家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

スズメバチトラップの結果と追加

2014-09-30 07:08:04 | Weblog
スズメバチトラップを作って仕掛けたのは今年の4月のことだ。

http://blog.goo.ne.jp/begonomanagu1324/d/20140408

先日トラップの中を見てみた。

ギッシリとハチが入っている。

全部死んでいるので地面に空けてみた。

とてつもなく大きなスズメバチは女王蜂らしい。

ムカデも入っていた。

木から吊るしてあるのだからハチなら入りやすいがムカデは手間がかかる。

だって地面から木に登り枝に移ってから針金を降りてペットボトルに入るしかない。

「そこまで手間をかけてでも入りたかったのだ」

入れば美味しい物の海の中で溺れるほど酒を飲み、そのままあの世に行けるのだから、その価値はあった。

3箇所設置した、その全てで効果があった。

気を良くして最近また新たに設置した。

自分の通り道には絶対置かないが今度は比較的見やすい場所に置いた。

数日すると、どうも中の色が変化しているように感じた。

近づいてみると、やはり入っていた。

中の誘引剤はなくなっている。

先に入った奴が全て飲み干したのか蒸発したのかは分からない。

「まだ生きている」

怖ーい顔をして外を見ている。

多くのハチの死骸の上で動いていた。

動画を撮ろうとしてペットボトルを指先でつついてみた。

すると中にいたスズメバチが前足を上げて羽を羽ばたかせて威嚇した。

弱っているどころか酒に酔って暴れだしそうな勢いであった

だがもう出られない。

でも、ちっとも気の毒に感じない。

いつも上から目線で見ている奴ら。

最後まで上からの態度だった。

もう一つ設置しようとして運んでいる時に、すでに上空から降りてきた。

誘引剤は、それほど強烈な臭いを発しているのだなと感じた。

「ささっ」と設置して、さっさと退散してきた。




誰の糞

2014-09-24 08:10:54 | Weblog
春野には、さまざまな糞が落ちていて、それを写真に撮っている。

身近な動物観察の一つだ。

色や形様々だ。

最近宅地の中のヤマボウシの木の下の苔の上にしてあるのを見つけた。

驚いたことに複数なのだ。

大きさから言って鳥ではない。

5回から6回してある。

同一種に間違いはない。

5・6頭なのかもしれない。

新鮮なやつと少し古いやつがある。

糞の中には植物の種のようなものが混じっている。

ヤマボウシの実を食べたのかもしれない。

さすがに糞を分解してみる気にはなれない。

片付ける気にもなれず、しばらくそのまま放っておいた。

最近は度重なる雨にさらされて糞も変化してきた。

最も新しいと思われるものは黒く変色して縮小し、カビが生えている。

その他は消えてしまって中にあった種だけが、元々そこに落ちてきたかのように固まっている。

しかし余りに多くの種が固まっているから木から落ちたにしては不自然だ。

消えた糞はヤマボウシの栄養となり種は土に入って発芽の準備をするのだろう。

タヌキのためグソというからタヌキの糞かもしれない。

このところしてないから安心している。




歯の丈夫な奴

2014-09-16 09:04:10 | Weblog
春野の家の裏に金属製のロッカーがある。

その中に除草剤などの農業用薬剤や肥料そして魚や鳥のエサを入れてある。

ナイロン袋に入っているヒマワリの種はヤマガラのエサだ。

私が到着するやいなや「ジージ」と鳴いてエサをせがむ。

荷物を家の中に入れて最初にすることは鳥や魚のエサやりということになる。

ロッカーを開けて袋を取り出すとヒマワリの種が、こぼれ落ちた。

「あれ、変だな」と感じて袋をよく見ると穴が空いている。

空いた部分を重ねてガムテープで応急処置しておいた。

次の時、また穴が空いていた。

「絶対に変だ」と思いロッカーの中身を全部出してみた。

すると、ひまわりの種の袋以外にも2種類の肥料袋に複数穴を空けられていた。

穴は小さいが確実に中身を出して運んだ形跡がある。

犯人はアリであった。

現行犯を見つけたが罰することでは問題は解決しない。

ロッカーの中は、もちろんきれいに拭きあげ処分するものは処分しヒマワリの種はビンに入れておくことにした。

しばらくは何事も起きなかった。

最近驚くことがあった。

ビンのフタであるプラスティックにカジった跡が付いているのだ。

その削り粉がフタの上やロッカーの床に落ちている。

「今度はアリじゃない」

ロッカーの中にアリの姿は見えない。

「こんな硬いプラスティックをかじることのできるのは?」

ネズミだとしたら可能であろうがロッカーは閉まっている。

開けて入り作業の後、締めて出ていくとは考えにくい。

ロッカーの掃除の時に大きなムカデが1匹入っていた。

奴なら隙間から入りこむことは容易い。

奴はプラスティックのフタをカジれるだろうか。

謎は深まる。

とりあえずエサの類を今は家の中に保管することにした。






雨と収穫

2014-09-15 10:29:50 | Weblog
よくもまあ、こんなに雨が降る。

ここのところ、やっと晴れが続いた。

4月に植えたショウガを抜いてみた。

まあまあの出来であった。

先日イノシシが我が家を耕して回った。

地面を掘り起こして下にいるミミズを食べるのだ。

Y爺さんの目撃によると4頭の親子連れが出没しているらしい。

たしかに、こう広範囲に荒らしてあると単独とは思えない。

しかも掘り方が浅いので小さな個体だと想像する。

まさに耕すという表現がピッタリの状態が広がっている。

ところが、このショウガを植えた場所だけは手つけずであった。

ひょっとしたらイノシシは、ショウガの匂いが嫌いなのか。

ミョウガは私が植えたわけではなく天然で生えている。

それを収穫した。

雨のせいか収穫時期が少し遅くずれ込んでいる。

こちらもイノシシが掘り起こしてある。

しかしミョウガの生っている面積が広いので問題はない。

そして、こちらもミョウガが食べられることはない。

たぶんミミズを探したのだろう。

我が家のミョウガの生っている場所は、大小の石や倒木の多いところで、いかにもヘビの生息地然としている。

奴の居ないことを確認して1メーターほどに育ったミョウガの中に入っていく私は、ヤブ蚊やアブには獲物の到来だ。

長袖シャツの上からでも平気で刺してくる。

目はミョウガを探すが耳は周囲の様子を探知し続ける。

ミョウガがあることが分かっていても、いかにも危なそうな場所の場合あえて採らない。

手を伸ばした途端にガブリでは、あった話ではない。

こういう時の自分は自然児になっているのかもしれない。

だが欲というものは恐怖を押さえ込んでくれる。

少し収穫できると次々と探したくなり恐怖はその分押さえ込まれる。

「よし。これで今日は終わりにしよう」と思うと再び恐怖が少しだけ戻る。

足早にミョウガ谷を抜けて道路に出ると安心する。

流しっぱなしの水道でミョウガとショウガを洗う。

それぞれの独特の香りが充満して喜びに満ちる。