家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

コシアブラの天ぷら

2010-04-30 08:15:17 | Weblog
JAに寄ってコシアブラを買った。

コシアブラの新芽が10個ほど入って200円だった。

春野とは山一つ隔てたところの物だった。

春野の家に到着してから天ぷらの準備をした。

コシアブラのほかにはシイタケとマイタケ。

庭にあるユキノシタは、まだ小さいので止めておいた。

我が家のコシアブラの成長は、まさに順調だ。

去年木曾からもらって植えたばかりの時には早速シカに食われてしまったが宅地内に植え替えてからは食べられなくなった。

今年採ると枯れてはいけないので止めておいた。

だが今採って食べたら美味しかろうという芽が育っている。

天ぷらという食べ方は素材を活かした、しかも簡単にできる素晴らしい方法だと感じた。

屋外で油の飛び散りを気にすることなくアツアツをヤケド覚悟で食べる。

油の中に具が入ってからのジュジューという音が美味しそうだ。

無数の泡が立つのを額に陽を感じて眺める。

緑がいっそう鮮やかになったコシアブラを口に入れる。

パリパリとした衣の中の柔らかな葉の部分を感じる。

葉の付け根は少しモチモチ感があり、ここが最も好きだ。

程よい苦味は塩気とよく合い、次の物を誘う。

おにぎりは美味しくなり、また天ぷらも美味しくなる。

至福の時。

ぜいたくな食事は二人で200円そこそこであがる。


ハーブティー

2010-04-29 08:07:02 | Weblog
ハーブティーを作って飲んだ。

といってもレモンバームの葉っぱを千切ってきて洗い、先ほどまでインスタント味噌汁を飲んでいたマグカップに放り込み、そこに白湯を注ぎ込んだだけだが。

これがどうしてなかなか美味しい。

レモンの香りがするからレモンバームという名前が付いているようだと実感した。

ほのかな酸味とミント系のスッとした感覚が残る。

帰宅して効能を調べてみた。

セイヨウヤマハッカという別名。

だからハッカのような口の中が寒くなる感じが広がったのだ。

神経系統 消化器系統 おとび子宮を強壮にする効果があるらしい。

呼吸と脈拍を緩慢にし血圧を下げ平滑筋の痙攣を静める力もあるらしい。

一部無縁の効能もあるにあるが、まさに私にはピッタリの薬草のようだ。

平滑筋とは脊椎動物の心臓筋を除く内臓筋ということらしい。

じゃぁ心臓を除く内臓の筋肉が痙攣しないわけだ。

じゃなくて痙攣はするが静めてくれるらしいや。

それで春野からの帰りの車の中で眠くなったのか。

それは、いつものことか。

この草は友人からもらって植えておいた。

「レモンバームだらけになっちゃうよ」と言われている。

今年になって新芽が吹いたなと思ったら既にカタマリとなって繁茂し始めていた。

せっせと飲むか。

無料で効能の多いハーブティー。


マジェスティーを売った

2010-04-28 07:01:20 | Weblog
マジェスティーという250CCの大型スクーターを売った。

平成9年に購入してから13年目になる。

長男が東京でしばらくの間乗っていたこともあった。

私の思い出として強く残っているのは日吉に行ったときのことだ。

箱根の登りではトラックに接近されて、下りではエンジンブレーキがかからずに恐い思いをした。

西湘バイパスですれ違った白バイが、あっという間に私の後に接近してきていたことも驚いた。

私はアクセルグリップに大型洗濯バサミを留めてアクセルグリップが自然に戻らないようにしていた。

「クルーズコントロールだ。80キロでもラクチンラクチン」なんて言っていたら肝を冷やした。

その後横須賀や横浜を経由して息子のアパートに辿り着いた。

翌日の息子の大学卒業式には新幹線でかけつけた妻と一緒に出席した。

その後は近所のスクーター屋さんのツーリングなどに参加していた。

その店が閉店してからは、ほとんど乗らなくなってしまった。

玄関脇にほこりをかぶって置いてあるものだから

「ご家庭にあるご不要になりましたスクーターはありませんか?」

というアナウンスをしながら走る軽トラックが何度となくやってきた。

当日きれいにすることなくオートバイ屋さんに持っていった。

何となく寂しい感覚があって、あえてあまり触らないようにした。

写真も撮らなかった。

置いておくことも考えたが乗らなければ痛んでしまう。

次には今の生活に見合った物を注文してある。

生活の変化に付随して道具も変化する。

オープンカーやオートバイなどに乗ることが好きな私だがオートバイに乗る機会が少なかった去年は格段と咳き込みが少なかったという皮肉な結果があった。

趣味と現実をうまく両立させて楽しい思い出を残していく。

今は一抹の寂しさがある。

沢のある家

2010-04-27 08:25:34 | Weblog
春野の自治会費を届けに行った。

毎年係りは交代する。

今年の担当の家に行った。

