家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

鳥山明日香ピアノリサイタル 08 還

2008-06-30 20:14:18 | Weblog
鳥山明日香ピアノリサイタル08「還」に行ってきた。

明日香ちゃんは長男と同じ年であり幼稚園で一緒だったものだからご両親もよく知っている。

そんな音楽とは関係ないことを抜きにしても、たいへん楽しめた。

アメジスト色のドレスは落ち着いていて華麗だがピアニスト明日香さんの弾く音はアメジストよりも透明感があり輝きを持っている。

曲によってその音は華やかに舞い、また落ち着いた安らぎを与える。

明日香風サウンドとも言える独特の雰囲気は、ある面神経質であり几帳面である。

しかしまたある面母性にも似た包容力を感じさせるし良妻でもあるかのような安心感を伝えてくれる。

リサイタルには「還」という名前が付けられていた。

辞書を見ると「還はそれを音符とし、足の動作を加えた字で、円をえがいて戻ること」
とある。

留学先であるハンガリーから生まれ育った故郷に帰って来たという意味も含まれているのであろうか。

空き家を物色

2008-06-26 09:37:33 | Weblog
突然友人から電話が入った。

「取り壊す前の家がある。欲しい物があれば何でも持って行ってイイ」

勿論二つ返事。

行ってみると昔からの高級住宅地で広い敷地に立派な庭そして大きな家。

これは、そうとうな大金持ちに違いないと感じた。

誰も居ない家の中に「失礼します」と断って入っていった。

留守宅に入り込み住んでいた人たちのことをいろいろ想像しながら物色した。

もう何年も放置された様子の庭や外装の割に内部は、つい最近まで生活していた
かのような感じを与えた。

靴がありテレビがあり冷蔵庫がある。

歪みのない家で雨漏りのあともない。

電燈をつけてみる。

欄間や床柱も高級そうだ。

ただし置いてある机やタンスは安物だ。

中身は抜いてある。

何でも欲しがる私だが、流石に欲しい物はない。

梅を漬け込む鉢を2つと庭に植わっていたドウダンツツジを3つ4つ抜いてもらってきた。

もらえたことより物色したことが愉しかった。


傷害保険

2008-06-24 11:03:18 | Weblog
傷害保険に加入した。

今までも家族の変化に応じて何度か見直しをしてきていた。

しかしこの一年忘れていたことがあった。

春野を購入したことだ。

それによって傷害の危険がかなり大きくなっていた。

草刈機をはじめチェーンソーやナタなど刃物を利用する機会が爆発的に増えた。

また平らな部分より坂や崖が多く単純に転ぶこともあるし滑り落ちることもある。

さらに ヘビ 蜂 ムカデ などに咬まれたり刺されることもありうる。

ところが傷害保険に入っていなかった。

交通事故に合ったことを想定したり病気に因る入院や通院に手厚くしてあっただけだった。

手続きが終わり証書を受け取った。ヤレヤレ。

だが傷害に合いたくないのは、当たり前のことだ。

危険回避は最優先事項だ。

山の人たちの言うことをきちんと守って暮らそうと思っている。

カイロ

2008-06-22 08:56:55 | Weblog
妻の友人が激痛で夜も寝られないと言ってきた。

妻は迷わず我々の通っているカイロプラクティックを紹介した。

私が妻に代わって連れて行った。

予約客のひっきりなしに続く間を縫って、ほんの10分から15分程度処置してもらった。

妻の友人は「うそみたい」と言って笑顔でスイスイ歩く。

医者からは「坐骨神経痛です」と診断されて注射と痛み止めの薬を処方されていた。

だが痛みは取れず苦しんでいた。

それがほんの少しの処置で治った。

私の母 友人 友人の父親もちろん妻と私自身も治っている。

今日も妻の友人から「爆睡できた。感謝しきれません」とメールが届いた。

鉄筋細工

2008-06-20 07:40:12 | Weblog
鉄筋を使って何か作ってみようと思った。

まずは鉄筋を切ったり曲げたりする道具を試した。

10ミリの鉄筋がすんなり切れるし、いとも簡単にグニャリと曲がる。

次は接着だ。

安価なアーク溶接機でエル型金具に鉄筋を溶接する。

溶接棒を金属に触れさせると火花が出る。

その火花を利用して接着する。

これがなかなか難しい。

お面のようなものを顔の前に被せ、そこに付いている濃いサングラスを通して火花を見る。

だが火花が出たと同時に溶接棒が金属に貼りついてしまう。

何度か試しているうちに線香花火のようにバチバチとイイ感じに火花が続き、熱と煙と匂いが立ちこめる。

「ヤッタ」という心地よさを得た。

しかし鉄筋と鉄板は貼りついていない。

「なんだ?どうして着かない?!」

そうとう練習しないと使える物など、とてもじゃないが作れそうもない。

でも楽しい。

土叩き

2008-06-17 10:02:32 | Weblog
先日解体した藤棚の廃材を利用して土叩きを作った。

これは土を叩いて堅くするための道具。

相撲の土俵を作る道具を見て真似してみた。

土を叩いて固めて山に続く道にしようと思う。

コンクリートやアスファルトなどは使いたくない。

石を使いたいが重くて持って行けない。

放っておくと草が生えて道の境がなくなる。

ブドウが生えていたりモミジの新芽が在ったり、ところどころにタラも生えている。

だが刈る。叩く。

「ここは道」

ぷらっとこだま

2008-06-12 10:04:40 | Weblog
東京に行く機会があり今回は車で行けない事情があった。

