家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

ケリ島を見つけた

2015-05-27 09:05:55 | Weblog
ケリ島を見つけた

ケリというのは「ケリケリ」と鳴く鳥のことだ。

ケリは飛んでいるのをよく見かけるが今回は田んぼの中の巣にいるのを見つけた。

以前から田んぼに巣を作ることは知っていた。

TV番組でも見ていた。

その際ケリに気づいたお百姓さんが、その巣を避けて田植えをしたことを覚えている。

耕運機が、その場所だけを避けて通る。

田植えの終わった田んぼには避けた人工島じゃなくて鳥工島がきれいに残っている。

今回は、まさにそれだ。

「ああ。あるな」と島に気づいたが、その日はそのまま通過せざるを得なかった。

今日わざわざそれを見に行ってきた。

田んぼの中に小さな島のように巣があり親鳥が座っている。

たぶん卵を抱いているのであろう。

少し離れたところに、パートナーらしきケリもいた。

オスかメスかは分からない。

写真を撮る私を警戒しているように見える。

エサを探すのをやめて、ことの成り行きを見守っている。

TVでは巣を目指してカラスやらヘビがやってきた。

親としては当たり前なのだろうけど、それらを排除するために必死になっていた。

今日は警戒だけだ。

暖かい日差しが降り注ぐ巣。

田植えしてまだ間もないから巣が丸見えだ。

もうすぐ稲が伸びて巣を隠してくれる。

「もう少し頑張るんだよ」





スズメバチ用トラップ2015

2015-05-20 07:09:28 | Weblog
スズメバチ用のトラップを何箇所か設置した。

去年設置したものは既に満員で入る余地もない。

スズメバチだけでなく小さな虫たちも入っているし蛾の類も入っている。

それらはそのまま放置しさらに新設する。

ペットボトルの一部に穴を開け中に誘い液を入れて木に吊るす。

誘い液は、いろいろな組み合わせがあるようで少しずつ配合の違いがあるようだ。

私は黒砂糖 焼酎 酢を適度な割合で混ぜ合わせることにした。

匂いは強烈で、だが人間の私も少し「美味しそう」という気になる。

たぶんアルコールの味をよく知っているため、そういう気持ちになるのだろうと感じる。

ミツバチの箱にミツバチが入ると、それを狙ってスズメバチがやってくる。

そのせいで巣箱を放棄して逃げ出すミツバチが多いと聞く。

またミツバチと関係なく私も何度か威嚇されたことがあるし刺されたこともある。

「ここは私の出番」

なんとしてもスズメバチを減らそうと思う。

この時期なら越冬から目覚めた女王蜂を捕らえることができるので頑張らなければ。

設置したトラップを見に回ると結構中に入っている姿を見る。

まだ生きているものも何匹か見つけた。

「大きいなぁー」特に腹というか尻というか。

明らかに女王蜂体型をしている。

こいつを捕まえれば巣を一つ潰したと同じ効果だ。

この女王蜂が働き蜂をたくさん生むのだから。

先日ペットボトルの穴から逃げ出す瞬間を見てしまった。

穴が大きすぎるか、または穴の開け方が下手なのだろう。

せっかく捕獲したのに逃がしてしまうとは。

しかしこんなにたくさんスズメバチが生息していたとは。

「ブーン」という大きな音と共に現れる敵。

いかにも極悪の顔つきだ。

この時期は自分の摂取するアルコール分を減らしてもトラップに回すべきだと感じる。





玄関戸車交換

2015-05-19 07:16:24 | Weblog
玄関の戸車を交換した。

自分でやろうとも考えたが戸車の高さの調整が難しそうだな、と渋っているうちに戸が益々ギクシャクし始め、とうとう建具屋さんに頼んだ。

いざ建具屋さんに頼もうと思っても最近は建具屋さんを探すのが難しくなった。

近所にはないので結局実家のある町の建具屋さんに電話した。

建具屋さんは最近実家の建具を修理したということで上機嫌だった。

まずは建具の戸車を外し、それを持って同じものを買いに行った。

だが1時間たっても戻ってこない。

いつものホームセンターにはなく老舗の金物屋に電話で確認して取りに行ったという。

少し大きめの戸車を使っているのだが「はっきり言って農具用だもんでね」と言う。

何度も「はっきり言って」というので「はっきり言って聞き飽きた」。

さて戸車を手にしてからはなんとも早く取り付けてしまった。

私の心配していた戸車の高さの調整など目分量で済ませた。

「2枚の戸の鍵を掛けてみてください」というので両方の戸を合わせてみると

ドンピシャだった。

流石に職人だけあって「イッパツ」だ。

今まで「ガタガタガタ」という音をたてていた戸が音もなくスライドする。

そして手を離すと「スイー」と滑っていく。

もう30年以上も使い込んだ戸車だ。

片側しか開けないので、そちらの開けない側は固着してコロが回らなかった。

今日になって一部「カタン」と軽く振動することが判明しV字型のレールをペーパーで擦り溝を無くした。

すると昨日より格段とスムーズに動くようになった。

戸の外側によその猫がオシッコを掛けていくので銅板が錆びて緑青が噴いている。

その影響でよけいに戸車が錆び付いたのかもしれない。

猫に縄張りを主張された。

