家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

煙突効果

2008-03-31 11:12:45 | Weblog
バーベキュー用の炉に鉄板でフタをして煙突を取り付けた。

炉の中で普通に燃されていた木々が、がぜん勢い良く燃え始めた。

今までも炉の中に酸素はある。

しかし煙突が配備されたことによって空気の流れができ燃焼効率が格段に良くなったのだろう。

押し出される空気は次の空気を吸い込む。

自由にさせるだけが高効率とは限らない。

少しの不自由さは時によって思いがけないほどの力を発揮する。

ピーンと来た

2008-03-27 09:40:54 | Weblog
春野で山に道を造っているとき小さなパトカーが通った。

手を休めて見ていると運転していたおまわりさんと目が合った。

パトカーを止めたので私も山を下りていった。

「いやぁ会えてよかった。○○さんですか?」と言う。

「それは前の人です。去年5月に所有権移転しましてね」と答えた。

おまわりさんの持っていた分厚い書類には旧所有者が載っていて、そのページには付箋が着けられていた。

私の住所を伝えると

「ああじゃあここから1時間くらいですね。運転気をつけてくださいね国道は危ないですから。事故も起きていますし」

と言うので

「分かりました。気をつけます」と答えた。

何気ない会話なのだがピーンと来るものがあった。

帰り道いつものように時速50キロ制限を70~80キロで走行した。

ここからは40キロ制限という標識の後で、よくネズミ捕りをやる箇所にさしかかって速度を40キロに落とした。

「やっぱりな」

ネズミ捕りをやっていた。

あのおまわりさんの言葉の中に、この状況を伝える何かが含まれていた気がした。

後になって分析してみても、普通の会話を普通に喋っただけで不自然なところはまるでなかった。

石垣に手を打った

2008-03-25 08:53:44 | Weblog

去年石垣の隙間にマムシが居ついて困った。

 

今年はそんなことにならないように手を打った。

 

去年末に高圧洗浄機で石垣をきれいにしておいた。

 

そのままモルタルで埋めたかったが「凍らない春まで待ちな」と言われていたので暖かくなるのを待っていた。

 

ところが、もう彼らの出没を確認したので急いで処理した。

 

砂とセメントが予め混ぜてある物20キロを一袋購入してきた。

 

水を加えて園芸用シャベルで練るとモルタルの出来上がり。

 

石や砂利を穴に詰めて、その上からフタをするようにモルタルを塗った。

 

石垣の隙間なのでコテなどは使えない。

 

手を使ってやるしかなかった。

 

一袋では足りず翌日もう一袋購入して続けた。

 

何とか終了してみると手はセメントのせいでガサガサになり所々皮がむけている。

 

手を水で洗い流すとき少し沁みた。

 

