家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

家の解体とネズミ

2018-09-28 10:20:27 | Weblog
我が家の一階で、とても小さなねずみの死骸を見つけた。

この家ができてから、いままでに我が家にネズミが出たということはなかった。

妻の母親を住まわせるつもりで設計した部屋なので台所もあれば畳とフローリングの両方ある。

その部屋は最初に長男が暮らし、長男が上京してからは次男が使った。

二人共いなくなってからは、大きな物置部屋の役割りとして利用していた。

我が家には猫がいる。

猫とはいっても二十歳なので、ほとんど一階には下ろさない。

調子が良い時には階段もスタスタ上がるのだが。

寝起きでヨタヨタしている姿を見ると「キケン」と感じてしまう。

だから我々が承知している時のみ一階に下ろしていた。

我々も一階で暮らしていないだけで、もちろん、その部屋を使っていないわけではない。

裏庭に出るときには、必ずそこを通過するし、ほぼ毎日利用している。

なぜネズミがいたか?

その原因らしきものはある。

近所の家を解体しているのだ。

そこは、おばあさんのひとり暮らしで晩年には二階にも上がらず病院に入ってからは3年以上留守になっていた。

やがておばあさんが亡くなると親戚の人が、その処分を任されたようだ。

その人が部屋や庭の手入れに来ると、ほどなく不動産屋の売りたしの看板が置かれるようになった。

解体する前に、そのまま売ろうとしたのだが古家付き土地を欲しがる人はいなかったようだ。

散発的に家具を処分したりし始めたから、ひょっとしたら、と思っていた。

案の定、解体を担当する企業からタオルと挨拶状が来て足場が組まれ始めた。

解体に伴って、そこに住んでいたネズミが逃げ出してきた、と推測する。

足場が組まれ、その足場にはネットが貼られている。

コの字型の足場から逃げ出そうとすると、通りを横切るしかない。

幸い通りは広くなく人通りも少ない。

解体工事が終わった夜ならゆっくり移動しても危なくない。

このような事例はたくさんあるらしいから、そう思ったのだ。

ただ何故死んでいたのか?は分からない。

またその他にも我が家に入り込んだのか?

ネズミ以外の動物が入ってきたのか?

とりあえずネズミ捕り用粘着シートを置いてみようと考えている。

やっぱパンクだったわ

2018-09-12 17:15:06 | Weblog
「パンクみたいだけどパンクじゃない」というブログを書いたばかりだ。

舌の根も乾かぬうちに「やっぱパンクだったわ」ということになった。

ネットで指摘してくれた詳しい御仁もいて「まずかったかなぁ」と思っていた矢先に答えが出た。

ムシ(バルブコア)を交換して1週間で再び空気が抜けていた。

自分で安価に修理することを前提に行動しているのでムシを交換してダメなら次どうする?

石鹸水をふりかけて目視でプワーンと膨らむ箇所はないか確認する。

やっては見たが状態は一切変わらず。

これからはプロの手に任せる。

タイヤ屋さんに持ち込んだ。

タイヤを外して水の中に入れる。

こんな大きな浮き輪を水の中に漬け込むのは怪力がいる。

だから、それ用の水槽にはタイヤを水の中に押し込む機械がついている。

水の中に押し込まれたタイヤを観察すると「ああ、ここから泡が出ていますね」と言われて「ホントだ」と言いながら写真を撮らせてもらった。

細かな泡が、止めどもなく浮き上がり水面をしばらく漂ってから消えた。

「当初ムシだと思って交換したのですが」というと「そうですね。ムシのことも多いですね」と私の行動を認めてくれた。

水から上げて穴を確認しているとき私は待合室に向かった。

待合室で待っているとタイヤの裏側にチョークで×印を点けて持ってきてくれた。

私が写真を撮りたいのだろうという心遣いだ。

「釘ですね、ここです」と教わった。

写真を撮りやすいように少しずらして置いてくれた。

×印の中央に小さな小さな釘が刺さっていた。

その後修理して完了。

「空気圧が低いまま走行してしまった跡が付いています」と説明を受けて「左右の見比べをしてみてください」と言われて、そのまま言われたようにしてみるとタイヤ接地面の角が異様に尽きていることが見て取れた。