内側から我が家のマロちんが主張し返すので玄関は、はっきり言って出入り禁止にした。





ミツバチ今年は

2015-05-18 10:21:51 | Weblog
作年設置したミツバチの箱。

いや材質の良い新築住居だが結果はだれも入居しなかった。

彼らの好むという場所に設置し、その上蜜蝋を塗ったり引き寄せるための液体を箱に掛けてみたりしたのだが。

今年は頼みの金稜辺を隣に置いて静かに待った。

金稜辺というのは蘭の一種で咲いた花がミツバチのフェロモンと同じ匂いを出すという植物だ。

「金稜辺、咲いたかな?」とワクワクして見にゆく。

箱の底辺に開けてある入口から数匹のミツバチが出入りしているのが見えた。

「おおーッやったかぁ?」となって近付く。

金稜辺の周りにビッシリとミツバチの群れが固まっていた。

ハチ嫌いの人が見たら卒倒しかねない。

翌日、群れはどこかに消え去り箱に出入りするミツバチもなかった。

金稜辺の発生させる芳香に魅惑されて集まり恍惚となって塊り、花が終わると去っていった。

もうひとつの箱には数匹のミツバチが出入りしている。

「これもいつ消えるか分からんな」と少し気落ちしてしまう。

養蜂をしている複数の人たちに聞いたところによると「これだ」という決定的な方法はなく、それぞれの人が「こうやったら入った」という主観的な方法を得意になって話すのみだと感じた。

今年は金稜辺のおかげで、一旦はミツバチを引き寄せ「ここに住居があるよ」と知らしめることができただけでも前進だ、と思うようにした。

だがこのあと数匹の出入りする箱に確実に巣ができるかもしれないし去ってしまった箱に、また大挙して現れるかもしれない。

バンペイユやハッサクそしてレモン。

ウメモドキの小さな花。

これらがもうじき咲こうとしている。

「食べ物はたくさんあるよ」と宣伝したい気持ちで入居を待っている。


水鉢掃除

2015-05-05 08:03:25 | Weblog
妻の記憶では「もう10年以上放ったらかしだよ」という。

水鉢の中には睡蓮が入れっぱなしになっている。

私の記憶では赤と黄色が毎年咲いていたような。

記録を見ると2011年に亀が入り込んでいたという事件があったから放置したのは4年間かな。

水鉢の中の水を、というより腐臭のする泥水を捨てる。

ホースでは目詰まりするので柄杓で一杯ずつ掬ってはこぼす。

「これじゃぁ生き物は生きていけない。メダカも金魚も絶えてしまうわけだ」

水分がほとんどなくなってから睡蓮を水鉢から出す。

だが長い間放置したため根が鉢の中にビッシリと張り、うまく出てこない。

鉢を斜めにして引きずり出した。

本来なら株分けしなくてはいけなかった巨大な根の塊が現れた。 

適当に株分けしても尚且つ余る根っこ。

火を近づければ「ボッツ」と引火しそうなメタンガスの臭いがする。

よく晴れた日の午前中に駐車場で夫婦で繰り広げる水遊び。

通りすがる近所の人達も「面白そう」と声をかけてくる。

見知らぬ、きれいな老女も立ち止まって声をかけてきた。

我が家の前をよく通るらしく、どんな草花が植えてあり鉢の中には魚がいることも承知しているようだ。

猫の散歩をするご近所さんも現れた。

「いつもこの鉢にスリスリするんです」と説明してくれた。

猫まで常連だったとは。

作業は中断を繰り返したが2個の水鉢から睡蓮が出され内側の壁にへばりついたコケ状のものを削り取った。

株分けした睡蓮を水鉢の中に戻し、きれいな水を入れた。

どちらの鉢にどの色の睡蓮が入ったのか分からなくなってしまった。

別の鉢の中で元気に泳ぐ魚たちが加わるのは、もうすこし先のことだ。






ヴィッツは22万キロ

2015-05-04 09:31:29 | Weblog
4月30日にヴィッツのガソリンを入れた。

598.4Km走行して31.36L入ったからリッター当たり19.08Km走行したわけだ。

ハイブリッド車くらいの燃費だ。

気温が上がりエンジンを温めなくても走行が可能だしクーラーを入れなくても走行可能だから今時分がイチバン燃費が伸びるのだろう。

通い慣れた田舎道の走行に使用していて渋滞がないうえに赤信号の長い交差点では、こまめにエンジンを切る癖がついているのも功を奏したのであろう。

さて、その際積算計を見ると219879Kmを示していた。

ということは次にガソリンを入れるときには22万Kmを越すなと気づいた。

いつもならトリップメーターにしておくのだが今回は積算計の表示のままにしておいた。

5月1日その瞬間が近づいた。

もうすぐ記録が出るということだが街中を走っている。

ひと通りの少ない道にわざと侵入してその瞬間を見届ける。

やってきた。

2時35分。

220000というキリの良い数字がメーターに現れた。

カメラで撮りにくいので、まずは日陰に車を入れる。

末端の数字0が1に変わってしまわないうちに良い場所を見つける必要がある。

幸い人も車も通らない場所を見つけた。

記念写真を撮って我がヴィッツに感謝を伝えた。

平成11年に購入したから、もう16年間も働き続けてくれた。

また平成14年3月に20万キロを記録したから1年で2万キロ走行した。

今後もまだ元気で走り続けてくれることを期待している。