家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

玄関灯掃除

2022-07-27 15:18:22 | Weblog

雨と風が交互にあり、すっかり汚れてしまった玄関灯を掃除した。

ガラス製の風防は透明のガラスに白いガラスが被せられていて下側はカットされている。

つまりキリコになっている。

電灯をすっぽり覆うタイプなので電灯は見えていない。

電灯は黄色のLEDに替えてあるから点灯するともちろん黄色く発色する。

だから中の電灯が灯されると白いガラスの部分が黄色めいた乳白色になり、カットされた部分は、そのまま電灯色が輝く。

カットされた部分には小さな虫が入っていて外からでも丸分かりだ。

専用の真鍮製金具が壁から出ていて、そこにビス4本で留められている。

脚立を登り、ビスを1本ずつ少しずつ回して緩める。

左手でガラスを持ち絶対落とさないように気を使いながら右手で左向きに回していく。

10ミリほどの長さのビスを3~5回転程ずつ回しては次のビスに移る。

4本がすべて緩むとビスを外してしまわない内にガラスを外す。

中と外を水洗いし雑巾で水分を拭きとる。

どの瞬間もガラスを割ってしまわないように気を付けることは言うまでもない。

さてガラスを戻して電灯を点灯してみると、この瞬間が好きだ。

この電灯がきれいに発色すると、その周りのツルウメモドキがてんでに延びていようと、それをのたらせているワイヤーメッシュが赤く錆びていようと電灯を引き立てる物でしかなくなる。

「こんなにきれいになるんだったら、もっと前に洗えばよかった」

と毎回思うのであろうが結局は、前回いつやったか覚えていない。

 


折り畳み傘のボタン

2022-07-21 16:49:07 | Weblog

晴れた日に傘を差して歩くのは去年から行っている。

そして、その傘のボタンは既に取れてしまっている。

ボタンとは、開いた傘をたたむためのボタンだ。

ボタンを押せば「ガシン」と鳴って傘の開いた骨が三ヶ所の蝶番によって四つ折りとなって、たたまれる仕組みだ。

そのボタンが外れてどこかに行ってしまったため傘の柄に付いている小さな真鍮製の突起を爪で押して本体を縮め、その勢いで「カシャカシャ」と勢いをつけて柄を押し込んでいくと開いていた傘も折りたたまれる。

本来は傘が折りたたまれて、そこに柄を縮ませるという順序だが、その逆をするしかなかった。

だが、その突起は小さすぎて面倒な上に傘の頂点を持って縮める必要があり不便極まりなかった。

このところ雨降りが多かったため、その間にボタンを直すことにした。

ボタンの付いていた部分には丸い穴があり、その丸い穴は指も爪も届かない。

そこに何かをセットして「カシャッ」とする必要がある。

木を削ってボタンの代用品とした。

確か本来の純正品はプラスチック製の黒い丸い物だった。

木をはめ込んで押すと「カシャッ」となって折りたたまれた。

ところが、その時の勢いで木がすっ飛んでしまう。

「ははあ。これでボタンを無くしたんだな」と気が付いた。

木で閉まることが分かると次は飛んで行かない細工が必要となった。

その木を革に貼り付け、その革を丸い穴の周りに留めてしまえばいいな。

プラスチックに革を留める接着剤が我が家の常備接着剤ではエポキシ2液混合タイプの物だ。

その場で貼り付く瞬間接着剤ではないので接着効果の確実になるまでガムテープで補助した。

さて実際に試してみた。

多少のギクシャク感はあるものの使用には耐えうる。

元通りというのは便利なものだ。

 


