家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

98円のスマホ充電器

2019-02-28 08:17:37 | Weblog
あるホテルに宿泊した翌日スマホ充電器とそれ用のケーブルを忘れてきてしまった。

当面別のものを利用していたのだが一度に複数機充電する必要が生じたりして

不便になり、やはり購入する必要がでてきた。

アマゾンを見ていたら特別安価な物を見つけた。

スマホ充電器とケーブルのセットで98円だ。

そして送料が80円。

合計しても178円という破格以上の信じられない値段だ。

発注して送金した。

だが待てど暮らせ荷物は届かない。

不便にも慣れほぼ完全に忘れ去った頃届いた。

「ん?なんだっけ」という具合で中身を取り出して思い出した。

安価というのは、こちらの気持ちも、そうとう緩んでいるらしい。

充電器には2.1アンペアと1アンペアの差し込み口がある。

1アンペアで充電してもラチがあかない。

たとえ一晩中充電しても、元より減っているなんてことがあるくらいだ。

2.1アンペアで充電すると「さすがに早いなぁ」というくらい違う。

便利に使っているとタブレットが誤作動を起こすようになった。

電源が入ったり落ちたりを繰り返すのだ。

てっきりタブレット自体がダメになったものと思い込んだ。

だが別の充電器で充電してみたら、あっさり充電できた。

安価な充電器が犯人だった。

それではケーブルだけは使えるだろうと思ったのだが、やはりこちらも誤作動を繰り返すので使えない。

何年も使った本体よりも買ったばかりの充電器が粗悪であると気がつくのに時間がかかった。

結局充電器とケーブル両方買い直した。

本体が壊れなくてよかったどころか発火しなくて助かった。

「時々安物買いの銭失いがあるのね」と妻に指摘された。





道路下で菌打ち

2019-02-25 17:02:08 | Weblog
先日妻に手伝ってもらった菌打ちだったが、今度は道路下で菌打ちだ。

先日はヒラタケの菌で打ったのはケヤキの木。

今度はシイタケの菌でコナラの木だ。

これは、ほぼ毎年やっていることだ。

今回違うのは、その場所が道路下ということだ。

道路から45メートル下がったところにホダ木が置いてある。

まずは充電式電ドルと菌駒そして、それを打ち込むハンマーをバッグに入れて降りていく。

順調に穴あけしていると電ドルが急に止まったり、また動き出したりをし始めたので菌打ちすることにした。

何分か菌打ちをした後再び穴あけを始めた。

流石に電池残量が減ったらしく不調な動きをするので午前中はあきらめた。

11時20分 家に戻り電池を充電器に差し込み早弁にした。

12時に充電後の電池を持って現場に降りた。

さて作業を再開しようとすると電ドルが不調なままだ。

充電完了になってはいたが、そうではないらしい。

しかたなく30メートルのコードリールを2個つないで道路下に配線した。

敷地内でコンセントのある位置から15メートルほど余分に取られるし道路の横断もある。

下では、さらに10メートルの延長コードをつないで電気を取ることにした。

今度はストレスなくドリルが作動する。

地面が斜面なため菌を打つ姿勢が悪い。

足の置き場が悪くて膝を地面についたりして打つ。

地下足袋を履いているため、くるぶしの曲がる角度が鈍い。

いきおい脚が痛くなるし腰も痛くなる。

何度も作業を中断して伸びをする。

午後の道路下は東斜面なため陽が陰り寒い。

河から上ってくる冷たい空気も感じられる。

先日猟師がイノシシに襲われたという事件を思い出した。

こんなに一所懸命に集中していると後ろから襲われても気づかないな、と自覚しながら作業した。

作業が終了してもコードリールを片付ける必要がある。

充電電池のスペアーを買いたくないばっかりに余分な作業がある。

でも極力消費するのは労力であって金銭ではない。

30メートルのコードをきれいに巻き取る。

それを2個やれば充電電池を買ったことと同じになるのさ。

ヒラタケの菌打ち

2019-02-23 16:23:44 | Weblog
去年の台風24号で倒れたケヤキを、このためにとっておいた。

ヒラタケの菌を打つのだ。

菌打ち用に木を切り倒したわけではないので菌打ちに適した太さのものは少ない。

枝分かれしている物もあるし細い物もある。

細いものは1メーターくらいに切りそろえるのをやめて長いままにしておいた。

1本の倒れたケヤキを利用するためには菌打ちは適していると思う。

菌駒は適当な量買っておいた。

私がホダ木に穴を開けて妻が菌を打つ。

いちおう流れ作業という建前だが実際には流れない。

