家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

恒例餅つき

2009-12-31 09:37:32 | Weblog
恒例となっている餅つきに参加させてもらった。

1年ぶりに顔を合わせる人が多い中で子供の成長には驚くものがある。

去年とは全く変わっているからだ。

私を含めて年寄り組は、ほとんど変わりない。

今回は残念ながら腰を痛めていたため作業は全くしなかった。

ただボーッと立ち続けているのも意外と疲れるものだ。

何度か「少しだけ搗いてみるかな?」という誘惑に襲われたが

「いやいやいかん。正月に寝ているのはイヤだ」と思いとどまった。

さて今回は餅にユカリを混ぜた物が作られた。

食してみると塩気酸味が程よく香も良かった。

海苔に巻いて食べれば最高だと感じた。

餅つきが終了すると屋内でコンサート。

コーヒー紅茶ケーキ数種、酒飲みには新酒に炭火であぶったアタリメなどが振舞われた。

妻が「私が運転するから飲んでいいよ」と言ってくれたが前日忘年会に出席して少し飲み過ぎていたので自主規制した。

今回はリコーダーのデュオだ。

共同作業のあとの疲労は柔らかな笛の音によって、きれいに洗い流される感じがした。

ここには老若男女それぞれの居場所があり遊び場がある。

年末ここに来ると今年という時間の過ごし方が楽しかったと思えるようになって、その年を締めくくる。

暖かい薪ストーブの周りに集う人たちとの交流がエネルギーを生み出しているに違いない。

酔っ払って私の妻に「泊まってくか?」と聞いた主宰K氏に感謝している。

もちろん妻は断り私は彼にお金を請求した。

冷蔵庫購入

2009-12-28 09:39:25 | Weblog
今月初めに冷蔵庫の調子が悪くなり電源を落としたら再び正常に作動するようになった。

ところがそれは長続きせず、またまた冷蔵庫の室温が上がりだした。

たぶん、また電源を落としてみれば正常に作動し始めるのだろう。

で、また壊れる。

つまりこれは冷蔵庫の寿命であると判断した。

新聞に入って来た大手家電屋のチラシを数枚見て比較検討し直接行って観察した。

我が家は2階で生活しているため冷蔵庫を2階に上げる必要がある。

で、その階段が曲がっているし1箇所狭いので選ぶことの出来る大きさが決まってくる。

「これしかないな」と決断した。

数日経過して男が運び込みの様子を見に来た。

メジャーを出していろいろな箇所を測っては唸る。

「うーん。ギリギリですね。ここを下りるとなると、もう1人必要になってしまいます」と言う。

もう1人追加するとは3150円が上乗せになるという意味だ。

怪我でもされたら困るので「いいよ」と即断した。

運び込み当日私は用事があって外出していた。

妻から「順調に進み帰った」というメールが来た。

朝から2階の部屋のドアを外し階段の手すりを外し全ての邪魔物を外しておいた。

また古い冷蔵庫をどけて下をきれいに掃除しておいた。

今月は生活必需品としての冷蔵庫の役割をしっかり感じた。

内容物を別の冷蔵庫に移したり、また無理に食べてしまったりした。

新しい冷蔵庫は以前の物よりいちだんと小さいが働きは大きいことを理解している。

あとはエコポイントなるものを申請するだけだ。


棟修理

2009-12-27 09:10:38 | Weblog
最近晴れが続いていたにもかかわらず雨漏りのように屋根裏が濡れていた。

拭きとってしばらくすると今度はポタポタと音を立てて落ちてきた。

これは雨漏りではないなと確信した。

屋根の上には棟(むね)がある。

瓦を両側から乗せてきて最後に左右の瓦の合う部分に棟を被せて最終処理する。

この棟は雨除けだけでなく結露防止としても、その役割を担っている。

この棟を疑った。

