家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

講師は関根俊一氏

2014-08-08 16:35:40 | Weblog
葬式に出席すること。

旅行で寺を見て回ること。

大仏をはじめ有名な仏像があることは知っている。

数人の坊さんが友達だ。

この程度のかかわり合いで普段仏教のことを考えたことはない。

今回は「魅惑の十一面観音巡礼」という題だ。

仏像が経典に基づいて作られていることも知らなかったし細かな作り方の指図があることも初耳だった。

確かに、いくつかの十一面観音の写真を見ると、中に右手に数珠を持っているものがある。

それは十一面神呪心経に書かれた通りだということが分かる。

「ほほう。なーるほどね」と興味が湧く。

さらに十一面観音が伝播する際お経がバージョンアップしていくことも知った。

その経の中で薬の効能書きのように「これこれの場合は、これが効く」ということも書かれているとか。

信者獲得のためと患者獲得のためが、よく似ている。

仏教がヒンドゥー教と深く結びついていることも知った。

インド発祥の仏教は深くヒンドゥー教の影響を受け、あるいは利用する。

ヒンドゥー教から仏教に改宗させるということもあったという。

学問としての仏教も、やはり私には関係ないが「今日は急激に知識が増えた」と実感した。

知識が増えることは、おおいに気分が良い。

「このノリで今夜のビールを迎えられる」

所詮こんなもんだと自身を知る。