家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

妻の旅行と私の食事

2010-02-28 10:12:11 | Weblog
昨日妻の通う藍染め教室の近くでランチした。

天丼と刺身セットだ。

アサリの味噌汁が、のどに沁みた。

店の窓から見える魚市場と浜名湖。

食事の美味しさにプラスアルファーだ。

妻は友人と熱海1泊旅行に出た。

いつも家を空けるときに気になるのは私の食べ物らしい。

昨日は、その為のランチだったのかもしれない。

ランチの帰りには海産物店で妻は食べないシラスを買ってくれた。

明日の夕方には帰宅するので一緒に食事をとらないのは4回のみ。

今日の昼と夜。

明日の朝と昼。

食べ物に頓着しない私。

私の食べ物を気にする妻。

朝夕の食事は自宅でとり昼食は出先で済ます。

すると今日の昼と明日の昼が問題だ。

今日は午後から吹き矢があり歯を磨いてから出たいので近所の食堂で食べる。

明日は春野だからコンビニ弁当かな。

COCO壱番屋のカレーもこういう機会に食べてみたいと思っているが。

まぁ何でもいいや。考えることすらメンドウだ。


電燈器具修理

2010-02-27 10:48:45 | Weblog
4個点灯している居間の電灯の一つが突然「パッ」と消えた。

残りの電灯の明るさで過ごせるが、やはり暗い。

翌日の昼間電球を差し替えようとしたが、電球がうまく外れない。

骨董品の器具なので電球のネジ部分と器具のネジ部分がうまく外れてこないのだ。

「この際器具のネジ部分を交換しよう」と決めた。

以前も一度取り替えた経験があるので手順は分かっている。

ネジ部分を取り出すための新品の電燈器具を購入してきた。

レセプタクルというらしい218円の物。

これはプラスチックの本体にビスでネジ部分が留まっているので簡単に外れた。

旧器具のネジ部分を外してみた。

何とネジ位置が全く同じで穴径もピッタリ同じであった。

なんの加工を施すこともなく、そのまま取り付けた。

旧器具に使われているネジ部分はシルバー色で今回は銅色だ。

素材の違いはあるが骨董価値を落とすわけでもないであろうし外見では分からないからOKだ。

元の位置に器具全体を取り付けてスイッチを入れた。

「点いた」嬉しい。

この嬉しさは新品ばかりを使っている人には分からないかもしれない。



小出隆司氏講演会

2010-02-22 09:05:36 | Weblog
いつも吹き矢で利用させてもらっている磐田市ふれあい会館で講演会があった。

講師を見ると小出隆司氏となっている。

即座に出席を決めた。

小出氏は私の高校の同級生なのだ。

静岡県手をつなぐ育成会会長    静岡県人権会議委員   

彼には自閉症の娘さんがあり、その関係でこの世界とのつながりを持ったという。

講演を聞く前から彼が適任であると確信を持っていた。

それは私たちが高校生の時に遡る。

彼は野球部で昼休みにグランド整備があるため2時間目か3時間目が終わると弁当を食う。

通称「早弁」である。

それを私が少し食べさせてもらっていた。

母が忙しいという理由で弁当を作る余裕が無く私は弁当に憧れに近い感情を持っていた。

小出君は別のクラスになった私に快くつまみ食いを許してくれていた。

今でもそのシーンは鮮やかに私の記憶に残っている。

たかが弁当だが、そのおかげでという気持ちが私の中にある。

彼が人権に関するリーダーとして適任だと思ったのは彼の「受け入れるやさしさ」を身を持って知っている私にすれば当然のことであった。

講演では彼の実際に起こった体験を元にゆったりと数字を交えて話してくれた。

試行錯誤の毎日を語る彼は落ち着いている。

悲痛は既に通り越しているから涙無く聞くことができる。

だがやはり経験を語るから説得力がある。

医療の問題   家庭の問題   学校の問題   地域の問題

今の世の中問題は山積みであることが分かる。

だが彼の使った印象的な言葉でもある「希望」というものの大切さ感じた。

希望という言葉の大きさやしぶとさが実感できた。

やさしくしたたかに希望を持とうと思う。


天竜川河川整備

2010-02-21 10:18:59 | Weblog
私の前を6台の色とりどりのダンプカーが整然と列を成して走っている。

法規通りの大人しい運転だ。

荷台の見やすいところに国土交通省のステッカーが貼られている。

ナンバープレートは、様々なところから人が集まっていることを示している。

私は天竜川の堤防を三日に一度は通っている。

河口から約20キロ辺りで進行方向を変えるが、それまでの河川敷は全てきれいに整備されるようだ。

堤防には赤白の旗を持った老年指導員がダンプと一般者の交通整理をしている。

道路は白く色づきホコリっぽくなった。

水撒き車が道路に出て行く前のダンプカーの通り道に水を撒く。

また河川敷にはユンボやブルドーザーが活躍している姿が目立つ。

仮設の箱のような家が置かれているのは昼食などを、そこでとるためなのか。

運動場や公園にしてあるところ以外の全てをきれいにしているようだ。

樹木の伐採をしている場所で見てみたら6台のユンボが同時に活動していた。