棟をはがしてみた。

留めてある釘を抜いてもはがれてこない。

無理やりはがして原因が分かった。

棟を留めるための板がシリコンで留まっているのだが、そのシリコンが棟トタンにピッタリ接着しているのだ。

シリコンが完全に乾く前に棟トタンを貼ったらしい。

これでは部屋の中の暖まった空気が抜けるわけがない。

その暖まった空気は外気の冷え込みによって結露する。

その結露が棟の中に溜まっていくというわけだ。

棟を元に戻した。

ちょうどその夜から翌朝にかけて雨が降った。

ハラハラしながら様子を見に行ってきた。

雨戸を開けて部屋に光を入れて、すぐに天井裏を見た。

カラカラに乾燥していた。

「やれやれ」これである程度湿気が抜ける。

ただ毎日窓を開けるわけではないので別の処置が必要だと考えている。

棟換気といって特殊な棟を取り付けるか換気扇を回しっ放しにするか。

金の掛からない、ちょっとしたアイデアはないものか。

出合った忘年会

2009-12-21 09:18:58 | Weblog
友人宅に届け物をしながら遊びにいった。

「今夜ホタテだよ」と告げられた。

友人の友人が(つまり私も友人)毎年送られてくるホタテを食べさせてくれる。

丁度その日だった。

即決した。

「待ってる」

妻は台所に入り調理の手伝いをした。

私は友人が炭を熾すのをコタツで見ていた。

友人一家が来た。

夫婦と長男と青森恐山から来たホタテと松阪牛と開運の古酒。

さすがにこの一家は見るからに健康そうな顔つきだ。

下仁田ネギなどを入れてスキ焼の鍋があり片方はホタテの炭火焼がある。

また喉は土井酒造の開運吟醸の古酒で潤す。

普段の節約食卓とはほど遠い贅の極みのような宴だ。

ここに居合わせることが出来た強運に感謝し

「運転して帰るから呑んでいいよ」と言ってくれた妻に感謝した。

生後2ヶ月の男の子を抱っこするという、ありがたいおまけもついた。

私の年になると子育ては既に過去のもので次なるDNA機構として孫が欲しくなる。

そんな動物的欲求も疑似体験して充たすという驚愕の偶然出席した忘年会であった。

これ以上を望むと罰が当たる、その寸前の瀬戸際の喜びを感じた。

陥没道路補修

2009-12-20 09:27:25 | Weblog
9日ぶりで春野に行った。

コンクリートの壁に一部亀裂が入り陥没していた道路枠がきれいに補修されていた。

皆が通る道路には違いないが、ここが崩落してしまったら隣接した我が家は直接窮地に立つことになる。

Y爺さんが「頼んどいたで」と言ったことを思い出した。

自宅への侵入路の一部を豪雨によって崩されてしまった家が近所にあり、その時ついでにこちらも頼んでくれたのは秋口だった。

Y爺さんは、その他にも崩れかけた道路部分を把握していて、それらを役所に頼んでくれていたのだ。

我が家の隣接箇所は優先順位では後になったが確実にやってもらえた。

一安心というところだ。

舗装の補修は、もう少し後になるようだ。

道路に赤いスプレーで 「  」マークが描いてあったから、その間をやり直すのだろう。

Nさんが「しばらく来なんだじゃん。風邪でもひいた?」と優しい言葉をかけて家に来た。

「いや腰を少し痛めましてね」と答えると

「気をつけてね」と言った。

「あげようと思ってただけど来やへんじゃん」と言って大きな袋を手渡してくれた。

中には白菜にブロッコリーに大根が入っていて重い。

わざわざ重い袋を提げて届けに来てくれてすぐに戻っていった。

地域の人たちにいろいろ守られているなと感じた。


屋上塗装

2009-12-19 09:20:35 | Weblog
あれが済んでからやろう。

これが終わらなければ出来ない。

出来ない理由は長く続いたが最近理由が途絶えた。

延び延びになっていた屋上塗装に着手した。

