家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

土砂崩れ2015

2015-04-23 09:17:57 | Weblog

「遠州北は大雨注意報」が出ていた。

さんざん降り続いた雨のあとは土砂崩れ。

春野の我が家から下に続く林道は通行止めとなった。

何年か前にも同じ場所が土砂崩れを起こし電柱を倒し数日間停電となった覚えがある。

今回同じ場所とはいっても、もう少し上の土砂が崩れた。

Y爺さんが少し興奮気味に私に情報を教えてくれた。

「まだガラガラ岩が落ちていて危ない。ここから通行止めになるって」

気田川を挟んで反対側の道路から崩れた場所を撮影し帰宅した。

翌日やはり我が家の前から通行止めになっていることを確認した。

我が家の前の道路には、しっかり柵が置かれている。

道路工事の関係者や市の関係部署が入れ代わり立ち代わり車を止めて歩いて現場を見にゆく。

雨が上がって二日目になっても気田川は濁り道路上には山からの水が流れ、普段枯れたままの沢も勢いよく水が落ちている。

先日の雨の量が極端に多かったことを計り知る。

私も現場の近くまで行ってみた。

歩いて5分もかからない。

いつも車の通りは少ないが絶対通らない道は、不気味な静けさだ。

雨がいろいろなものを洗い流して、はっきり見えるようになった獣道は

「こんな急斜面を」と驚きを与える。

シャガが群生していたり木の芽が大きくなってきたり、春が満ち溢れている。

現場に近づくと道路上に大きな岩が転がっているのが見えた。

その先は岩や土が道路を覆いその上は無数の倒れた杉が斜面に沿って下を向いている。

道路を流れてきた水が、ほんの少しだけ崩れた土砂を洗っている。

「山は生きている」

そんな感想を持った。






元通りという全快

2015-04-18 08:49:19 | Weblog
長ーいトンネルから出た感覚。

明るく清々しい。

1月中旬からの遅々として進まない回復。

この回復速度が今の私の年齢では当たり前なのだろうか。

下痢と軟便を繰り返したあと軟便でも固さに段階がある事を知る。

また粘液便も経験した。

粘液便の原因は、大腸の壁が傷ついたためだそうだ。

大腸の壁が傷つき、修復するために出されているという。

だがこの長いあいだ生活は普通通りしていた。

食べるものは元々野菜が中心であったし発酵食品もたくさんとっていた。

早寝早起きで散歩も欠かさない。

また金土日はアルコールも楽しんだ。

特に変えたところといえば湯治のための日帰り温泉と温泉旅行かな。

これらは確実に成果が出た。

ただ毎日そうもしていられないことが残念だった。

そして普通便と軟便を繰り返したあと、やっと普通便が続くようになった。

普通便になって初めて検便ができる。

検便の結果を聴きにゆく前に薬からの離脱を試してみた。

結果は上々だ。

長いあいだ薬を飲んできたので、その時刻になると何か忘れ物でもしたかのような感覚になる。

薬を飲むたびに斜線を引くようにしたメモも、そのまま時間が止まっている。

検便の結果は血液反応なし。

「これで大腸ガンの心配はなくなりました」と医師からの宣言を受けた。

「ただし今のところは」ということを勝手に自分で肝に銘じた。

ビオフェルミンだけは、しばらく飲み続けることだけで全く通常通りの生活に戻ることができた。

以前血液検査の結果をみて体重を8Kg落としたことがある。

その最低値からさらに今回1Kg減った。

これはそのまま維持することにする。

やっとこれで元通りなのだ。

元通りの素晴らしさを痛感した。

5900円の宿泊

2015-04-14 15:31:28 | Weblog
新聞の折り込みチラシに大きく書かれた5900円ピンクの文字が目立つ。

伊良湖ビューホテルの湖西市浜松市向けの広告だ。

風呂から見える海の景色が素晴らしい。

