家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

電ドルが作動した

2019-12-31 11:19:21 | Weblog
ミツバチの先輩のところに行った。

もうミツバチはやめてしまうから巣箱を持っていけと秋に言われたからだ。

だが暮れになっても声が掛からない。

どうなっているのかと思ったら本人のやる気が出て来春もう一回やってみるということで、その話は立ち切れとなった。

私は、もし巣箱をもらっても困ってしまうからと思って、そのもらい手を探しておいた。

ところが話が変わってしまったので急遽「ごめんね」を伝えた。

先輩との話の中で私のミツバチがいなくなってしまったことを伝えたときに電ドルの調子が悪くて、ということを言った。

そこに先輩が食いついてきた。

私の電ドルは、とりあえず動いてはいるが、電池の問題が付いて回るため、いつまた動かなくなってしまうか分からない。

先輩は電池式の電ドルを100円で仕入れてきて動くように改造して使っているという。

最近は100円じゃなくて500円になったというが物は同じのようだ。

電ドルの電池部分を取り外し、そこに配線してオートバイ用のバッテリーにつなぐというのだ。

帰り際、すでに電池部分を取り外してある電ドルを持たせてくれた。

言われた通り作業してみた。

電ドルを分解してみると中はシンプルで、どこにどう配線するかは一目瞭然だ。

コードは、100V用のコードが余っていたので、これまたこの廃品を利用する。

半田付けしたあと熱収縮チューブで絶縁した。

バッテリーの形をした部分を取り外して、その中に配線を通し先輩に言われた通りコードの結び目を作っておいてコードを引っ張っても抜けてこないようにした。

ジャイロキャノピーのバッテリーで試したところ正常に作動した。

といっても7.2V 仕様の電ドルに12Vを通すのだから少し心配はあるが先輩は、もう何年もそれを使っているというので、まあ問題ないだろうと思うことにした。

これでうまくいったら我が家の物置で眠ったままになっているインパクトドライバーも、そのバッテリー仕様にしたいと思う。

廃品を捨てるにはお金がかかる。

また買い替えれば、そこで再びお金がかかる。

だが少し改造すれば、そのまま使用できるのだから私の思いと一致する。

あとは安いバッテリーを購入すればいい。



逃げてしまったミツバチ

2019-12-21 09:30:45 | Weblog
ミツバチの巣箱の中にアリが入っていく。

変だなと思っていた。

箱の入り口から針金を入れて探ってみると巣のカスのような粉状のものが出てくる。

一度開けてみなくてはけないな、と感じていた。

だが電ドルが不調だ。

動いたり動かなかったり。

同じ型の電ドルを2台持っている。

電池は純正品と偽物の2個ある。

ドリルと電池を交互に入れ替えてみたら、どちらも作動するようになった。

どういうことなのか全くわからないが相性があるんだろうな、と結論した。

私は、ただ電ドルを使いたいだけなのだ。

早速巣箱を開けてみた。

案の定中には巣の残骸が散らばっている。

それらをきれいに片付けた後とりあえず中にカメラを入れて上に向けて写真を撮った。

とその時手がちょっと巣に当たってしまった。

「パリン」と落ちてきた。

「えっ」「ということは?」

手探りで巣に触ってみると全ての巣がハチミツを含むことなく乾いたり何かのフンにまみれたような、そして何かの糸を曳いた状態になっていた。

空き家状態だった。

もう防護服を着ている意味がない。

頭を網から出して掃除を始めた。

チリトリに一杯の巣が集まった。

その中身を探ってみるとオオスズメバチの死骸が2匹。

スムシの幼虫が小さいものから大きいものまでたくさん。

ミツバチの死骸は1匹も見当たらなかった。

女王蜂の判断で巣を放棄したのだ。

ミツバチは自分たちで集めたハチミツを吸い込み、どこか安全な場所に消えた。

少なくとも我が家に置いてある他の巣箱には入っていない。

今年は、去年の経験から、あまり手を掛けずに放置しておいた。

だからオオスズメバチが巣箱の中に入り込んでも、そのままにしておいた。

それが災いしたかもしれない。

来年の分蜂の時期までに巣箱をひと工夫しておく必要がある。

来年また来いよ。

本格的な枯葉集めはまだまだ

2019-12-18 08:03:39 | Weblog
我が家の前の道路上に、あまりにも多くの枯葉が散乱していた。

それらを一旦側溝に落としておいた。

車の走行に邪魔だからだ。

枯葉は、ほとんどが我が家のケヤキだ。

枯葉を掃いてみると道路に貼り付いているものもある。

ホウキで掃くにも力が要る。

枯葉を雨水と車の重さを利用して道路に貼り付けてあるかのようだ。

妻に手伝ってもらって片付けることにした。

側溝の中の枯葉をある程度集めては次に進み、また集めては進んだ。

妻に「集めた枯葉を容器に入れる方がいいか運ぶほうがいいか」と聞いた。

容器に入れるほうを選んだ。

