サイコン取り付け

サイコンを取り付けた。

何にかというとヤマハメイトというオートバイにだ。

で、サイコンとは何かというとサイクルコンピューターの略である。

だから元々は自転車用で、それをオートバイに取り付けた。

どのように使用するのかというと、メイトのスピードメーターが壊れて、その修理をすればいいのだが何せ古いオートバイなので部品が見つからない。

時速30キロの位置で針が停まって落ちてこない。

だからメーター自体が壊れていることは明らかだ。

車検があるわけでもないので目分量でスピードを感じていればスピード違反にはならない。

だが何かと不便ではあった。

そんな折たまたま見たスーパーカブのyoutubeで紹介していたのがサイコンだった。

その人はスピードメーターが壊れたということはなくトリップメーターが付いていないため不便だったという。

もう5年も使っているし別のオートバイにも使用しているというから安心して使用することにした。

￥923だった。

さて取り付けるのは、そんな難しくはない。

ただし自転車用だから、そこは少し手を加えなくては付かない。

メイトはおあつらえ向きにセンサーの取り付け位置に初めから穴が空いていたから、当然そこを使った。

センサーとスポークに取り付けた磁石でスピードを感知するからそこは繊細だ。

磁石とセンサーのすき間が2mmプラスマイナス1mmだ。

センサーの2mm隣をスポークに付けた磁石がグルグル回ることになる。

さて全て取り付けが終わって前輪を手で回してみると時速6キロを示した。

「よし作動した」と思い表示部だけ外して室内で説明書を見ながら時刻合わせやらメイトの前輪の円周やらを入れ込む。

だが何度やっても時刻合わせができない。

時刻など時計もスマホも持っているから無視することにした。

今日5分ほどのところまで走ってみた。

だいたい時速40キロ制限の道路で40キロで走っているから問題なく作動している。

今後はトリップメーターとしても使用していく。

電波時計受信せず

壁掛け時計の時刻が合わなくなった。

先日も不調になったのだが、それは電波時計ムーブメントが文字盤とうまく固定されていなかったからだった。

長年の使用でネジが緩んだようだ。

今回はさすがにもうムーブメントも古くなったからかなと思い交換することにした。

ムーブメントを取り付け、電池を入れたが、どれだけ待っても受信しない。

動き出した時計は受信で修正することなく自分勝手な時刻を示し続ける。

我が家は鉄骨造りで太い鉄骨の柱のほか床下も天井も鉄骨造りなのだ。

また時計の掛けてある壁の裏も鉄骨造りだ。

リセットして窓の外に置いてみても受信しないからしばらく窓の近くに放置したら受信した。

「よし。これで完了だ」と思った矢先再び止まった。

もう考えられるのは新品電池にすることぐらいだ。

その際に時計本体に文字盤を固定しているネジ穴が広がりすぎてビスがきちんと効いていない部分を簡単に修理することにした。

ネジ穴に木工ボンドを塗った爪楊枝の先端を入れ込み乾いた後穴をキリでちゃんと穴あけすれば終了だ。

午前9時過ぎに電池を新品にして再リセットし前回で効果のあった窓際に置いて散歩に出た。

11時過ぎに帰宅するとちゃんと受信して正確な時刻を表示していた。

文字盤を取り付ける時ネジがネジ穴に落ち込むことなく、ちゃんとドライバーで捻じ込むことが出来て良い感じがした。

同時に時計のガラスも裏表磨いたので透明感が増し文字盤と針が、より黒くなった気がした。

いつものところにいつものように動いている時計がいることは、とても安心することだ。

正確な時刻が知りたいのではなくアバウトな時刻を目が見て記憶にとどめることなく安心するのがいつもの事なのだ。

時間に縛られない生活をしているので、その程度の時刻観念でいいようだ。

女難

少し前になるが不具合が出て車をいつもの店に届けて歩いて帰るところだった。

私の前方には小学校1年生と思われる男の子1名と女の子2名が歩いていた。

道順が同じなので私はその子たちを追いかけるような格好になった。

女の子が後ろからくる私に気が付いた。

もう一人の女の子に囁くのが聞こえた。

「不審者・・・。逃げる？」

サーッと走り始め少し前に居た男の子のところまで走っていった。

私は自分のペースで歩いていたが、どうしても追いついてしまう。

「オレは不審者じゃあない。失礼だろう」と大声で言いたかった。

でも言った途端に「やはり不審者」と成りかねないから言わなくてよかった。

その時の私は帽子を被り紫外線で色の付く老眼鏡をかけマスクをしていた。

まさに不審者の典型だった。

次は近所の中学校の始業の日の事。

横断歩道橋を登ろうとすると上から中学生の一団が下りてきた。

女の子が仲良く友達と話しながらも私の顔を見ている。

だが登ろうとする私を全く無視して下りてくる。

とうとう私は彼女らが下りきるまで階段下で待っているしかなかった。

無理して上がって行って肩でもぶつかったのなら、それこそ不審者と通報されるかもしれない。

そこで「〇〇中の生徒は一列になりなさい」と先生風に言えばよかったのだろうな、と後になって気づいた。

最近老女がカートに乗せた灯油缶を引っ張って歩いているのを我が家の車庫前で見つけた。

歩いて灯油缶を運ぶ人を見たことがない。

この辺りに灯油を売っている店はないからだ。

「そこに座って少し休憩をとったらいかがですか？」と車庫から出て声を掛けた。

老女は見たことのない人だったが立ち止まって話を始めた。

「もうすぐそこですから」と言って妻が手伝おうとするのを拒んだ。

「どこでその灯油を買われたのですか」と聞くと、相当遠くのガソリンスタンドを教えてくれた。

「運動不足ですからちょうどいい運動です」と言うのだが車の通りも多いし歩道もないから少し危険だなと感じた。

だが夫婦で気づかいしていると話が長くなってきた。

話を終わらせようとしたが止まらない。

20分以上立ち話をして去っていった。

活舌は良いし話の筋は通っているし決して嫌な感じではなかったが、なにせ私も妻もやることが在ってのことだったので少し長いな、と感じた。

71歳の誕生日

今日71歳の誕生日を迎えた。

70歳との変化は気付かない。

ただ周りから聞こえてくる話は良くないものが多くなった。

家族の不和であったり病気になったというものだ。

1ミリのズレが71年も経過すると相当大きな亀裂となる。

そのズレを感じた時は、その都度修正してきた。

修正に声を荒げることがあっても。

身体の修正に筋肉痛が出ても。

経年劣化にも小さな抵抗をし続けている。

妻の包丁が、まな板を叩く音が鳴り響く中私は体温や体組成を確認する。

時刻　5：28　体温　36.2℃　血圧　129-81　脈拍75　

昨夜の睡眠時間　6時間41分　

テレビ体操も行った。

これを書き終わった後は1時間半の散歩に出かける。

また一年よろしくお願いします。

年賀挨拶

新年あけましておめでとうございます。

一年一年を大切に過ごさなくてはと思うようになりました。

去年から再開した水泳や釣りを今年は充実させて健康維持に貢献させたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。