だがこれで奴らは入り込めなくなると思うと沁みも心地よく感じた。


大蛇

2008-03-24 10:00:42 | Weblog
今年初めての下草刈りをしていた。

何かが動いた。  ヘビだった。

この時期まだ出てこないと高をくくっていたので驚いた。

また、それはそれは大きな大きなアオダイショウだったので尚のこと驚いた。

作業を止めて妻の所に報告に行った。

すると見に行くという。   妻を連れて戻るとまだ同じ場所にいた。

クビを持ち上げて、こちらの様子をじっと見ている。

妻も見つけたとたん「うわー大きい」と言った。

妻が持っていたカッサライを目の前で振って脅した。

ほんの少し動いたが落ち着いてこちらを見ている。

今度は私が石を投げてみた。

近くに落ちても動かない。

何個か投げたが動じない。

少しの苛立ちと不安が私に押し寄せてきた。

「こいつ完全に我々を舐めている」

今度は石が当たった。

奴は驚いて今の位置から下に下りてきた。

太い。かなりの大きさだ。180センチから2メーターはあるだろう。

とっさにカッサライの柄で叩いていた。

ダメージを与えた私は続いて攻撃していた。   奴はぐったりとした。

カッサライの金属部分に奴を乗せて谷に捨てようとした。

持ち上げると重い。

投げてみたら重くてカッサライごと吹っ飛んでしまった。

カッサライは谷の手前の道路に飛び奴は土手に引っかかった。

道路に下りて今度は奴をちゃんと谷に落とした。

地元の人が来たので今起きたことを話した。

ヘビの話しなどに興味など無い風に言った。

「マムシは殺すが青大将は殺さない」と。

地元の人達をお手本に行動したいと思っている私は他の地元民の忠告を思い出していた。

「アオダイショウやヤマカガシは殺さないと家の中まで入ってくるから」というものだ。

農家であればネズミを捕食するアオダイショウは味方という意識が有るのかもしれないが私達にとっては同じヘビに違いはない。

恐がっているだけではいけないという思い。

この機を逃すと再び出てくるであろうという思い。

罪もないものを殺してしまうことの辛さ。

その場のそういう複雑な気持ちの中で行動した私。

今でも迷っている。

今後も同様の場面が繰り返されるのに。

鼻挿入型マスク

2008-03-21 15:36:04 | Weblog
NOSKという韓国製の鼻挿入型マスクを試している。

1260円と価格は高いが洗って何度でも使用できるから割安かもしれない。

1マイクロメーター(1ミリの1000分の1)のものは100%通過させないと書いてある。

ただし匂いはちゃんと伝わる。

鼻の中に挿入しても圧迫感など違和感はほとんどない。

あれこれ鼻を動かしてみているうちに鼻の中がムズムズしてクシャミが出たことはある。

外見上気付かれたことはないが話が出来るほど接近すると目に入るようだ。

「鼻をどうかしましたか?」と言われた。

息苦しくもないから長時間使用しても問題はない。

主にオープンカーで走るときやオートバイを乗るときに使用している。

目は痒いのだがクシャミは出ない。

これは完璧だなと決めかかっていた。

だが少し問題を発見した。

それはNOSKを使用して力仕事をした時のことだ。

気が付くと口で息をしていた。

たぶん鼻から入ってくる酸素量が不足したので、それを口呼吸で補ったのだろう。

だから運動するときには不向きであろう。

もう少し様子を見ていく。

友人二人入院

2008-03-20 10:50:03 | Weblog
友人二人が入院している。

一人はガンと闘っている。

彼は遠距離に在住なので見舞いに行けないが抗ガン剤の点滴投与をしているという。

抗ガン剤はとても辛いものだと聞いている。

ケータイメールでやりとりしているが、明るくメールを返してくれるので、こちらが嬉しくなる。


もう一人は人工骨頭置換手術を受けた。

経過は素晴らしい。

3/6に手術を受けて、もう今週末には退院出来そうだと笑顔を見せた。

去年の七夕には我が家に二人とも来てくれた。

今年は無理だと思うが、また集まってみたいと思う。

完全なる病気の克服や機能回復を祈っている。

藤の剪定

2008-03-18 09:43:56 | Weblog
近いうちに藤棚の造り替えをするので、それに先駆けて藤の剪定をした。

どれを切り落とすのかは、難しいことだと思っていた。

植物に詳しい友人に見てもらったりネットで調べた。

すると残す枝を決めれば意外と簡単であることが分かった。

この際健康に育つようにという基本的なことを重視し枝の絡み方などの見た目は今後のこととすることにした。

作業は単純だった。

最も時間を要したのは落ちた枝を処理することだった。

近々昨年末切り倒しておいた木を山から切り出してくる。

それらを組み上げれば藤棚の完成となる。

タイヤとトノカヴァー

2008-03-16 08:50:09 | Weblog
モーガンのタイヤ交換とトノカヴァーの改造を依頼した。

友人の車屋から別々の所に持って行ってもらい、その日の内に出来上がってきた。

トノカヴァーには新たにジッパーを取り付けてもらった。

運転席に座ると左側に中央のジッパーそして右側にも新しいジッパーが有るようになった。

これで右肩を中心にした風の巻き込みが激減した。

またカーステレオの音が鮮明に聞こえる状態となった。

タイヤはブリジストン、ミシュラン、コンチネンタルの中からいちばん安価なブリジストンを選んだ。

雑音が消えて静かになり柔らかい乗り心地となった。

しかし雑音が消えると今度はいろいろな箇所のキシミ音などがはっきり聞こえるようになった。

今まで聞こえなかったモーガン独特(自分だけかもしれない)のガタツキを聞きながら走ることになるのは複雑な気持ちである。


DUCATI

2008-03-12 17:56:22 | Weblog
次男がDUCATIを乗り換えると言ってきた。

モンスターS4からS4R Testastretta(テスタストレッタ)にするという。

それに関連して我が家に置いてあった旧モンスターの純正マフラーを送ってくれということだ。

丁寧に梱包してDUCATI屋さんに送った。

新しいオートバイが来るというのは、とても気分の良いものだ。

でもずーっと後になって思うのは「あれをとっておけばなあ」ということだ。

オートバイや車に限らずいろいろな物がそうだ。

でも売らないと頭金が無かったり置き場所に困ったりで手放してしまう。

今まで所有した物を全て集めたらさぞかし楽しいだろうなと想像する。

と言いつつオートバイを1台売りに出した。

今度は軽トラが欲しくなった。

母の誕生日

2008-03-08 10:28:59 | Weblog
今日は母の誕生日。81歳になる。

60歳を越えてからピアスをしたり、ボルサリーノのハットを被ったりするお洒落な母だ。

若い人の意見を取り入れるから野暮にはならない。

今の生活を余生というにはあまりにも皆に頼られている。

金勘定については家族の誰も敵わない。

またマッサージ師やタクシー運転手などにチップをさりげなくはずむ。

だから良いサービスを受けるのは必然のことだ。

この生きたお金の使い方を学ばなくてはいけないと思う。

とても小さな身体だが存在感は大きい。

息子としていたわるのは当たり前だが尊敬する師として仰ぐのも当然だと思っている。