財布の落とし物を拾った。
その場所は我が家の駐車場だ。
道路から1メーターほど中に入っている。
だから我が家の敷地に入って落とした感じ。
道路から投げ入れたとしたら道路に近い。
妻に「あなたの生徒じゃない?」と聞いてみると休みだから違うよ」と返ってきた。
拾って中を確かめてみると現金151円とシェル石油で使用可能なスティックが入っていた。
この程度の現金なら落とし主は困らないだろうけどスティックは他人に使用されてしまうと自分にいわれのない支払い義務が生じてしまう。
以前私も、このようなスティックを落としたことがある。
ガソリンスタンド内で使用した後に落としてしまったらしく、しばらくしてガソリンスタンドからの連絡で取り返すことができた。
この経験上落とし主はすぐに取り戻したいはずだ。
我が家の周りのシェル石油をグーグルマップで出してみると、そんなに近所でもない。
もう夜になっていたので明日の午前中にシェル石油まで出向いて落とし主を探してもらおうと思った。
翌朝近くの交番に寄って話をしてからシェル石油に向かおうと思った。
交番に入ると私の話を聞くというよりも所定のフォームに書き込むことを勧められた。
私の義務としては、ここまでで後は警察所定のやり方に依頼するほうがいいかなと思い直した。
仮にシェル石油で不正が行われるかもしれないし、落とし主が「この他の現金はどうした」とか言い出しても困る。
今の世の中、その程度の事は容易に起こりそうだ。
だから拾ったものの全てを放棄し落とし主に私の住所氏名を明らかにすることにも同意しなかった。
拾得物件預かり書という紙切れが手元に残っている。
交番の担当者が困っていた物件の書き方は現金 100円硬貨1枚 50円硬貨1枚 1円硬貨1枚と小銭入れ(チャック式)の他 Shell Easy Payとなっていた。
イメージから言って落とし主はスーパーカブで動いている人だと思うけどなぁ。