家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

リモコンとトイレを直した

2023-10-25 15:47:00 | Weblog

最近になってTVのBSから、あるいはCATVから地デジに切り替える時これでもかというほど強くボタンを押さないと切り替わらなくなった。

以前はユーチューブで修理方法を見たことはあっても自分で行う自信が無かったので別の中古を2016年に中古品を購入して、そのまま経過していた。

探したら以前のリモコンも出てきたから「2個あればどちらか直せるか」と思い修理してみることにした。

修理の間リモコンは使えないので昼食後に始めた。

リモコンの電池を外し小さなネジを5個外し慎重にフタを開けると3つのパーツに分かれた。

基盤の部分とその上の数字などの書かれたカラーのゴム部分そしてそれに被せるプラスチック部分だ。

どのボタンの電通が悪いか覚えておいて、そこに相当する部分をアルコール消毒した後にアルミテープを貼るだけだ。

もう一度組み立てて電池を入れボタンを押すとリモコンは作動した。

軽くボタンに振れただけでチャンネルはスッと切り替わった。

正常ということがありがたい。

そして妻の喜ぶ姿を見て「やって良かったなぁ」と感じた。

2機とも修理できたことは言うまでもない。

翌日私が散歩から帰宅すると妻が待ち構えていた。

「また修理が出てしまったのだけど」と前置きをして「トイレが流れなくなっちゃったの」と言う。

私はすぐ直ると思っていたので「分かった」と言って懐中電灯を持ってトイレに行く。

便器のフタを開けてみると思った通りのことになっていた。

タンクの溜まった水の中に手を入れて作業してレバーを押すとザーと流れた。

あまりに簡単に修復できたので妻は驚き「どうやったの?」と聞く。

「私はもう便器の買い替えを考えていたのよ。20万円出ちゃうなぁ」と半ばあきらめて落胆していたということなのでとても嬉しそうだった。

「お風呂の栓と同じようにゴム栓とチェーンの金属が付いていて、そのチェーンがレバーから外れただけなので、それをつなぎ直しただけだよ」と教えた。

「一度水道水を流してみたけど溢れてきたら困るのでやめたの」と言う。

その処置で良かったのだけど自信がないから事を大きくしないようにただ私の帰宅を待っていたのだ。

妻にトイレにバケツの水を流すとどうなるか見てもらい納得してもらった。

納得はしてもらったものの次にいつこういうことになるかは分からないから、その時にはまた自信喪失していることだろう。


釣りと水泳

2023-10-22 08:35:40 | Weblog

今までにも有った趣味を再開した。

目標は月1回以上。

まずは釣り。

もう何年前か思い出せないほど前にやっていた。

探したら出てきたリールと竿。

ルアーは近所のダイソーで5個ほど購入した。

これで近場の海に行ってみた。

私の持っている釣りセットは湖でブラックバスやマスを狙う物。

海に向かってキャストしても波打ち際に落ちて話にならない。

場所を変えて馬込川河口に行った。

といっても隣り合っているから2分歩くだけだけど。

今造っている最中の水門を見ながらのキャストだ。

川幅の4分の3程は飛ぶので今度はやれそうだ。

だけど潮の流れが速くてちっちゃなルアーなど、これまた話にならなかった。

唯一ルアーに掛かったのは私の長靴だけ。

もう一つは水泳を再開した。

TOBIOという市営プールに行く。

これも何年前かにやめた。

だがその時の海水パンツや水中メガネそしてキャップがまだ使えた。

歩くコース、速く泳ぐコース、ゆっくり泳ぐコース、何でもありのコース。

いつ立ち止まってもいい何でもありコースに入った。

恐る恐る水に入ると危うく潜ってしまいそうなぐらい深い。

ビート板を抱えたおばちゃんが「泳げないんですか?」と声を掛けてくれた。

「泳げるはずですけど何せもう何年も経っているものですから」と応えた。

まずはクロールで泳ぎ出した。

自分で自分の姿勢を考えると、「まあいいんじゃないかな」と思う。

25メートルは泳ぎ切ることができた。

壁に到達して顔を上げると「ウアー、ハー、ハー」と呼吸困難になりそうだった。

水泳以外に、こんなに長い間息を止めていることもないからなぁ。

時間をおいて4往復した後どうしても50メートルプールに行きたくて25メートルを往復してみた。

何とかできたが、やはり息が苦しい。

50メートルプールに入ってみた。

覚悟を決めて泳ぎ出す。