菌打ちが早いと私が追われるし穴あけが進むと菌打ちが遅いように見える。

ほぼ用意した木に打ち終えそうな頃残りの菌駒の量を見てみた。

驚く程たくさん残っているではないか。

「ええー。まだこんなに残っている」

既に打ち終えた木に更に打ち込むのは無駄だ。

思い出した。

彫刻用に、として残しておいたケヤキがある。

太いので長くすると重くて持てなくなるので短めに切っておいた。

それらを棚から持ち出してきた。

太いので短いけれど菌駒の数はたくさん使う。

ヒラタケの原木栽培としては不向きかもしれないが、これでいく。

中腰の作業が多くて妻も私も腰痛寸前だ。

大きく伸びをして、お互いの労をねぎらった。

作業を終了した後は風呂に入りたくて早く帰宅したい思いになった。




ソリで引き上げる

2019-02-07 08:09:56 | Weblog
一箇所に集めておいたコナラだがシイタケの菌打ちをして寝かす場所ではなかった。

元々段々畑であった場所なので何段かの斜面と平面が続く。

残念ながら、全部のコナラをもう一段引き上げる必要があった。

そこで思いついたのは子供がスキー場で遊ぶためのソリだ。

キッズソリという名前だった。

ホームセンターで購入したあとコナラをソリに縛るための穴を開け細いロープを通した。

さて実際に使用してみる。

ソリは子供用なので幅が狭い。

太いコナラなら1本しか乗せられない。

とりあえず、その1本を引き上げてみた。

簡単にスイスイ上がってきた。

この1本を肩に担いで坂を上るのは無理。

平地もしくは下り坂なら歩ける。

ソリに乗らないほど太くて長いコナラを1本だけ直接引き上げてみた。

上から状態を見ながらロープを引っ張るのでコナラの先端が土にめり込まないように引き上げることはできたが、それでも枯葉や枝などを巻き込んで上がってきた。

やはりソリを利用して正解だなと感じた。

ただしロープの長さが足りないため、思い通りの場所には上げられず坂を登りきったあたりでソリを留め、あとは手で引き上げざるを得なかった。

こういう作業は道具がたくさん有れば有るほど楽にできるのだな、と痛感した。

だが商売でもないし何度も同じ作業をするわけでもないからお金をかけることはできない。

不便は力や回数で補うのは鉄則だ。

幸い今回は、あまり力が要らないし時間は無制限にある。

引っ張り上げている時間よりもソリにコナラを括りつけたり、上げたあとそれを解いている時間が圧倒的に長かった。

午後は慣れとスキルアップで時間短縮できたと思う。

最近この辺りを私がよく歩くので枯れ枝は取り除いてある。

私の歩いた跡にシカのフンがポロポロ落ちている。

いずれは、この場所もワイヤーメッシュで囲わなければならない。

もう少ししたらシイタケ菌を打つことになり、打ったあとは、それを寝かすことになる。

まだまだ作業は続く。

野鳥の巣二回目

2019-02-04 18:43:08 | Weblog
野鳥の巣は2011年に春野の近所の人から孟宗竹をいただいて、それを利用して掛けた。

3年間で3組の野鳥が巣を利用して子育てを果たした。

比較的低い位置の巣だったため子育てを手に取るように観察できた。

私の巣で生まれた小鳥がやってくると、孫のような気がして嬉しかった。

その巣は古くなり、かなり痛みも進んだため取り外してしまった。

今回もう一度巣を掛けようと思ったのは廃品利用をするためでもあった。

小型のスピーカーが余っていて捨てるにはお金がかかるからだ。

スピーカーの箱からスピーカーを外してしまえば残りは「立派な巣だ」と思いついたのだ。

やってみたら「いける」と感じた。

スピーカー用の穴は大きすぎるので別の板を使って適当な大きさの出入り口用穴を着けた。

屋根も廃材でいく。

一つは杉の皮で、もう一つは波板だ。

おまけに出入り口の手前に一旦留まる木を着けた。

それらはヤマガラやシジュウカラ用で今回はアカゲラ用の巣箱も作った。

それは少し入口が広いし巣の長さも長い。

それは別で利用しようとした跡のある杉板を利用した。

板が厚すぎて少し重くなってしまった。

こちらも屋根は杉皮で留り木も着けた。

さて先日それらを木に取り付けた。

ブナとモミジにスはピーカー巣。

これらは簡単に着いた。

アカゲラ用は高さ3から4メーターの位置ということなので少し高い。

巣の様子を観察したいので家の前にあるケヤキが適しているかなと思いハシゴをかけて登ってみる。

結構な高さである。

この位置で両手を離して巣を着けるのは無理。

結局裏山のコナラの木に着けることにした。

こちらも高さは変わらないがちょうど良い位置に枝があって便利だ。

どの巣も家の中からは見られないが分かりやすいところにある。

これからが楽しみだ。