家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

防水スプレー

2008-11-30 08:49:55 | Weblog
先日雨の日にモーガンに乗って気付いたことがあった。

自作のトップで走った場合、雨はほとんど影響ない。

しかしある程度長い間駐車しておくとトップの布に雨が染みてポタポタと雨だれが落下してくることとなる。

これはなんとかせねばと考えて思いついたのは防水スプレー。

「シュー」とひと吹きしておいた。

「これで本当に雨が染みこまない?」 疑いを拭いきれずに終了した。

純正のトップを着ければ雨については問題ないのだが。

それはそれで、いろいろと不都合が出てくる。

というわけで自作トップにこだわるわけである。

果たしてこのスプレーが正解だったかどうかは今後のことになる。

雨は避けるので、その結果が出るのは当分先のことと想像する。

もしくは雨は降らず結果が出ないことをイチバン期待する。

シジュウカラとモズとヒヨドリ

2008-11-29 09:30:13 | Weblog
サクラの木にシジュウカラがやって来た。

ほぼ同時にモズもやって来た。

すぐ後からヒヨドリも来た。

「ほお。3種類の鳥が1本の木に、めずらしい」

などと思いながらボーッと見ていた。

するとモズがピョンピョンと軽やかに上の枝に上がっていった。

ヒヨドリは仲間が呼びに来たらしく慌ただしく飛び立って空中でその仲間と合流して近くの竹林に飛び込んだ。

シジュウカラが飛び立った。

瞬間遅れてモズが飛び立ちシジュウカラを後ろから襲った。

「バッ」という音が聞こえた。

5メートル離れていてもはっきり聞こえた。

シジュウカラは元の木に戻った。

モズはどこかに消えた。

けたたましく鳴いていたヒヨドリの声も消えていた。

シジュウカラは枝に留まって動かない。

私も辛抱強く見ていた。

5分経っても依然とそこに立ち止まっている。

シジュウカラは身体に怪我をしたようでもない。

仲間のシジュウカラが呼びに来た。

だがそのシジュウカラは動けない。

首から上は活発に動いているが足が枝にしがみついたままだ。

10分が経過した。

サクラの木の下に車がやって来た。

それをきっかけにシジュウカラが動いた。

「やれやれ無事だ」

私もやっと動けるようになった。

墓参りにて

2008-11-27 08:55:43 | Weblog
風もなく暖かい日。

墓参り日和だった。

最近は市も財政難だからか墓の周りの手入れがずさんになった。

自分でツゲの木の手入れをして草取りをした。

「おばあちゃんは、きっとあなただけを見守っているような気がする」
妻が突然言った。

「そうかー?」と私も答えはしたが確かにそうかもしれないという感じはしている。

母親が自分の夫に対して強い好意を持っているというのは娘にしてみると複雑な感情であろう。

だが妻は母親のシアワセを考えて私に「ありがとう」を言う。

「オレがシアワセなんだよ」と言い返す。

市営の霊園に妻の両親と私の父の墓がある。

「千の風になって」の歌詞じゃないけど、みんな春野に行っている気がしている。

留守になった墓をきれいにした。

この人のために

2008-11-26 09:20:08 | Weblog
友人からメールが来た。

家具屋さんで楽器も作っていて「その店のご主人にリュートを弾いてもらいました」と書かれてあった。

私はそれを読んで同じような経験を思い出した。

ベーゼンドルファーのピアノショールームに行ったとき、そこの調律師が弾き比べをしてくれたのだ。

ピアニストではないから音楽演奏としたら、たいしたことはなかった。

置かれているそれぞれのピアノの音色の違いを聞かせてくれるために弾いてくれた。

それは私一人に対して弾いてくれたものであり、その気持ちは伝わってきた。

粗野な弾き方に感じたフォーレのシチリアーノ。

心に残る曲となった。

電熱器

2008-11-25 08:47:25 | Weblog
電熱器を二つ購入した。

椅子に敷けばお尻と腿が温かい電気ミニマット。

それはそれは気持ちが良い。

パソコンに向かう時間や机を使う時間がけっこう長いので重宝する。

値段は1780円。

もう一つは電気かけしき毛布。

寝るとき寒いとか冷たいとか、ほとんど感じないのだが少し風邪気味だったりすると、なかなか自力では温まりにくい。

年々自己発熱力が低下していることも実感しているし。

まあ3980円と安価だし備えあれば憂いなし。

布団に入ったとき「今まで誰かがこの中に入っていたのか」と思える程度のぬくもりがあった。

少し気持ち悪かった。

もう少し時間を置いてから布団に入ればよかった。

夫婦で火遊び

2008-11-24 09:06:46 | Weblog
春野の家に到着すると庭から道路から落ち葉で埋め尽くされていた。

「よし。火を焚こう」

夫婦で即決定。

つい先日までは水で遊ぶのが気持ち良かったのに今度は火だ。

妻は落ち葉を掃き集めてくる。

私は火の番。

せっかく炎が上がりだしたのに次の葉っぱを被せてしまうので再び煙が立ち込める。

家の中からはヴィヴァルディのリコーダー協奏曲が聞こえる。

音と煙の渦の中で私は火バサミで指揮をする。

落ち葉の焼ける匂いが心地よい。

