家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

自転車と徒歩両方

2023-07-26 16:38:01 | Weblog

南区役所に行く用事が出来た。

この際自転車で出かけて、ついでに近所の中田島公園に移動して、そこで散歩をしよう。

南区役所までは自転車で20分程度。

区役所では、ものの5分で用事が終わったので公園に移動した。

前回ここに来た時に車の駐車場の隅に自転車を置いた。

自転車から離れて見ると、そのまま車に入れられたらどうしようもない。

というわけで今回は公園内にそのまま入り芝生に置いてあるベンチの横に置くことにした。

さて腰のウエストバッグを外してみるとペットボトルがない。

何度も段差で「ガツン」とか「バコッ」とか振動を受けた。

「大変だ探さなきゃ。これから散歩なのに」

今来た道を戻ろうとした。

「在った」

何のことはない。

やはり芝生に乗り入れようとしたときに前輪のバウンドと共にペットボトルが跳ね落ちたのだ。

区役所で一口飲んだだけだから、まだ十分残っている。

さて木陰を探して歩く。

8割くらい木陰が続く散歩道だ。

野鳥の森というらしい。

これを歩いて行って終点から戻ってきて自転車を通り越して次の日なたの手前で戻る。

途中毛虫が道に落ちているが野鳥が食べないらしい。

東屋を立てている建設会社の人たちが工事している。

さてこれら以外にもいろいろ目に入るもの全てを観察して、これで2500歩程度だ。

4往復して終了やはり1時間半。

今からは妻の用事を足す。

JAトピアに行き、その後郵便局に寄って帰宅する。

リュックサックが背中にびっしょりの汗をかかせるため今回はウエストバッグにした。

これに鍵を付けておけるフックを付け使用したタオルを留める洗濯ばさみをヒモで縛った。

これらは便利に使えた。

ペットボトルが落ちたことは何とかせねば。


簡易測定器

2023-07-21 11:18:41 | Weblog

妻が買い出しに出るついでに喜んで私も付いていく。

イオンの中を歩いていたら女性に声を掛けられた。

「これ、やってみませんか」

「有料ですか?」

「いえ無料です」

「さては病院の回し者だな?」

「いえ。フランスベッドです」と彼女は答える。

「フランスベッドの回し者か」

「はいそうです」と答えた。

「ここに指を差し込んでいただくだけです。」

そして男か女か入れていただいて、年齢を入れていただきます。

女性が指でやり方を教えてくれる、その通りに従った。

右手の人差し指第一関節を測定するだけで、どれほどの事が分かるのか不明だが。

「じゃあ記録しておくかな」と言ってポケットの中からスマホを取り出し結果を撮ろうとした。

左手で右ポケットの中からスマホを出して操作し始める。

「それでしたら急いだほうがいいですよ。すぐ消えちゃいますから」

急いでスマホのカメラを起動して写真を撮ったが、全くその瞬間に画面は消えていた。

女性は「AとAですから良いですよ」と嬉しそうに伝える。

そのはしゃぎぶりからすると、めったに出ないことらしかった。

チェックシートの見方を見てみると元気度と血管健康度がAと判定されていた。

私もつられて嬉しくなったが、たかが指先のチェックで大喜びすることもないかな、と感じた。

妻との集合場所に移動している時「あの測定器でどうやってベッドの販売に関連付けるのだろうか、と考えた。

測定結果が悪かったら、思い切り脅して買わせるのだろうか?

それとも測定結果が良かったことに気をよくしてベッドを買う気になるのだろうか。

妻と合流して今あった出来事を伝えた。

駐車場に出るとモワーッとした湿気の在る熱気がまとわりついてきた。

瞬間的に日常に戻っていた。

車のクーラーのスイッチを入れたら、もう先ほどのことは忘れていた。


ビワ染めのわけ

2023-07-14 13:14:58 | Weblog

先日ビワ染めをしたが、それにはわけがあった。

去年ビワの実を食べようとビワの実の摘果をして、その実には紙の袋で包んでおいた。

ところが、それらの実を全て食べられてしまった。

今年はそうならないように紙の袋ではなく防風ネットでグルグル巻きにしてタイラップで要所要所を留めておいた。

だが野生の動物は、そんなに甘くない。

防風ネットを枝の根元側に引き寄せて中のビワは全て食べてあった。

「もういいよ。毎年食べられちまうならビワは食を諦めて染めにするか」と決断した。

で、ビワは背丈を半分くらいに詰めてしまった。

ビワの葉も茎も存分に使って良い色が出せた。

さてビワ以外にクワの実も食べられた。

クワは自宅にも植えてあるが、春野の実は自宅の倍ほどの大きさもある。

だが甘みは自宅の方が甘い。

自宅で豊富になったクワの実を採って食べているので春野で食べられてもさほど悔しい思いはしていない。

クワの実は赤色から黒色に変化したら食べる。

まだ赤いうちに食すと「ヒエー、酸っぱい」となるが全部食べてあった。

これらは全てハクビシンにやられたものと考えている。

証拠は全くないが木に登ることや上手に手を使っていることなどからそう決めつけた。

それ以外にはアジサイの葉も食べられた。

これはシカであろう。

フェンスの外側にはみ出た分だけ食べてある。

これなら何も文句は言わないのだが。


ビワ染とカマドの不調

2023-07-08 08:36:33 | Weblog

ビワの葉と茎で布を染める手伝いをした。

軽い気持ちで引き受けてカマドに火を入れる。

まずは枯れた杉の葉に点火する。

そして杉の薪に火を移す。

薪に火が付けば寸胴鍋を乗せ鍋の中に水を張る。

順調にいけば、もう少し火を安定させてあとは妻が寸胴鍋の中のビワと湯加減を見て染める布を投入するかどうか決める。

だが中々妻に鍋を渡せない。

途中まで景気よく燃えていた薪が突然消える。

慌てて杉の枯れ葉を割り込ませると「ボッ」と燃え上がり再び薪に火が移る。

これを何回繰り返したのだろう。

指で湯加減を見ると「ぬるくてこれで風呂に入ると寒くて出られなくなるぞ」という具合で40℃以下であると想像した。

カマドの中をどれだけ覗いたことか。

昼食時にもそれは続き結局4時間以上続いた。

カマドは薪の投入口と、その下の灰を掻き出す口その他に隣の焚き口に熱を譲る口更に煙突へ煙を導く口がある。

それらをうまく調整して効率よく少ない薪でいろいろな物を温めてきたに違いない。

昔の人は賢いな。

今日の気温は30度前後で無風だ。

煙突は一旦火が付けば自ずと煙を吸い空へと放出してくれる。

だが今日は付きっ切りでウチワで空気を送り込む必要があった。

今日の火の不調は薪が湿っていたのに違いないと感じている。

薪ストーブも利用しているが、こんなに手こずる火は未だかつて無い。

幸い試行錯誤してビワのエキスが出てきたため染はできた。

疲労困憊して帰宅した。

その後体調を整えるため妻と一緒に散歩道を歩いた。

途中で顔見知りのアヤメちゃんという柴犬と会い私に寄って来てくれたため少し気分が上向きになった。

シャワーに入り体重体組成計に乗ると体重が落ち体脂肪率が下り内臓脂肪が減り筋肉量が増えた。

その夜のビールは格別美味しかったが眠気に襲われるのも早かった。

ひと眠りして目を開けるとまだ9時台でプライムニュースを見た。

次に目を開けると11時台で「まだ今日だ」と感じた。

翌朝は筋肉痛が意外な場所にまで現れている。