中州にまでユンボが入り込み木の根を土ごと持ち上げては根と土をふるい分けている。

河川敷には定番の野球グラウンドやゲートボール場サッカー場また模型のヘリを飛ばすヘリポートもあったし本物のグライダー用の飛行場もある。

マーチングバンドの練習もよく見かけるしフリスビー犬の訓練も見る。

土日には早代わりしてバーベキュー場にもなっている。

それらを、もっと増やそうというのか。

それとも台風や大地震など大規模災害への備えなのか、それとも少なくなった公共事業の埋め合わせなのか。

この3年で二度ほど目撃した放火された枯れ木もすっかり平地に均された。

この工事で困るのは巣作りしていたタヌキや野鳥かな。

タヌキの交通事故を多く目撃するのは関連があるのかもしれない。

河川敷には野生動物以外にも住んでいる。

人間だ。

ブルーシートのマイホームが4軒ほど軒を連ねている場所もある。

軽トラックが停まっていることもあったから、そこから出勤しているのだろう。

今のところ、それらは工事の対象外になっているらしい。

ブルーシートの囲いと、その周りの私物だけは、まだ手付けずで残されている。

ただロープで囲われているから、もう住んではいないと思われる。

この事業で「コンクリートから人へ」と言った鳩山首相の言葉が思い出された。

「コンクリートから」の意味も「人へ」の意味も全く違うと思うが。

エコポイント受け取り

2010-02-19 08:23:09 | Weblog
昨年末冷蔵庫の故障でバタバタした。

エコポイントというおまけが新品を購入した方と旧冷蔵庫のリサイクルの両方に付く。

その手続きをしたのは年が明けて正月4日のことだった。

インターネットで書き込みした申請書をプリントしてそれにリサイクル券や領収書を添付して封書で送った。

文字の書き込み指定が多く、またどの商品にするのか迷った。

何度も申請書をやり直しし、なにやらメンドウな手続きだった。

「もう止めた」と言って投げ出すのを待っているのかと疑いたくなった記憶が残っている。

この1ヶ月半申請したことすらすっかり忘れていた。

無事に「エコポイント交換商品」が届いた。

重要書類在中というヤマト運輸のボール紙で作られた袋に入っていた。

送り主は、商品販売元だった。

新品冷蔵庫分は6000円分リサイクル分で5000円分だ。

近所で使うことのできるベイシアグループ商品券にしておいたのだ。

カインズホームやワークマンは主に私そしてベイシアでは妻が利用し易い。

トイレ用砂もカインズホームで買うから麿君にも恩恵が伝わる。

これらの店では現金でおつりが出るというから細かくなったお金も無駄が無い。

ただいろいろな店でポイントをもらいETCでもポイントを利用しているがエコポイントがいちばんメンドウだった。


白内障手術

2010-02-18 08:33:23 | Weblog
先日友人が白内障の手術を受けた。

そしてまたもう1人今月中に手術を受ける。

白内障をいう病気が自分の身近にあるということが分かる。

私の母は82歳で眼科にも通っているが白内障の手術をした方が良いとは言われていないから誰でもが必ず手術を必要とするようでもないらしい。

すでに受け終わった友人は、まだプロテクターのメガネをかけている。

また、まだ片目が充血している。

「最近やたら眩しくて視力も落ちたし」ということで眼科を受診した。

まさかこの年でという診断を受けた。

「白内障」であった。

車の運転に支障が出て、さりとて車無しでは生活できない。

手術を受け入れるしか手はなかった。

また医師の言ってくれた「感激しますよ」が背中を押してくれたという。

入院した割には手術時間は、とても短かいものだった。

目の中に器具が入るということを考えすぎてしまって手術直前は緊張の極致だったらしい。

「どう?終わってみて」と聞いてみた。

「目が良くなっただけでなく頭が良くなった感じがする」と言った。

それはすごいなぁと感じた。

気付かないうちに進行する当たり前の老化現象。

新たに生まれかえったというほどの気分になるようだから、いつか自分の番が来たら、むしろ嬉しく思うかもしれない。


本物の先生

2010-02-17 11:40:18 | Weblog
陶芸家の友人は今、週に3回ほど講師になる。

近所に出来た高校の美術の授業の一環として陶芸を教えに行っているのだ。

スケジュールは学校に合わせなくてはならないから自分の生活が苦しくなることは必至である。

陶芸は机上の論理ではない。

写真やビデオを見ても理解した気になるだけだ。

実際の指導ならどの角度からでも見ることが出来る。

土に触って造形しようとすると、これが思ったようにはいかないというのが実際だ。

うまくいかない自分の作業を知ってから陶芸家の作業を見ると輝いて見えるのである。

「本物を見た」ということが分かる。

それを知ることが出来れば限られた時間しかない授業で覚える最大の目的が達せられるような気がする。

「努力」の上に絶対的に君臨する「才能」というものを知るほどの時間がないのは残念だが。

また更に才能があっても窯から出してみなければ分からないという世界が陶芸だ。

