家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

ピーカンでモーガン

2018-04-23 17:56:37 | Weblog
ここんとこモーガンで富士山を見に集まると必ず「カンナラズ」雨だった。

ところが今回は快晴だ。

私は東名高速道路浜松ICから友人と2台で出発した。

新東名高速道路駿河湾沼津SAで仲間と合流して9台に膨れ上がって走り始めた。

集合場所である中伊豆ワイナリーヒルズではモーガン10台と他車3台になった。

ここからは私が先頭を務めて伊豆スカイライン、湯河原パークウェイを走る。駿河湾や相模湾を眼下に、そして富士山を眼前に見て山道のコーナリングを楽しむ。

山を降りて今度は熱海の海岸通りを爽快に走る。

今回はさすがにオープンではなく通称ビキニトップといわれる幌を装備して臨む車もいた。

私も当然ビキニトップを装備した。

私の場合はロールバーを利用してフロントガラスとの間をユニオンジャックの布で覆って遮光した。

結局手元に5枚有料道路の領収書が残った。

宿は活きアワビも付いた料理に飲み放題が付いて豪華そのものだ。

全部を食べることはできなかったほど口と胃袋が忙しかった。

翌朝、日の出を眩しく浴びながら少し塩味のする露天風呂に入った。

モーガンには天敵とも言える雨の気配もなく気楽な湯浴びであった。

朝食時に昨夜は3次会まであったと知った。

私は1次会のみで部屋に戻り水でアルコールを薄めて早々に寝た。

典型的な優良年寄りの生活。

おかげで翌日も元気いっぱいで走ることができた。

実は、このイベントの前約2週間の入院をしていた。

といっても私ではなく私の車だ。

マフラーのタイコが内側から穴が空き爆音を立ててしまっていたため修理入院をしていたというわけだ。

なぜこんなに長く入っていたかというと部品の入荷が遅かっただけだ。

排気音は若干変わったが控えめな音量と適度な吼え感が心地よい。

トンネルに入ると自身の車の排気音が聴こえる。

だがすぐに他車の爆音にかき消される。

その程度の音量が好ましい。

何もかも満足して無事帰宅した。

カーナビの設置方法とルームミラーの設置そしてバタつかない車カバーの制作などが課題となった。

二連カマドで同時に

2018-04-20 07:58:42 | Weblog
筍をもらった。

春野で茹でれば皮をそのまま捨てられるから自宅では食べるだけだ。

ついでに妻が庭に生えているフキを採り始めた。

私はカマドの火の番を担当した。

片側を先に点火して隣のカマドに熱がどの程度移るのかと期待していたが、たいしたことはなかった。

片側の火が安定したので、筍を入れて茹でた。

この筍をもらうとき、Y爺さんは「うでて」と言った。

もちろん「ゆでて」の意味だ。

実は母も、この「うでる」を使っていたので懐かしかった。

もう一方のカマドにも点火した。

こちらには採れたてのフキを入れた。

このカマドは熱効率が良いからすぐに湯が沸く。

ただしカマドの中の奥行きがないから薪が外にはみ出てしまう。

かまわず薪を突っ込んでおく。

そして時間が経ったら、その薪を押し込むと中に入っていくから、そうしたら次の薪を入れていく。

水はすぐに沸騰し、一旦沸騰すると、これまた熱効率が良いからなかなか冷めない。

メチャメチャ効率が良さそうに聞こえるが実はカマドのフタが開いているため煙の一部が外に流れてきてとてもじゃないが目を開けていられない時がある。

またその時は息ができないこともある。

この苦労は「火を使っている」という実感を持たせてくれる。

ガスでも電気でも熱く熱している時にはイコール金が掛かる。

ところが薪は余熱がいくらあっても金はかからない。

さらに、この薪は我が家の木を使っているから、元々タダだ。

もらった物と採った物をタダで茹でて皮はそのまま捨てられる。

都会では考えられない。

しかも新鮮そのものだから、これ以上の贅沢はない。

茹でたあとのお湯は黒ずんでいて、これが灰汁だと分かる。

そのまま地面に捨てる。

シンクと違ってパッキンもなにもないから痛むところはない。

真下で眠っていたミミズがヤケドをしたかもしれないが。

サビをやっつけろ

2018-04-15 16:01:41 | Weblog
重い腰を上げた。

サビが限界にまで達していたからだ。

1階2階の雨戸用の戸袋と物置の屋根だ。

去年の11月末から始めた。

まずはケレンという錆を落としたり塗装面に塗料がのりやすくなる道具と水性エポキシ系錆止めを購入した。

12月に入って作業に取り掛かった。

物置については外壁にへばりついたリュウキュウ朝顔を外し、その導き用として這わせていたネットを外した。

外した壁に鉄製のメッシュを立てかけた。

いよいよ塗装面に入っていく。

1階の戸袋が最も痛みが激しいので、そこから手を着けた。

脚立に乗りケレンで錆を落とす。