だがタイヤの横面の症状については。いくら説明を受けても分からなかった。

今年の3月に車検を受けて、その際に前輪だけ新品にした。

半年経過したが、これでまだもう少しそのまま乗っていられるようだ。







水屋たんす

2018-09-10 17:39:54 | Weblog
水屋箪笥(みずやだんす)が我が家にある。

今住んでいる家を建築するにあたり、まずはこの水屋を購入した。

骨董屋さんの倉庫に置いておいてもらうことを条件に購入し建築に進んだ。

そして「この水屋に合う部屋は」というふうにデザインを進めていった。

もう30年以上前のことだ。

その後同じ水屋に出会ったことがある。

長野県小布施にある老舗の和菓子店舗だ。

入店すると真正面にドンと置かれていた。

本来なら、こういうところに置かれるべきタンスなのだなと感じた。

それも30年近く前の話だ。

ところがつい最近再び出会った。

妻の希望で北区にあるギャラリーに行った時だ。

店には服や小物、妻の好きなヤマブドウで編んだカゴなどが置かれている。

店自体が骨董の良い品で造られている。

聞けば店主が自作したところが多いらしい。

「見よう見まねでね」と謙遜する。

入口に蔵戸を使っていて、とても感じがいい。

私も自宅に蔵戸を使いたかったが骨董品というのは手に入るかどうかが分からない。

既に入手していないと設計の目処が立たない。

あきらめて現在の戸にした。

中に入ってまず目に付いたのは我が家と同じ水屋だった。

大きさはもちろん同じ素材で作りも全く同じだ。

ただ私は大枚はたいて購入したのだが店主はタダ同然で買ったという。

骨董品らしいな、と感じる。

だから「ああー。値段は言わないようにしてください」とお願いした。

いま満足しているのだが、やはりできたら安価に購入したいのは人の常。

「今この水屋は値が上がってね、○○万円くらいなんだって」というが私は、その倍くらいの値段で購入している。

店には展示の都合上2段重ねの上の部分だけ置いてあった。

私は、この大きさに惚れ込んだのだが、こちらは大きすぎて邪魔だから安かったという。

ずいぶん程度が良く開け閉めもスムーズだ。

店主は軽トラやユンボからフォークリフトも持っている。

それらを使って家のみならず庭も自作している。

何でも中途半端な自分に「それでいいさ」と言い聞かせる。

パンクみたいだけどパンクじゃない

2018-09-07 15:22:45 | Weblog
シエンタの左後輪の空気圧が下がる。

4本のうち、このタイヤだけだ。

もう去年から気がついていた。

ほぼ毎日乗るので少しずつ減っていくのが、はっきり分からない。

少しタイヤが凹んでいるかな、と思って測ってみると、やはり足りない。

で空気を足すということを繰り返していた。

7月下旬に空気を足して、しばらくいいだろうと思っていたら9月初旬にペッチャンコになっていた。

これはもう限界だなと考えた。

これはタイヤのパンクではなくタイヤに空気を入れるところについているバルブコアってやつだろうと考えた。

バルブコアという言葉を知ったのは、この頃だが。

自転車でもタイヤに空気を入れるときに空気入れの先端をタイヤから出ている部分にはめ込む。

ゴムのキャップの着いているあの部分だ。

あれを引き出してみるとゴムチューブがはめ込んである。

実際に交換したことはないが車も同じようになっているに違いないと思っていた。

ネットで調べてみると、やはりあった。

そこでバルブコアという言葉も知った。

近所のオートバックスに行って探すとすぐに見つかった。

このバルブコアを外すためのバルブコアドライバーという道具も必要だ。

両方購入しても590円だ。

ネットで見た動画のとおり作業してみる。

空気の抜けたタイヤは思いのほかペチャンコでホイルが地面に着きそうになっている。

元々入っていたバルブコアを抜き出してみた。

外見上ゴムが尽きているなどとは見えない。

新しいものと交換した。

さあ空気が入るかな?

「キュー」という良い音を立てて空気がタイヤの中に充満していく。

「パッ」という力強い音がして空気入れの先端が外れた。

それ以来空気は抜けていないから、うまくいったのだと思う。

パンクみたいだけどパンクじゃない