でも学校という所は、がっかりさせる場所ではないから細かな部分については卒業後に知ればよい。

出会いを持てた生徒たちは幸運である。

その幸運に気付いた生徒は、さらに幸運である。


カメラマンの要らないカメラ

2010-02-16 08:32:50 | Weblog
カメラマンのいらないカメラというものを知った。

テーブルを囲んで楽しくワイワイガヤガヤやっている中で静かに仕事をこなす。

ソニーのインテリジェントパンチルターという物に装着したソニー製デジカメ。

自分で人の顔を探して構図を決めてシャッターを押す。

「カシャ ジーンとズームして カシャ」何枚か撮ったら次の人に移る。

顔認識  笑顔認識  素晴らしい機能だ。

カメラに仕組まれているプログラムによりインテリジェントパンチルターが動き両者の協力体制で写真というものを合作する。

カメラというより、その動きからいってロボットと言っても言い過ぎではないぐらいだ。

向かい側の人物を撮っているときカメラの裏側のモニターを見た。

すごい仕事をしている。

私よりさすがに上手だ。

レンズが私のところに回ってきて停まった。

アングルや構図を探っている。

アレコレポーズを決め迷いコップを持ったり手を上げたりしていたらパスされた。

「あきれてしまったのかな?」

私が機械を混乱させようと思ったのに機械の方が私を捨てた感じだ。

「ユーモアの無い奴は話が通じない」と大人気なく少し憤慨した。

値段を聞いて驚いた。

「ヤッスーイ」

いろいろな場面で使えそうだ。

だが気をつけないと酔っ払っているとんでもない姿を撮られそうだ。

人間じゃないから気を許している。

とたんにパシャっとやられる。

自分でセットした隠し撮りみたいなものだ。

マァ自分の赤裸々な姿を見るのもいいか。

デモ想像していなかった自分を知って自己嫌悪におちいる可能性もあるかな?




富士箱根伊豆車狂クラブミーティング

2010-02-15 10:07:59 | Weblog
土曜日の浜松はポカポカ陽気で少し暑いくらいであった。

モーガンで出かけるには最高の日和だった。

それでも高速道路を走るのでジャケットは着て出た。

走り始めてすぐに雲が厚くなり寒くなった。

トイレを済ませて厚手のジャケットに着替えた。

沼津で雨が降り出してきた。

外してあったワイパーを取り付け簡単な屋根を付けて走った。

中伊豆にある旅館月ヶ瀬に到着した時にはモーガンにシートを被せておいたほうがよさそうだと判断した。

今日の集まりには高橋国光氏がゲストでいらっしゃった。

あまりレースに詳しくない、というよりほとんど知らない私でも知っている有名人だ。

私以外は皆さん高橋氏のことは本人以上によく知っている感じで私には少し場違いのような、もったいないような話だった。

私の関心はレース内容とは関係のない彼の心の動きのようなものだ。

夕食時に質問をさせていただいた。

「レースで人と順位を争っているとき自信が必要だと思いますが自信過剰になってしまう限界というのはどんなときなのでしょうか?」

高橋氏は静かに

「人と争いません。自分の経験不足があったり読みが甘かったりすると失敗します」

と答えた。

どんな質問にも真剣に丁寧に答えられる姿は、時速300キロ超の世界で活躍していた人物とは思えないほどクールであった。

事故を起こした選手を優勝直前であったにもかかわらず車を停止させて救出しに行ったという逸話があるらしい。

己のみの孤独な世界にいても常にレースという仲間の中にいるという冷静さを欠かさない。

コンマ何秒の世界で自分と戦ってきた偉人のすごさが垣間見えた。

数々残した結果は彼が本物である事を証明している。

だが何の結果も出していない誰にでも才能があり、それを見つけ出すのは運だと言って我々を慰めてくれた。

彼のことを予習していかなかった自分を恥ずかしく思った。


ファイヤースチールで着火

2010-02-12 08:33:52 | Weblog
友人宅にファイヤースチールを見せにいった。

彼は初めて目にしたようだ。

私が火花を出して見せた。

「へえー。こんなのがあるの」と言って、すぐに手にとって見た。

そして何回か火花を出してみていた。

妻や彼の奥さんはテーブルが焦げないかと心配した。

「鉄粉が飛んでいるだけだからヤケドもしないよ」と答えた。

「昔から火打石ってあるよね」という話になった。

「銭形平次が出かけるときに、おかみさんがカチッカチッとやってオマジナイをしたやつだよ」なんて見てきた風なことを言って笑いあった。

話がそちらに向いているとき彼はティッシュを丸めて、そこに火花を振りかけていた。

「ほら少し焼けたよ」と言う。

「どれ」と言って私もやってみたが少しの焦げ目は出来るが着火する様子はない。

再び友人が始めた。

今度は勢いよく、そして何度も続けざまに行った。

するとどうだろうティッシュに小さな火が生まれたではないか。

火は見る間に大きくなりティッシュ全体に回った。

ティッシュが燃え尽きるのに大した時間はかからなかった。

「おおー。やれるんだ。ティッシュでいいんだね」

でも、もっと着火性を上げるために炭の粉を塗してみようと思う。

また天然素材そのままでいける物をも探そうと思っている。