風の強い日だったので作業の工程より寒さ対策のほうが大変だった。

1階とはいえ脚立の最上階に乗っての作業は少しだけ怖かった。

次に戸袋の周りにマスキングテープを貼り錆止めを塗っていく。

翌日には塗料で上塗りをした。

ここで問題が起きた。

1斗缶のフタを開けて缶を傾けても塗料が出てこない。

約8年前の塗料を使おうとしたためだ。

塗料の表面に皮膜が出来てしまっていた。

皮膜を棒で突き破るとドポッドポッと重そうに出てきた。

塗料用のシンナーで薄めて無理やり塗った。

出来上がりは「はなはだしくしろうと」というものだった。

まあ「見た目より質」と自分自身に言い聞かせて終了した。

その後寒い日が続いたため年内作業は終了。

ずっと休みを続けて3月末に作業を再開した。

4月2日に2階の戸袋の塗装を終えて翌日から物置に取り掛かる。

2階の戸袋の塗装は実は塗料を購入し直した。

妻から「変なところでケチらないように」と言われたからだ。

とても塗りやすく仕上がりも満足できた。

物置の屋根用の塗料も買った。

錆止め兼上塗りというものだ。

これで一気に作業時間が短縮できた。

屋根の波トタンは塗りにくいし塗料が足りなくなったりして少し時間がかかった。

だがその出来栄えには満足し妻にも褒められた。

「物置の壁はどうするの」という質問が妻から出たが塗り替えの予定はない。





シカを入らせるな

2018-04-07 14:38:48 | Weblog
3月23日に宅地内にあるアオキの花芽の写真を撮った。

3月26日に撮ると少し葉の数が減っていた。

3月30日に撮ると、ほとんどの葉が喰われていた。

アオキの近くに植えてあるアジサイを見ると、やはり喰ってあった。

シカが宅地内に入ってくることは今まで、ほとんど無かったが、こう連続して入ってこられると、こちらとしても身構える。

でもどうして、こんなに大胆なことをするようになったのかなぁと考える。

たぶん今年に入ってワイヤーメッシュの囲いを拡幅したからだと思われる。

獣道が通っている部分に、ちょうどワイヤーメッシュを置いてしまった。

そこに突き当たった獣は右か左に曲がることを強いられる。

今までは真っ直ぐに通り過ぎていたものを。

左に曲がって進めば今までと同じような山道だ。

だが右に曲がってワイヤーメッシュ沿いに歩いていくと、ちょうど宅地内に導かれる結果となる。

以前友人宅のバラ園にウルフズピーという袋がぶら下げてあった。

つまり狼の小便だ。

もう狼などいないのに、それでもシカは寄り付かなくなるという。

それを聞いた私はマイピーで試してみた。

つまり山道で立ち小便をするのだ。

行くたびに同じ場所でピーを切り株や立木に掛けておく。

自分のアルコール臭や納豆臭のある小便が獣に有効なのだろうか。

はっきりはしないが、獣道がそこを避けて少し離れた場所に形成されたということは確かだ。

目に見えない印でさえも効果のある獣道なので鉄製の柵ができたら、すぐに別の道を探し始めるに違いない。

ただ早いとこ別の道を選んでもらう必要があると思う。

右に曲がって来た奴らには2箇所の柵を設けて入れないようにする。

右に曲がらないように再びマイピーの出番かも知れない。







シイタケ泥棒

2018-04-02 14:53:06 | Weblog

シイタケを収穫しにいった。

シイタケ畑に何か違和感があった。

ホダ木にシイタケが生っているのは当然だ。

だが地面にも生っている。

拾い上げてみる。

傘は傘だけで地面に置いてあるだけだった。

柄(軸)の部分はない。

これは人間ではないなと直感した。

以前我が家の周りに100匹以上のサル集団が反日滞在していったとY爺さんから聞いた。

その時はシイタケのホダ木に付いていたはずのシイタケに生りかけていたイボのような小さな突起が全部取られていた。

これは指を持つ動物が器用に摘んで取り外したに違いないと、だからサルが、いちいち取って食べたのだと理解した。

で、今回は軸の部分だけ食べて傘を捨てていった。

だから今回もサルの仕業に違いないと思っている。

シカならば傘からパクリと食べるであろう。

傘だけ残して食べるにはシカは余りに不器用であろう。

傘に食いついて切り外し、それを落としておいてホダ木に残った軸を食べたとしても傘に傷らしき跡は付いていない。

また我が家のホダ木はお互いに組んで倒れないようにしてある。

その組まれたホダ木の狭い空間に入り込んで食ってある。

これもシカの体型からいって無理がある。

またメッシュの柵で囲ってあるため、そう簡単には入ってこられない。

もし入ってきてもシカなら足跡が残っているはずだ。

他にもシイタケを食べそうな動物は居る。

だがどう考えても状況はサルの犯行を裏付けている。

ささっと拾い集めてみると50個以上あった。

まるで傷ついていない様子なので食べようと思えば食べられるのであろう。

が、その気がしない。

コンポストの中に放り込んでしまった。