煙でむせた後、涙がにじむ眼に炎が鮮烈に輝く。

落ち葉焚きは楽しい。

火と遊ぶ。

人間でよかった。

5本指の靴下

2008-11-21 09:03:52 | Weblog
吹き矢の月例会があった。

賞品を開けてみたら5本指の靴下だった。

私は履かない。

母が履いているのを知っていたので届けた。

今朝になって母からメールが来た。

「おはよう昨日は靴下有り難う」

私は賞品でもらったことやサイズも見ていないことを返信した。

「大切に履きます」という返事が来た。

泣いています私今。

ツルウメモドキ

2008-11-19 08:28:40 | Weblog
近所の人からもらったツルウメモドキを玄関灯に引っ掛けた。

玄関の中に入るのに邪魔にならないよう少し切ったが、ほぼ原型のままにした。

伸びやかな枝と固まって実る赤い実がとてもきれいだ。

夜電燈を灯すと明暗がはっきり現れて、これまたいい感じになる。

去年はヒヨドリが実を全て食べてしまった。

今年はどうなのだろう。

いつまでも赤い実を見ていたいし食べられてしまうのも良いなと思っている。

E 202

2008-11-18 09:01:17 | Weblog
地デジの中継基地が秋葉山にできた。

その基地から電波を送る範囲に春野の我が家も、かろうじて入っているようだ。

「アンテナの向きを変えればバッチリ入るかもしれませんよ」と友人は言う。

一念発起してポールの先端のアンテナの向きを変更することにした。

ポールには、上からUHF VHF BS の順で3個のアンテナが付いている。

UHFのアンテナを動かさなくてはならない。

ちょっと手が届きそうもないので、その3個が取り付けてあるパイプごと動かすことにした。

初めに今の位置をマジックで書きとめた。

2箇所6個で留めてあるボルトを少し緩めた。

全体を動かしてみたが重いしコードが絡んでいてうまく動かない。

すぐにあきらめてボルトを締めなおしてハシゴから降りた。

さてテレビをつけてみるとBSが映らない。

E202というコードが映るのみだ。

急いで取扱説明書を取り出して読む。

だがE202というコードの説明書きは存在しない。

帰宅してネットで調べた。

「こうしたら直った」という書き込みを見て、やってみることにした。

だが全く映らない。

E202という文字が悲しく表示されている。

アナログの粗雑な画面を悔しく眺めた。

東芝に連絡すると「機械の故障ではなく電波を受けていないということです」と言う。

次にTVを買ったイオンに行って聞いてみた。

「アンテナがずれてしまったような気がします」と言った。

「パラボラアンテナというのは、そんなに繊細なのですか?ずれたといってもアンテナを止めてあるポールが最大3ミリ下にずれただけなんですけど」と説明した。

「やはりアンテナしかないような気がします」と言った。

知り合いの電気屋さんに話してみた。

「まずはアンテナがちゃんと電波を受けているかどうかを調べて、それからだなぁ」と尤もな答えをして「これ持ってってやってみな」と言われてBSピークメーターなる機械を渡された。

再びポールに上った。

顔や頭に付くクモの巣を注意深く取り除く。

地上4メーターの位置での作業なのでクモの巣の気持ち悪さを感じる余裕は失せていた。

パラボラアンテナの先端から出ているコードを外してBSピークメーターにつなぐ。

両手を使うしか方法はない。

恐さを乗り越えないと作業は進まない。

BSピークメーターのスイッチを入れてアンテナが電波を受けているかどうかを調べた。

BSピークメーターの針は微動だにしない。

パラボラアンテナを留めてあるビスを緩めてアンテナの位置を変えてみた。

仰角はそのままに左右の位置を変えてみた。

「やった!!!!」

メーターの針がメーターを振り切った。

そこで固定してハシゴから降りた。

部屋に戻ってBS放送を付けてみた。

ちゃんと見られた。

鮮明な画像を受信していた。

あれこれいじっているうちに今まで映らなかったTBSとNHK第2も映るようになった。

怪我の功名だ。

でも地デジが映るかどうかはまだ確認していない。

近いうちに再びポールの登ることが決まっている。

もうドキドキしてきた。

それほど高い場所は苦手なのだ。

英国車の集まり

2008-11-17 19:33:08 | Weblog
M氏から誘われてAlbionDay(地元の英国車の会)に参加した。

私がモーガンを買う前に世話になった人が所属しているので久しぶりに会いたかったこともある。

ジョーホンダ氏にそれぞれ車とオーナーの姿を撮影してもらった後ジョーホンダ氏の講演を聞いた。

F1を長年撮り続けてきた彼の話には説得力があった。

皮肉にも写真には写らない裏話が面白かった。

F1とマフィア  自動車会社とスポンサー それらに関わる金。

またドライバーは表向き紳士、性格は野蛮などなど。

私は、いつもながら車よりも人物に興味を持つ。

ジョーホンダ氏をはじめ癖のありそうな人物が集まっていた。

活き活きしてくる自分を覚めた自分が観察している。

雨なのにモーガンを車庫から出したのは初めてだった。

一夜明けて今日は晴天だった。

昨日の楽しさを思い出しながら洗車した。

思いがけない所が雨漏りしていた。

モーガンらしいや。