家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

倒木処理

2020-09-23 10:09:33 | Weblog
7月に降り続いた雨と突然の突風によって木が数本倒れていたことは気づいていた。
だが山で木が倒れたとしても自分の動線上になければ、ほとんど捨て置く。
ミョウガを採りに行くようになって邪魔な杉の木を1本切る必要性を感じた。
同時に数本が絡むように倒れてコナラの上に寄りかかっているところも処理しなければ、と感じた。
妻を現場監督にして処理することにした。
午後からミョウガを採りたいので、そちらから手を付けた。
ここは、ずいぶん以前に倒れたから、もう葉っぱは枯れている。
ミョウガを採りに行く獣道の上だけを切る。
枯れた倒木とはいえ根から先端までが倒れているわけで重さとしては、相当なものだ。
まずチェーンソーを作動させて切り込んでみる。
杉の木の下から刃を入れ上から刃を入れてみた。
上から刃を入れていたら「メキッ」という音とともにチェーンソーの刃が嚙まれそうになった。
急いでチェーンソーを引き上げて別の所から切り始めることにした。
山を少し上り先ほどよりも10メートルほど上を切った。
地面に倒れた木を更に切って安全に下に落とすことができた。
次に倒木が複雑に絡んでいる場所に移動した。
危険回避は絶対のことと肝に銘じ作業は、やり易い場所から徐々に進めることにした。
高枝切りノコギリで枝を落とすことから始めた。
次に倒れた際に幹が爆ぜたように割れている杉の木を切る。
その時妻が気付いた。
「フェンスが倒れているよ」
「本当だ。あっ、獣道ができている」
ここは先日近所のおばさんと話しているときにバキッという音が聞こえて、そのあたりを写真に撮っておいた。
それによれば、その時には、まだフェンスは在った。
フェンスが無くなったことは、たぶん「オーイあの畑の食べ放題がオープンしたぞー」とシカ新聞の号外に載り皆が読んで駆けつけてきたのだろうと想像した。
それから毎日シカが入ってきたのだろう。
幸い、今は食べられるものはなくアジサイの葉っぱを食べられたくらいの被害だった。
切った枝とか短くした丸太とかを獣道に放り投げて道を閉鎖しておいた。
クリの無いところにクリの実が落ちていて、ぞんざいに食べてあった。
サルも来たのだと分かる。
食べ残しのクリの実を妻が植えた。
こうして植物の戦略と動物の連携が一致して本来の自然の山が続いていく。

ミシン解決

2020-09-17 09:32:59 | Weblog
ミシンを譲ってくれた人からは「在りました」という朗報は聞かれなかった。
それでは、ということで自作することにした。
既に「菜ばし」で長さや太さの結論らしきものができていたので、それを金属で作る気持ちになっていた。
アルミのパイプを購入してきた。
6ミリ程度の太さの棒がミシン内の6ミリ程度のロッドに当たり、それを押し上げる。
細い棒を細い棒で受けるのは、お互いにズレてしまう危険がある。
だから、その受け専用部分をパイプの先端に取り付ける必要がある。
いろいろ考えた結果「ボタン」にしようと思い立った。
ボタンは、その中ほどにボタン穴があり周りは高く中央は低くなっている。
これをパイプに貼り付ける。
翌日、良い出来の押し棒が出来上がった。
「菜ばし」の長さを参考にしてパイプを切りアルミ押し棒の出来上がりだ。
さてミシンを持ち上げてミシンの下部にある所定の位置にアルミ押し棒を設置する。
ミシンを元に戻して試す。
「動かない」
長さも太さも同じで棒の素材と先端のボタンだけが違う。
思いっきり力を込めて再度試してみた。
すると上がりもせず、かつ戻りもしなくなってしまった。
アルミパイプが内部で折れ曲がってしまったのだ。
曲がったアルミパイプは切って取り除いた。
次に作ろうとしたのはパイプの中にステンレスパイプを通し強度を補強した物だ。
同時に、このミシンに貼ってあったミシン屋さんに連絡をしてみた。
翌日連絡があり、新品部品は手に入らないが中古でよかったら出てきた、という。
中古部品といっても新品同様の物だった。
それを無料で分けてもらい取り付けることにした。
だが以前から気になっていたことがある。
押し棒を押し上げるための装置の角度だ。
まるっきり調整されていないから、かなり押し棒との接触角度が鋭角になっている。
それを調整して、ほぼ水平になるようにした。
これならスムーズに押し棒は上がるはず。
友人のところで確認してあるので間違いないはずだ。
試してみると「上がった」。
これだったら初めから、ここを調整すればアルミパイプでも良かったかな。
少し残念な気持ちもあるが純正品を使えば安心なので、まあベストな解決となった。


毒キノコ

2020-09-12 10:56:56 | Weblog
自宅の狭い花壇に白いキノコが生えていた。
「白はヤバい」と思い、すぐに火ばさみで撤去しゴミ袋に入れた。
その際写真だけ撮っておいた。
我が家の花壇は小学校の登下校の道沿いにある。
子供の目につくことは間違いない。
調べてみたら特徴からいってオオシロカラカサタケだろうということが分かった。
やはり毒キノコだ。
今どきキノコを食べてしまう子供はいないかもしれないが摘んで持ち歩く可能性はあると思う。
Covid19が手に付着しているよりも、たちが悪そうだ。

春野のシイタケのホダ木にもニガクリタケという毒キノコが成る。
これが、また美味しそうな形をしているのだ。
クリタケという食用のキノコと違うのは味に苦みがあるだけだという。
それが私の菌打ちしたホダ木になるのだから怖い。
そんな恐ろしい自然の罠にはまるわけにいかない。
我が家のシイタケを食べつくすサルたちはニガクリタケを触りもしない。
そういう本能を失った人間としては写真を撮って調べてから、ということだ。
今日も我が家の花壇をくまなく探してみたがオオシロカラカサタケは見当たらなかった。
しばらくの間注意して見ておく必要があるだろうね。