家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

高枝切りバサミ修理

2024-03-12 14:23:46 | Weblog

高枝切りバサミを使って自宅にあるツルウメモドキの枝を切り落としていた。

調子よくバチンバチンという音が気持ち良かった。

最後に少し太いけどキリにしたいからと思い切って挟んだ

やはりうまく切れない。

だがどうしても切りたいので少し斜めにして力いっぱい挟んだ。

すると「バチン」と今度は枝ではなくハサミの中で音がした。

それからは一切ハサミとして利用できなくなった。

「やっちまったなぁ」と察した。

Youtubeで高枝切りバサミを見てみた。

すると庭師が「バチン」と言ったらもうダメだと言っていた。

分解してみることにした。

やはり刃を動かすための部品のリベットが外れてブラブラになっていた。

これなら直せるじゃん、と直感した。

リベッターを持ち出して古いリベットを取り除いた後にはめ込んだ。

「よしできた」と早合点した。

組み立てで失敗したのか、それともリベットの付け方がよくなかったのか、まるで分からなかった。

しかし何回試しても元に戻らない。

半ばあきらめていた。

散歩の途中で橋を渡ろうとしたその瞬間「そうだあの金属棒の端がめくれあがっていた、あれが何かの役に立つようにしてあるのだろう」と思いついた。

どの部品も必ず使用目的があり、そのように形を作るし組みあげる。

散歩の後もう一度分解して、その部品を取り出してみた。

だが私の考えは間違っていた。

その代わり細いパイプを太いパイプから抜き出した時ひらめいた。

細いパイプの穴が太いパイプの上にあるレバーで長さを調整し、更にその奥にある金属と連動して刃が作動するようになるんじゃないか?

その考えの基に組み立ててみた。

すると考えはバッチリ当たり元通り作動するようになった。

説明図もなくyoutubeにも紹介されていないものを修理できた。

どういう理屈で長さが伸びて刃が作動するのか全部終わってから理解できた。

実際に直ったことを妻の前でやって見せた。

「おおー。すごいじゃん。直せちゃったね」と喜んでくれた。

その夜のビールが美味しかったこと。

 


壁掛け時計の位置変更

2024-03-10 15:44:43 | Weblog

今年になってから壁掛け時計のムーブメントを交換して交換したてから不調だ。

で電池を入れなおすと調子よくなる。

電池を交換するのではなく、一旦外してまた同じ電池をすぐに嵌めるだけだ。

もうそれを何回繰り返したことか。

2月末になってまたぐずり始めた。

もう愛想が尽きて時計を左遷することに決めた。

だがその時計自体に愛着があるため目に見える場所に置いておきたい。

居間の壁の上に棚がある。

ネコを歩かせるために作った棚だ。

そこに今は竹製のザルなどを置いてある。

そこに設置してみたら竹製品と古い壁掛け時計が妙にしっくりしている。

その時計が掛けてあった場所には寝室から別の時計を移動させた。

この時計は電波時計ではない普通の電池式クォーツだ。

カルティエの文字盤になっているが、それは妻の持っている腕時計をスキャンしてプリントし、その時計の文字盤用として拡大コピーしてはめ込んだのだ。

寝室にあっても、ほぼ全く見ないし、ちょうどいいやということになった。

ただしスキャンする時に腕時計の針が邪魔になって3時の文字がない。

3時の時には推定で「ああ3時なのだろうな」という具合に使っている。

時刻のピッタリ合った時計は今スマホにもTV画面にもあるから問題ない。

ただ長年の癖で、そこを見てしまうというだけで取り付けてきたのだ。

左遷で緊張して心を入れ替えたのか今のところ正常に刻んでいる。

あとひと月もするとまたまた奴は狂うに違いない。