道路から見えているところは薄暗くて狭いイメージがあった。

ところが入ってみて驚くほど良い場所だった。

薄暗く見えたのは入り口が杉木立に囲まれているからだった。

入ってしまえば広くて(車は20台ほど置ける)明るかった。

また「最高だな」と感じたのは沢がある。

滝音を聞き清水の流れを毎日拝むことのできる贅沢さ。

昔は沢の氾濫が恐かったかもしれないが今は、きちんと改修されていて安全だ。

釣りをしても良いしテーブルを置いてコーヒーやランチを楽しむのも良い。

たまたま留守だったので、また行く機会がある。

次には住み心地を聞いてみようと思う。




静岡美術品めぐり

2010-04-25 09:23:06 | Weblog
静岡に行ってきた。

美術品めぐりとでもいうような行動だった。

早朝護国神社の蚤の市に行った。

岩水寺フリーマーケットに出品している顔馴染みも何人かいた。

境内の砂利道や大きく茂る樹木など気持ちの良い環境だ。

だが目新しい「良い物」には巡り会えなかった。

次に芹沢介美術館に行く。

染めの美しさや文字の面白さをのんびり堪能した。

そして最後に県立美術館。

「伊藤若冲アナザーワールド」と銘打つ展覧会が催されていて混み合っていた。

チケット売り場で「77歳ですが」と言ってみた。

70歳以上は500円なのだ。

受付嬢は「見えませんが」と笑顔で言った。

「バレたなら仕方がない」と言って1100円支払った。

妻は、そんなことに慣れっこで普通にお金を財布から出していた。

作品は「よくもこんなに集められたものだ」と思うほど多く展示されている。

何の事前勉強もなく見てみて自分がどう思うだろうかと考える。

作品ではなく自分を見ているのだろうか。

図録を2000円で売っていた。

これを購入すれば毎日でも見られる。

だが本物の与えてくれる感激はない。

今日の1100円の価値は高かったように思う。




自分で撮れない写真

2010-04-22 08:35:11 | Weblog

撮りたいが、どうしても撮れない写真というものがある。

自分の写真だ。

車を運転中のものは、ほぼ不可能だ。

先日のMECJミーティングからの帰り道2台で走った。

後から走ってくるH氏の隣にはS氏という助手がいて彼が私を撮ってくれた。

晴天で渋滞も無く適度なコーナーのある山道を疾走する快感時のもの。

モーガンに乗っているときには気持ち良い瞬間が持続する。

1枚の写真には、いろいろ思い出せてくれる力がある。

音や風や匂い対向車やバックミラーに写った景色などなど。

トンネルに入ると後続H氏のモーガンの音がひときわ大きく聞こえる。

我々は繋がっていると感じる。

少し気を使うコーナーではH氏は距離を置いてくれるから安心してブレーキをかけられる。

詰め寄らないし離れすぎない。

「複数でのツーリングに慣れているな」と感じる。

安堵感は楽しい走りの原則だ。

愛媛の友人からメールが届いた。

ネットで偶然見つけた私の姿を教えてくれた。

ある人物(赤の他人)が私を東名高速道路で見つけ写真を撮った。

そして御自分のブログに載せたのだ。

「ここまで逝っちゃってる方には頭を下げるほかはない」と書かれてあった。

誉め言葉であろうと勝手に解釈した。

帰宅するときに立ち寄った食事処(天小屋)でも写真を撮ってもらいブログに載せてもらった。

写真は楽しいものだが国家機関による制限速度を超えた記念撮影だけは嬉しくない。


モーガンで信州

2010-04-19 09:15:11 | Weblog
4月17日(土)午前6時43分私のケータイが鳴った。

出てみるとMECJ(メックジェイというモーガンクラブ)のO氏だった。

「○○さん。雪ですよ雪。できるだけゆっくり出てください」ということだった。

信州中川村にある望岳荘でミーティングがあり、それに参加するのだ。

高速道路を使わずに山道を楽しみながら行く予定にしていた。

電話を切ってからというもの雨は止み晴れ間が見え始めメキメキと天候は回復を見せた。

雪が残っている山道はあきらめて高速道路で快晴の中渋滞も無くのんびり走っていった。

現地は、やはりモーガンでの参加は少なかった。

先に到着していた友人たちが聞く。

「何時頃出ました?」

彼らは苦労して参加していた。

私の返事は彼らの行動とは対照的であった。

「さっき」

アルコールは、やや多め睡眠はごく少なめという、いつものパターンで目覚めた。

雪を頂く山々を遠景にまだ美しく咲く桜の古木が部屋から見える。

わがモーガンのトランクは、薄っすら霜が降りフロントガラスやトノカバーには、その解けた水が付着していた。

凛とした朝の空気の中でモーガンに付いた朝日にきらめく水滴を拭った。

タオルを絞る指先の冷たさが信州の良さを示していた。

前日できなかった山道の走行を静岡から参加していたH氏S氏のお二人と一緒に2台で走った。

時には爺さんの、のんびり走行の後で「早くどかないかな」と望み時にはアップダウンや横Gを楽しんだ。