やはり長いし、なかなか着かない壁。

やっと壁に到着し苦しい息をして振り返るとプールの監視員が私に付き添って歩いてきてくれていたことが分かった。

プールから上がってやれやれ安堵したと思ったのは私一人だけではなかった。


泳ぐユンボ

2023-10-13 13:54:34 | Weblog

中田島に自転車で行くようになって気になることがあった。

それはユンボだ。

これは通常道路工事や建築現場で活躍するのを見ることが多い。
だが川原に置いてあって日によって、その置き場が変わっている。

どうやってあそこまで持って行ったのか、ということが気になり始めた。

あんなに重い重機を船に積めないだろうし、その都度キャリアカーに乗せていくことも難しいことだろうし、だいいち下す場所もない。

散歩で馬込川の堤防を歩く。

馬込川河口から上流に向かって浚渫(しゅんせつ)工事をしている。

その工事状況を見ることができるのだ。

いつものようにカメラ片手に堤防を歩いていると前からユンボの運転手らしき人物が通った。

すかさず声を掛けた。

やはりそうだった。

「あのー、このユンボは水に浮くのですか」

「はい浮きます。

「どのように水の上を進むのですか」

「ブームとアームを使って水上でバケットを川底にあてがい、ひっかく状態で進みます」

「なるほど」と簡単に答えが出たことに感激して散歩に戻った。

川の反対側に出ると先ほどのユンボが何やら動き出した。

見ているとまさに先ほど聞いたように川に出てドボンドボンとブームとアームを動かしバケットを水の中に付けて泳いでいる。

私は興奮して動画を撮り続けた。

「そうだ橋の上から正面に泳いでくるユンボを撮りたいな」と思い走り始めた。

ユンボが川を下る速度は私の歩く速度と同じくらいだから走れば回り込める。

まんまと橋の中央でユンボの泳ぎを撮影した。

橋の反対側に行ってみるとそこには川底から上げた砂を運ぶ船がいた。

どうやら、その船がそこに閊(つか)えてしまってにっちもさっちも状態だったらしい。

先ほど私と話しているときに運転手が気にしていたのは船が来なくなってしまって、その状態を確かめたかったのだ、と理解した。

ユンボが船を助けるという特殊な状況を目の当たりにできたし、それを撮影もできた。

「船酔いするから、この重機は乗りたかねぇ」という言葉を思い出した。


猟師に頼んだ

2023-10-02 17:39:23 | Weblog

もっと早く気が付けばよかった。

後悔先に立たず。

突然猟師さんが我が家に寄ってくれた。

「近くに罠を掛けたから気を付けてね」と言いに来てくれた。

そういえば、ということでやっと気が付いた。

「この物置の下にアナグマが住み着いてしまったのですけど対処できます?」というと「ここに入るアナグマを見たの?」と聞き返されたが実は見ていない。

でもこの家の主が怖がっているので、その日のうちに罠を仕掛けてくれた。

といっても私はお願いした後すぐに帰宅してしまったので次に来た時に気が付いたというわけだが。

その後も猟師さんは見に来てくれて「なぜここに設置したのか、中にはパンを入れてある」などと説明してくれた。

「ここにアナグマが来れば必ず入るからね」と教えてくれた。

それからは春野に行く頻度を増やしたが罠は空っぽのままだ。

10日後に行ったら罠が無かった。

これは罠にかかったなと感じた。

電話してみた。

猟師さんの話によると「一昨日の午後お宅に寄ったときに罠を見ると罠の蓋が下りていたので見に行くとちっちゃな三毛猫が入っていた」という。

飼い猫らしかったので、そのまま放したようだ。

「罠は友人が使いたいというので、そちらに持って行ったから」と言われた。

猟師さんは初めからアナグマは居ないと分かっていたようだ。

だから見たの?と確認したのだ。

アナグマは大きな穴を掘り、しかも出入り口を何か所か作るらしい。

私は勝手にアナグマだと決めつけて、それで怖がるということをしていた。

素人はこれだからなぁ、と自分を情けなく思った。

もっと早くその道の専門家である猟師さんに相談すべきだった。

まぁ何はともあれ物置の下にケモノは居ないのだから、ともう一度入り口に石を置いて二度と入られないようにした。

猟師さんは私に罠の位置を教えてくれる時道路に付いた足跡を見て「これはイノシシ。1週間ほど前だね。大きさはこのくらい」と足跡だけでも見ていたような説得力のある説明ができるのだ。

私が春野を入手した時マムシを取ってもらった時にも驚くほどの能力だと知らされた。