ビュッフェスタイルであってもシェフが、その場で作るのだから美味しいはずだ。

最上階の部屋にしたり食事を創作和食やフレンチコースにアップグレードすることもできる。

車のない人でも豊橋駅ホテル間の無料送迎バスが用意されている。

3月4月なら安く泊まれるようだ。

早速電話してみた。

予約は意外に簡単に取れた。

金曜日のため500円上乗せになり6400円と消費税で6912円。

そして朝食が1620円だから一人8532円だ。

それでも充分に安い。

我が家から2時間で到着した。

3時前にロビーに入ると人人人でチェックインは順番待ちだ。

台湾からの観光客もたくさん来ていた。

さて早速風呂に。

明るいうちの風呂は大好きだ。

いろいろな種類の風呂があるが、やはり露天風呂が最高だ。

遠くに見える島、見える範囲内でコンテナ船や漁船など大小8隻の船。

陸から見ているのとは一味違う感覚だ。

そしていつもは嫌いなショボショボ降り続く雨も気分を高めてくれる。

午後5時半から夕食だ。

和洋中の料理に果物やデザート類も揃っている。

どれも食べたくなってしまう心を抑えるのが大変だ。

安価な費用にはつきものの賑やかさだが、めげずに我々はお酒も料理も楽しんだ。

その後再び風呂に入る。

結局二日間で4回入った。

この風呂だけを入りに来ると1550円かかるから、4回入ればもう宿泊費が出てしまいそうだ。

朝風呂も朝食も充分な喜びがあった。

最終し払い額は一人10137円二人で20274円だった。

夕食時のビールと日本酒そして売店で購入した2Lのミネラルウォーターが加算されたのだ。

景色が素晴らしいのは、もちろん込みだ。

かなり好印象を抱いて帰宅した。

MECJ春ミーティング2015

2015-04-06 19:36:10 | Weblog
この時期のミーティングは天気予報が気になる。

当日までの日々は天気予報が全て。

モーガンを乗る人にとって雨が降るのか降らないのかで「全く」と言っていいほど違いがある。

「それは屋根を着けるかどうかだけでしょ」

と素人は言うが、その屋根の有る無しが大問題なのだ。

屋根が当たり前に有る車は、ついでにエアコンなどという便利なものが付いているから車の中にいる限りいつ、どこを走っていても「オナジ」。

風には香りがあるし湿度もあれば温度もある。

つまり自然は生きているのだ。

それを肌で感じて運転するかどうか。

ツーリングは場所の移動ではない。

ついでにいうとモーガンにはエアコンはない。

およそ車内には快適という言葉は当てはまらない。

カーステレオはあるがエンジン音で、ほぼ聞こえない。

従って狭い密閉された空間の中で弾け出したい種のようにじっと我慢するしかないのだ。

そんなストレスフルなツーリングに参加した。

私は2日間の天気をあきらめて屋根を着けっぱなしにした。

多くのメンバーは雨が降らなければ屋根を外し雨が降れば屋根を着ける。

それもモーガンのひとつの醍醐味でもある。

朝の「曇りのち晴れ」という天気予報を信じて屋根を着けずに走ったS氏。

途中で降り出した雨に傘をさして運転していた。

「オープンカーで傘をさして運転するなんて」

とお思いのあなた。

それは致し方なくやっているのです。

建物の、なるべく屋根のある場所で屋根を張りたいのですが、それまでは、この雨を傘でしのぐしかない。

私の車の屋根は張り終えるのに30分近くかかる。

慣れた皆さんは3分ほどで終わるという。

たぶん私の屋根材が適度の余裕を持たずキチキチに作られすぎが原因だと思う。

でもね、屋根があっても面白いのがモーガンさ。

エンジンが掛からなくなったけど修理して治ったのが1台。

ちゃんと走るのにヘッドライトがつかなくなったのが1台。

皆さん、きちんと安全に帰宅されました。

ほとんど、ちゃんとしているのに、ちょっとした欠陥を持つ車。

それが自分と重なるから可愛いんだよね、こいつ。