久しぶりに新幹線で行くことになった。

今までは回数券を利用していた。

だが今回は格安でしかも指定席そのうえドリンクが1本ついている「ぷらっとこだま」という企画を知り、すぐに手配した。

通常浜松東京間8070円のところ6300円だ。つまり1770円安くなる。

妻と同行するため往復二人分で7080円安くなるのだ。

実際に利用してみて少し不便はあった。

「ぷらっとこだま」のチケットは切符ではないので通常の改札口を通れない。

浜松は改札が小さいから問題ないが東京はあちらこちらに改札があり「ぷらっとこだま」のチケットで通れるところが決まっている。

それを探すのに時間がかかった。

その他いろいろ制約はあるが私達には、いずれも問題なかった。

新幹線の中は快適だった。

先日購入した電子辞書に付いている「脳鍛アプリ」という数字パズルを夢中になってやっていた。

妻はドリンク券で車内販売のコーヒーを飲み、私は新幹線を降りた所にあるキヨスクでエビスビールをもらってホクホクしながらホテルに向かったのである。

吹き矢全国大会

2008-06-10 15:13:14 | Weblog
吹き矢全国大会に参加した。
私は8メーターの部。
まずは練習で3矢撃たしてくれる。
1矢がとんでもない方向に飛ぶも、残り2矢は真ん中に決まった。
いよいよ本番が始まった。
1矢目真ん中7点。2矢目真ん中7点。3矢目大きく外れて3点。
ショックだった。
気を取り直して4矢目少しずれて5点。
5矢目真ん中7点。
審査員と一緒に自分の結果を見に的まで行く。
審査員が小声で「矢の調子が同じでないと」と言ってくれた。
同じ呼吸で吹いたときに同じような軌跡を描く矢を5本揃えておかなくてはダメだ、という意味だ。
練習で大きく外れた矢を3本目に使用してしまったのだ。

2ラウンド目開始
1ラウンド目でダメだった矢は取り除いた。
1矢目を吹いた。
またまた左上にもっと大きくずれて、なんと0点に入ってしまった。
これには動揺した。練習でこんなことは経験したことが無い。
手は震えてくるし心臓がバクバクして汗が出てきた。
それでも制限時間内に撃たなくてはいけない。
2矢目は少し加減した分ちょっと右下にずれて5点。
「落ち着け落ち着け」と自身に言い聞かせる。
3矢 4矢 5矢が真ん中に決まり7点が3本。
審査員が、また小声で「これ、おしいなぁ」と1矢目を指して言った。
前半を終了して結果発表があった。
我々の支部から参加した中で当然のように自分だけが最下位であった。
さらに隣でプレイしたB先輩がパーフェクトを含む2位 K先輩が10メーターで3位 O支部長が10メーターで4位。

さて昼食後3ラウンド目が始まった。
私は平静を取り戻し7点3本と5点2本に入った。
「やっと練習通りになった」ため息混じりに口から漏れた。
観覧席に戻ると昨夜の飲みすぎ寝不足そして、安心感が混ざりウトウトとしてしまった。
「さあ最後行くよ」の声で目が覚めた。

さて最終回は集中力を欠き、あちこちに撃ち分けてしまった。
それでも最後の最後は気を入れて撃って7点に入れた。
結果は7点2本 5点2本 3点1本。

今回の結果を考える
優勝者の点数は、決してかけ離れたものではなかった。練習では、それと同じ数字を何度か出している。
練習と違う点は前半2ラウンドのうち、それぞれ1本の矢が外れたこと。
それによって点数的にかなり損したこと。
0点からのスタートでも気後れすることなく7点に3矢撃てたこと。
4ラウンド目は、集中できずに臨んでしまったことと、これで終わるという気の緩みからも集中できなかったこと。
点数を語るのは簡単だ。一目瞭然だから。合計113点で137名中52位ということだ。
しかし1ラウンド1ラウンドにドラマがあり、それらに呑みこまれて翻弄される。
そのなかで自己を信じ最大限の力を振り絞ってこそ楽しめるというものだ。
今回は4ラウンド目を除いて充分に楽しめた。




ウリ坊

2008-06-06 07:59:07 | Weblog
吹き矢の仲間がペットを連れてきた。

先日自宅の庭で捕まえたというウリ坊だ。

まだ生後1ヶ月も経っていないという。

私も抱っこさせてもらった。

こんなに小さいのに身体は剛毛に覆われている。

なんだか良い匂いがした。

まつげが長くていい男になりそうだ。

鼻は犬や猫のように柔らかくて湿っている。

これで穴掘りするとはとても信じられなかった。

春野の敷地の中にイノシシの掘った穴が、あちこちにあるが直径50センチ深さも50センチくらいあるものもある。

大人になると鼻が硬くなるのかなあ。

仲間を母親だと思っているようで、あとを付いて歩く。

まだミルクを飲ませていると言っていた。

名前はまだ無い。

Morgan 点検

2008-06-05 09:58:24 | Weblog
Morganを点検に出した。

出たり出なかったりの「カラカラ音」の原因がつきとめられた。

走行距離は、たいへん少ないが何しろ14年経過しているわけだから、あらゆるところにガタが来ているわけだ。

既にダメな部品と時間の問題の部品は、この際に交換した方が安全であり安価でもある。

また配線がショートしていた部分もあり、それも修理というより配線引き直しをしてもらった。

全部修理し終わったところで、今度はヒーターホースが爆ぜた。

何の心配もなく乗っていたが、なんだかんだと悪いところが出てきた。

私が乗っているときに、これらが壊れていったら何度も困っていたはずだ。

今回の点検は本当にありがたかったと思っている。

健康体に戻ったMorganを見ると、わがことのように嬉しく思う。

これでまた一緒に楽しめる。