無事帰宅して風呂に入るとき鼻の頭が日焼けして赤く光っていることに気がついた。



妻の留守の真実

2010-04-16 08:05:50 | Weblog
先日は久しぶりに体調を崩した。

それは、たまたま妻の留守であったことと以前にも同様のことがあったので、もうすっかり妻依存症の禁断症状のように思われていた。

だが真実が分かってきた。

母も同じ日に同じような体調だったのだ。

前日に私は母と夕食を共にしていた。

同じ物を食した人は7名。

で、体調を崩した人は2名だけ。

二人とも胃の不調だけで腸は何ともない。

症状から診て食中毒ではありえない。

仮説

母は先日から風邪気味だった。

その菌を私がうつされて二人とも同じ菌に感染していた。

私と姪の子供とのトラブルで私も母も過剰なストレスにさらされて気落ちしたから病原菌に負けた。

もしくはストレス性胃炎。

母のところに顔を出して、それが発覚した。

「あんたもそう?」

と何故か母は嬉しそうな顔をして言った。

翌日内科を受診した母だったが処方された胃薬を服用するだけであった。

母は自分だけだと思っていたし私も私だけのことだと思っていた。

しかし同じ時期に同じような症状だから関連性を持つと思われる。

私の場合は妻の留守が遠因かもしれないが母の場合は妻とは関係ない。

従って今回の胃の不調は、ほぼ妻が居なかったことによる疾病ではないと断定した。

だがストレスを受けた直後に妻が私の話を聞き癒してくれたら、このようなことは起きなかったかもしれない。

そういう経験は数多くある。

妻の効用が実際にあることも証言しておく。


初ニョロ

2010-04-15 08:11:24 | Weblog
タイトルの通り今年初のニョロ君との遭遇があった。

写真は撮ったが載せない。


タラの芽を採っていた。

私が高枝切りバサミ担当。

妻は、それをカゴに受ける担当。

私が下に下りて行き妻もあとを追ってきた。

「そんな道じゃないトコ下りられても」

という妻の声が聞こえた。

私は道を下りずに急斜面の草の中を下りたのだ。

「きゃーマムシ」妻の声が聞こえた。

私が下りたときマムシとニアーミスしてしまったらしくマム君はゴキゲン斜め。

シッポをピリピリと振っている。

妻は急ハンドルを切るようにマム君を避けて何とか下りた。

私は高枝切りバサミでマム君を掴んで下に落とした。

妻は木に引っかかったマム君と少しの間遊んでいた。

その話をY爺さんにした。

「で、そのマムシはどうした?」

「はい。逃がしてあげました」

Y爺さんはマズイ顔をした。

古くからの生活の知恵としてマムシと出会ったら殺すということにしていると教えてくれた。

憎くはないし恐くもないが、そうするらしい。

毒のないヘビには何もしない。

子や孫や年寄り、また自分を守るために、そうしてきたのだろうと思った。

今回の場合も私が通っただけでマム君は自分を守ろうと戦闘体勢になったのだ。

妻が、いち早く気付いたから何も起きなかったが起きてからでは遅い。

それでマムシが絶滅の危機にという話も聞かないし。

私にしても滑って手を着くことも多いしなぁ・・・・・・。

「やはり山の知恵通りにやるしかないか」と決心した。



電子辞書買い替え

2010-04-12 10:15:51 | Weblog
2008年5月から電子辞書を使っている。

それまでは分厚い紙製辞書(朝鮮語辞典)を使っていた。

とても軽くなり持ち歩けるようになったので常時携帯している。

最近辞書のグレードアップをした。

といっても機械自体は古い機種になるが。

韓国語の勉強のために使っているのだが当然韓国語と日本語の双方向の辞書が必要になる。

今回は韓国人用に作られた物にしてみた。

韓国人とすると韓国語を韓国語で訳す辞書が必要になる。

要するに国語辞典だ。

これを読むことによって少しでも能力アップできれば嬉しい。

さて購入に当たって通販会社に申し込んだ。

自分の住所や名前を登録してから注文になるのだが、その段階でミスをした。

英語画面での注文が難しかった。

しかたなく書かれてあった電話番号にかけた。

だがそれは会社を確かめる意味も含んでいた。

電話に出た担当者以外にも職員はいるようで盛んに他の電話で話す声が聞こえてきた。

韓国語なまりの日本語は流暢で丁寧だった。

少し安心した。

ところが疑っていたのはアチラの方であった。

考えてみればネットで中途半端にこちらの情報を送り肝心な注文は電話にしたのだから当然といえば当然だ。

結局メールを使用して正式発注とすることになり振込みをして品物の到着を待った。

無事届いた。

機能ボタンも韓国語なら説明書も当然韓国語だ。

少し怖気づいたが使い方は以前の物と変わらないから大丈夫。

驚いたことに日韓辞典の語彙が日本人向けより多いのだ。

また、その物の値段が半額だ。

イチバン多く使う「数独ゲーム」の機能も付いている。