家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

広葉樹

2007-11-30 09:27:39 | Weblog
針葉樹林の中に広葉樹を見つけると嬉しくなる。

ただまっすぐに聳え立つ杉や檜の只中にあって孤立しているどころか堂々としているようにさえ見える。

かつて杉や檜が高値だったころは何度か切られてしまいそうになったに違いない。

幹に耳を当てて樹の鼓動を聞いてみたくなる。

樹上ハウスを造って、そこに寝転んだら、さぞかし気持ち良いだろうなと想像をしてみる。

この樹は誰にも誉められることなく、ただ一途に生き延びてきたんだろうなと思う。

「それでいいんだよな。俺が今誉めるよ」と独り言を言って幹を撫でた。

センリョウ

2007-11-29 09:05:45 | Weblog
杉林の中にセンリョウの自生地を見つけた。

その瞬間「ウワッ」と驚いた。

今まで気が付かなかったのはススキの後にあったからだ。

うす暗い林の中のパーッと明るく集まる赤い実は私の目を釘付けにした。

何とも誇らしげであった。

近くにはナンテンの赤い実とムラサキシキブの紫の実それからオモトの赤い実もなっていた。

杉林のつまらない営業用の山に、このような木が生えていて嬉しくなった。


モーガンの屋根

2007-11-28 09:20:12 | Weblog
モーガンのトップを取り付けるのに今まで1時間以上かかっていた。

屋根用のビニールと鉄製の骨3本の取り付けがパズルのようで難しかった。

だが今回は10分で装着できた。

まずは、その部品を教えていただいた江戸のU氏に「アリガトー」

それから私に代わって英国から英語で取り寄せていただいた地元のO氏「お世話になりました」

部品名は ピボット スイベル レバー

これは今着いているトップの骨の軸を外して、こちらに取り替えるだけ。

ビス2本の抜き差しのみ。

さて、このレバーを回して軸の位置を下げて骨を広げ、そのままレバーを戻せば
「あら不思議。屋根が付いている」となる。

モーガン以外の車の人にはサッパリ分からない。

とーってもありがたいものです。

暖かい照明器具

2007-11-27 08:48:20 | Weblog
妻の造った陶製照明器具。

その中に電燈をセットし天井近くに取り付けた。

電燈を灯すと桜の花と藤の花がきれいに輝く。

そしてその光が壁に飛び散り大きく映る。

この電燈は明るいだけではない。

夫婦合作の暖かい作品。

本当は、まだ夜に見たことがない。

ヴィッツのカタカタ

2007-11-23 08:38:00 | Weblog
もう何ヶ月もカタカタ鳴っている。

ヴィッツの後部ドアの音だ。

ある回転数になるとカタカタ始まり、また収まる。

鳴っているときにドアを押さえると止まる。

ガラスを押さえても止む。

原因を突き止めるのに時間がかかった。

ドアの内張りをはがしてみたら一発で分かった。

リアワイパーの軸を留めているプレート上の3本ビスのうち1本が緩んでいた。

これを締めて終了。

当たり前って素晴らしい。

自在鉤

2007-11-22 09:58:15 | Weblog
囲炉裏の上に自在鉤を取り付けた。

梁にロープをかけて自在鉤吊りを吊るす。

その自在鉤吊りに自在鉤をかけて下ろす。

自在鉤があると、たいへん便利だ。

自在というだけあって、鉄瓶や鉄鍋が自由な位置に吊り下げられる。

自在鉤は鉤にかかる重さを利用して吊り下げたものが安定するように作られている。

また、その鉤はボルトで留めてあるわけではないのでワンタッチで上下できる。

自在というのは実際には使い勝手のことを指すのであろうが、その仕組みを作り出した発想のことを示しているような気もする。


これで五徳が要らなくなった。

野イチゴ

2007-11-21 09:22:00 | Weblog
コナラ林の中に野イチゴがなっている。

いままで気が付かなかったが急に赤いイチゴが顔を出したので驚いた。

よく見れば、あちこちに無数にある。

ツブが小さいので採ったり食べたりするのに時間はかかるが個数が多いのでジャムにすればけっこう食べやすい。

朝ヨーグルトの上にかけられた真っ赤なイチゴジャム。

ジブンチで採れたものだと思うと尚更美味しく感じられる。

実と一緒に種のようなものが口に入るが気にならない。

そのツブツブと酸味が野生を感じさせる。

クサギ染め

2007-11-19 08:45:28 | Weblog
先日とったクサギの実を使って染めてみた。

「実を煮立たせたら実を取り出し、その中に入れる」と書いてあったが、煮立たっている鍋の中、実を取り出さず、そのまま布を入れた。

薄っすら色づく。

取り出して水気を取り日陰に干す。

それを何度か繰り返す。

綿と絹を試してみたが絹は少し濃い目に色が付く。

いずれもほんのりとした水色で品がある。

また布そのものも少し柔らかくなった。

布に匂いは無く、すぐにでも使用できそうだ。

ガクでも染色できると書いてあったが今回は実だけにした。

次はガクでやってみたい。

節穴

2007-11-18 09:08:29 | Weblog
「お前の目は節穴か?」

という節穴。

死に節が抜け落ちてしまって穴が空いていた。

ここから嫌いなメーメ(虫)が這い上がってきたら一大事。

そんなことになる前に埋めておくに越したことはない。

あれこれ適材を探したが100円ショップにあった。

これは本来木のパズルであったらしいが私には埋め木の材料。

適当な長さで切りボンドを付けて叩き入れた。

後は足の油が色付けしてくれる。


メイト

2007-11-17 08:19:14 | Weblog
メイトというオートバイが私のところにやってきた。

以前持っていたNSRというオートバイを手放し、これと交換した。

NSRは購入した当初より妻から不人気だった。

10代もしくは20代始めの免許とりたてが好んで乗るオートバイで、走るときの音が耳障りらしい。

「キンチョ―ルを撒いてハエタタキで叩きたくなる」と言われた。

今度はもろに仕事用オートバイ。

似合い過ぎがちょっと辛い。