壁面を塗った後に床面も塗る予定だ。

まずは壁面からだが数日間晴れが続く時を待っていた。

先日高圧洗浄機で汚れは落としておいた。

窓にペンキが付着しないように養生する。

風が強いことは承知していたので予めウインドブレーカーを着込んだ。

帽子も被るが風で飛ばされないものを選んだ。

ビニールの付いたテープを貼っていく。

折りしも寒波の到来と強風にあおられて大変だった。

テープを貼っている矢先から外れていく。

少し貼ってはマスキングテープで固定していく。

隣接する小学校の運動場で子供たちが体育の授業をしている。

眺めている余裕はないが楽しそうな声が聞こえてきて若干の慰めになった。

だがそちらから吹き付ける風が凄じい。

ビニールは自然に開きバサバサと音を立てて抵抗する。

固定すると、嫌がらせのようにその他の部分が膨らみ固定された部分を剥がそうとする。

「とてもじゃないや。今日はこれまで」

延期の理由が簡単に生まれた。

「効率が良いときに」

暖かく風のないときは、しばらくないかもしれないが延期に決定した。


喪中につき

2009-12-16 10:06:33 | Weblog
妻が夕刊と一緒に手紙やチラシを持ってきて仕分けをしてくれた。

「あなたのものばかりよ」と言って手渡された。

夕刊を読む前にハガキに目を通した。

「喪中につき・・・・・」

最近この手のハガキがたくさん入ってくる。

先日「結婚しました」と伝えてきたばかりの人から続いて今度は「喪中につき」のハガキが来たこともある。

「はて、誰だっけ?」というものがあった。

差出人は女性で名前を見ても分からなかった。

だが住所を見たとき「ドキッ」とした。

小さな字で書かれた本文の中の故人の名前を見て愕然とした。

「ええーっ」

声が出てしまった。

蒼ざめている私に妻が「どなた?」と訊ねる。

「モーガンの・・・・・」と説明すると妻も思い出した。

なんとも早すぎる。

残念でならない。

M氏は能力の高い人だったしセンスも良かった。

彼のところに遊びに行きたいと思っていたが果たせなかった。

御冥福を祈るしかなくなってしまったことが悔しい。

忙しかった

2009-12-15 16:06:34 | Weblog
朝から忙しく行動した。

あれを捨ててからそれを購入して車に積み込み次の買い物を済ませて松月堂というパン屋に行った。

ここのパンは美味しいので我が家の食べる分だけでなく友人宅の分も購入した。

妻とレジのおばさんが二人で袋を抱えて出てきて車に積み込んだ。

「ここまで来たのなら」ということで別の友人から教わった農協の市に行った。

駐車場がかなり広いので気付かなかったが中に入ってみたら、すごい人の数だった。

妻の言うところでは「通常の半額という感覚」らしい。

私は店内をウロウロしていた。

よく見かけるシーンだが度を越した人を見つけた。

袋詰めされたニンジンを選んでいる。

30袋くらいは置いてあっただろうか。

そのおばさん、全てを手にとって比較して1袋を選んだ。

が、やめて別の物にした。

次の売り場でも、その方法は変えない。

既におばさんのカゴには3点ほど厳選された物が入っている。

この先も全て手にとっては迷い決断して元の物に戻すという彼女流の厳選をして行くに違いない。

今日中に帰れるのだろうか。

かたや妻を見ると即決で気持ちが良い。

さてあとはパンを友人に届けるだけだ。

その前に昼食をとる。

以前から入ってみたかった店に行った。

有名な「ソースカツ丼」を頼んだ。

ゴハンの上にキャベツが乗り、その上にカツが乗っている。

カツの衣はパリッとしている。

少し酸味のあるソースが上品だ。

暖かい物の間に置かれたキャベツが上下を結ぶ。

カツとキャベツを食べ、キャベツと飯を食べる。

