく近づいて来ているような気がしてしまうし畑仕事そのものが彼の機嫌を損ねたらと思うと、やはり怖い。
役場に行ってみた。
「ああマムシね」事も無げに言う。
「捕っていただくことはできますか?」と聞くと
「ああ。ワシでも捕れるけど。消防でやるんじゃないかな」と言って消防に連絡してくれた。
2人の若い消防隊員とその上司が現れた。
「これは役場の仕事だと思います。噛まれた後は我々が担当します」
ということだった。
「噛まれた後は、よろしくお願いします」と言っておいた。
「じゃあ森林組合に連絡してみるか」と役場職員。
「いや、けっこうです。自分で何とかしますので。お騒がせしました」と言って退散してきた。
役場がマムシ退治のために出かけていくことは無いそうだ。
だいたいがマムシを初めとして、いろいろな動物に慣れている人達なので、このような要望が役場に持ち込まれたことが無かったということだった。
たいていの場合地域にマムシを平気で捕れる人が居て、その人が処理してくれているのだという。
あとは放っておく。つまり共存する。
これがイチバンなのだけれど、他人が噛まれてしまうことを考えると私の責任で何とかしたいとも思う。
どうしたものやら。