95Lの容器にイッパイになったところで私が運び、もう一つの容器に妻が枯葉を入れる。

容器の置いてある道路上から手を伸ばして作業するよりも側溝の中に入り込んで掴んだ枯葉を高く上げて容器に移したほうが楽なので入り込む。

チリトリは側溝の幅に合わせて両端を切ってあるからピッタリだ。

枯葉を入れたあと下に押し込むから、入れるというより詰め込む。

枯葉でも95L集まっていると、しかも少し濡れた奴もあるから結構な重さになる。

腐葉土所には軽い坂を登りワイヤーメッシュの柵の上から容器を傾けて枯葉を落とす。

「ザザー」と少し重い音がするのは水分を含んでいるからなのだろう。

7回腐葉土所に通ったあとは広葉樹の葉っぱと同じくらい杉の葉っぱが混じってきたので、それらは捨てることにした。

道路の反対側の崖から落とす。

こちらも我が家だから問題はない。

148メートルの距離の側溝だが実質は半分程度に枯葉があっただけだ。

終了したあとは5分で行ける「すみれの湯」に行った。

側溝もすっきりして風呂上りもすっきりして帰宅できた。

妻はその後数日間腰痛に悩まされた。

これから家の上にあるコナラの葉がハラハラと舞い落ちる。

なかなか風情のある我が家の景色だ。

本格的な枯葉集めは、まだこれからだ。



シエンタのパンク

2019-12-16 09:42:35 | Weblog
買い物から帰宅した。

自宅前で妻を下ろし荷物を玄関に移した。

あとは車を駐車場に戻すだけだ。

ほんの2秒走って左折する。

車止めのコンクリートに前タイヤが当たるのを確認する。

ところが「ズズー。ガリッツ」という音がした。

「パンクかぁ?」

すぐに降りて確認すると右前輪がパンクしていた。

もう暗くなっていたので作業は明日にして家に戻った。

翌日まずはコンプレッサーの電源を入れてホースの先端に空気入れの器具を取り付けて車までズルズルと引っ張っていった。

最近コンプレッサーから出ているホースに穴があいていて空気漏れを起こしている。

だが空気を入れる程度の使用には問題なかったので放っておいた。

さてパンクしたタイヤに空気を入れてみるも、まるで入っていかない。

タイヤにモロにかかっている車重を押し上げるほどのパワーが私のコンプレッサーは持っていない。

車をジャッキで持ち上げることにした。

だがシエンタのパンク修理は初めてだ。

まずは取り扱いマニュアルを出した。

ジャッキの位置スペアータイヤの位置が別々なので、それぞれのドアを開けて必要な道具などを用意する。

ジャッキで持ち上げてから空気を入れると、今度は入っていった。

だがある程度入ると「シュー」という大きな音を立てて抜けていく。

このままタイヤにとりあえずの空気を充填して、そのまま運転して修理屋までいくつもりだったが計画変更だ。

スペアータイヤに交換した。

パンクしたタイヤを見てみたらベルトと呼ばれるスチール製の針金のような物が露出していた。

「ここまで乗ったら危険です」というところまで全く気づくことなく乗り続けてしまった。

いつ交換して、その後どれだけの距離を走ったか、空気圧は大丈夫か、など基本的なことを無視して、ただただガソリンだけを補給して漫然と乗っていた。

たまたま自宅駐車場で穴が空いたから良かったものの大事に至る可能性はたくさんあった。

自分の怠慢で危うく他人にまで迷惑をかけてしまうところだった。

反省して、これからはきちんと整備することにする。

干し柿2019

2019-12-09 17:08:42 | Weblog
今年も干し柿作りをしている。

私も初めから手伝う。

まずは買い出しから。

今年は友人夫婦と一緒に友人の車で出かけた。

楽チン楽チン。

ふた家族分の柿を積み込むとトランク部分は一杯になった。

昼食を近所の食堂で摂った。

好奇心から私は馬のホルモン定食にした。

美味しかった。

そのまま帰宅するのももったいないので身延山に寄った。

宗教施設としてやってくる信者の他に我々のような観光客も多数いた。

そこからの景色は素晴らしいと思う。

だがそれ以上にその施設を造った人たちの苦労も見て取れた。

ダンボールを開けて作業が始まる。

甲州百目という柿は巨大だ。

妻は次から次へと皮を剥く。

剥かれた柿をタコ糸で結び熱湯に漬けてから干すのが私の役割だ。

干してしまえばあとは天候次第だ。

日に照らされ風に吹かれて色を変え縮んで干し柿という製品になっていく。

雨に当てないように室内に取り込むかどうかを判断するのは監督たる妻の役割だ。

室内に入れた時には扇風機で風を当てる。

カビが怖いのだ。

だいぶ干し柿らしくなってきたところで妻が友人たちに披露して試食してもらうと合格点が出た。

あと少し乾いたほうが目指した干し柿らしくなる、ということでカゴに入れて再び天日に晒し風の助けをいただく。

実は妻は柿の他サツマイモやシイタケも干している。

この時期だけは、あの忌まわしい風をありがたいと感じる。

不愉快があたりまえになってしまっているこのヒューヒュー吹く風が、なくてはならない。

お天道様は、いつでも無料で使わせてもらってありがたい。