カツがなくなるとソースキャベツ丼になるが、これでも美味しくいただけた。

ソースの量が適当で多すぎて飯とのバランスが濃くなるわけでもなく少なくて味なし飯になるわけでもなかった。

満足のいく800円であった。

友人宅に到着した。

私は彼に頼んであった筆(太い物細い物10本以上入って1000円)を受け取った。

彼らと楽しく長話をしたあと帰路で姉から頼まれていた「お灸」を購入した。

帰宅後筆とお灸を姉に届けた。

それから帰宅後、今度はヴィッツを点検に持って行った。

代車で帰宅して、やっと外に出る仕事は終了した。

「さて遊ぼうか」

麿君と追いかけっこして遊ぶ毎日の行動に入った。

ギックリの兆候

2009-12-13 07:06:38 | Weblog
朝食の支度をしている妻。

ストーブの前で火の入るのを待つ麿君。

私は新聞をとって来た。

ごく普通の我が家だった。

「あっ」

椅子に腰掛けようとした、そのとき腰に痛みが走った。

「どうした?」と妻が言う。

「いや何だろう」

もう一度そっと立ち上がって座ってみる。

ズキッと痛みが走った。

「寝て。そのまますぐ寝て。今日は中止」

妻がウンもスンもなく指示する。

今日は名古屋骨董祭に行くつもりであった。

もう一度ベッドに戻った。

1時間経過して「朝食食べられる?」の声で一旦起きた。

腰はいくぶん良くなっていた。

朝食後にまた寝た。

本を読み時間の経過を待つ。

麿君が部屋に来て文句ありげな声を出した。

いつもなら私のベッドで寝ているところなのだが今日は私がいる。

私に、はっきり分かる文句を言う口調だ。

「今日はお父さんが寝ていてボクは寝られない」とでも言うように出て行って妻に言っていた。

昼食後再び寝た。

一眠りしたらずいぶん回復した。

もう起きていても大丈夫だと思った。

妻と話をしていたら麿君がどこからかやってきて私のベッドに行き丸くなって寝た。

私の腰痛で妻も私も、そして麿君も予定が狂ってしまった。

だが一日を「棒に振った」という感覚よりも皆「のんびりした」感が強い。

妻は、やりかけのザブトンを縫い終えたし麿君は皆の居る安心感の中で眠った。

天錦

2009-12-12 10:43:19 | Weblog
モーガンO氏とランチした。

O氏の行きつけの天ぷら屋「天錦」に行った。

今日は雨降りだからなのか店の前に列はなく空いていた。

もちろん時間を遅くずらし13時ちょっと前に着いた。

入店早々おかみさんはO氏に向かって積もる話をし始めた。

オシボリが出て続いてお茶と漬物と箸が出る。

天ぷらの揚げ方を見ていると、うわさ通り油の中に手を入れている。

「へえー。これがそれか」

目の当たりにすると、まるで熱くないように映る。

箸袋には「食べるたのしみ 生きるよろこび」と書かれている。

食べることはイコール生きる喜びという考えの基に作ってくれるのだと分かった。

こんな私でも「生きるために食べるというより食べるために生きている」時くらいならあるよなと思う。

天丼が出てきて忘れないうちに写真を撮った。

味が写らないのが残念だ。

味噌汁を一口飲む。

「いやーアサリのダシが出ていて美味しい」

天ぷらは実にあっさりしている。

エビ ノリ 野菜 魚 などがゴハンの上に乗っていて上から順番に食べていくと下に卵の黄身の天ぷらが隠れていた。

壊さずに食べようとしたが少し傷ついて黄身があふれ出た。

しっとりした衣に張り付いたご飯とタレと中身がうまく融合していて美味しい。

少しあとから塩を振ったすり身の魚が出てくるのだが揚げたてはゴハンの上に乗っているものと少し感じが違って、これまた美味しい。

丼物は、あっという間に食べ終わってしまう。

急いだわけじゃないのに。

少し残念な気がした。

今度は大盛りにしようと思った。