体重体組成計の交換

2022-07-16 14:35:33 | Weblog

最近、2年ぶりに体重体組成計を替えた。

私は朝晩の2回体重と体組成を測り記録している。

それが「err エラー」という文字がでて何度も測り直す必要があった。

測り直して済むのなら、そうしようと、そのまま測り直しを繰り返していた。

3回4回測り直す時もあった。

そのやり直しがイヤになったのではない。

出てくる数字に疑問が湧いたからだ。

6月25日の夕方からおかしくなった。

体重は変わらないのだが体脂肪は26.5%が60%と倍増し、内臓脂肪レベルが15から16であったのが37.6から38.1とこちらも倍増した。

基礎代謝量は1347kcalが888kcalになった。

こちらは半減に近い。

こういう数字は誤差とは言わない。

だが毎日今の数字に近い値が出るので、それは正しいのか、という気にもなった。

当初は電池交換を2度してみたのだが、相変わらず同じ不調なので買い替えを決心した。

youtubeを見て参考にすると、タニタが良い、ということになった。

そして今回はスマホ連動型を選ぶことにした。

朝数字の書き込みが面倒になったのだ。

今まで15分以上測って記録するまでに掛かっていたが、いまは秒単位で終了する。

だって記録はスマホに自動で記録されるのだから。

メモ用紙はいらないし、字はきれいだし。

だが使えるようになるまでに苦労した。

使用するには簡単だが「設定」が難問だ。

これもyoutubeを参考にした。

しかし設定に関しては、youtuberたちは自分の個人情報を隠すから、私にとって最も重要な場面で設定後の場面に飛ぶことになる。

あまりにも、うまくいかないのでタニタのhpでスマホとの連携を見てみた。

すると私のスマホは連携できないと出ていた。

あきらめざるを得ないかと思ったがもう一度試してみたらデケター。

次は測り方が分からない。

だがそれも何度も試したらできるようになった。

筋肉量は30から38Kgだったのが今は45Kgだ。

だけど、それも体重計の上にある金属板に乗っかり、そこに電流を流して、その反応で出ている数字なのだ。


雨の後の掃除

2022-07-12 11:05:13 | Weblog

最近の雨は凄まじい勢いと量だ。

雨の後に散歩に出ると多量の雨が、どのように水路に入っていったかが分かる。

水に浮く枯れ葉や紙類がコンクリート製の側溝フタの隙間やグレーチングに向けて大急ぎで流れ入った跡がある。

まるで犯人の足取りのように動きが見て取れる。

私は次の雨に備えて、それらをゴミ袋に片付ける。

散歩道の二級河川である芳川の水路を見ると、かなりの高さまで水が流れたことが分かるように草が下流に向かって倒れこんでいる。

雨が降ってもいいように雨傘を持って出る。

雨傘は透明で日傘は黒い。

去年黒い傘を差していると、いろいろな動物たちが逃げることを知った。

今年も、いつもは、ほとんど逃げない山鳩が慌てて逃げたことを知った。

透明の傘を持っているので実験をしてみた。

水路脇の太いパイプの中にいるカニたちに透明の傘を差してみた。

彼らは驚くこともなく逃げもせず、いつも通りにしていた。

やはり傘が怖いのではなく猛禽類のような鳥の影が怖いのだ。

日陰の多い公園回りを歩いているとグレーチングに大量の枯れ葉が塊となっている。

五ヶ所あるグレーチングの内二ヶ所は、きれいに取り除いてあった。

だが残りはそのままだ。

どうしても、その枯れ葉を取りたくなった。

だが素手では、らちが明かないからホウキとチリトリが欲しい。

このグレーチングの近くの民家で借りられれば良いのだが人の姿も見えないし、かといってわざわざ玄関ホンを鳴らして借りるのも怪しまれそうだ。

しかたなく一旦帰宅して車にそれらを積み込み現場に戻った。

チリトリに枯れ葉を掃き入れると気持ちよくガサッと塊が入る。

雨で枯れ葉がくっ付いているからだ。

取れた枯れ葉は、その元である公園の中に落とし入れる。

公園の柵には枯れ葉が固まって張り付いていて外に出ないから、そのやり方でいいようだ。

別の所も含めて30分で六ヶ所のグレーチングがきれいになった。

子供の頃、溜まっている雨の通り道を傘の先端で作ってやると、その通りに水が移動したことを思い出した。

「同じじゃん」

いまだに同じことをしている。


虫よけスプレー

2022-07-06 07:32:10 | Weblog

最近妻の顔や腕が一部分腫れることが増えた。

虫刺されで、たぶん蚊だ。

「アレルギー?」と思えるほど広く膨れる。

どちらかと言うと私のほうが虫に好かれていて春野では8対2くらいで私が刺される。

私はケモノ臭がするらしいので血を吸うというより攻撃に近いのかな。

だが自宅では、圧倒的に妻がやられる。

山を歩く番組を見ていたら、その女性ガイドが「私特性の虫よけです」と言って内容物を教えてくれた。

ハッカ油とアルコールそして水だ。

ネットを探すとハッカ油販売元の製薬会社のサイトに配合の量から作り方までしっかり出ていた。

イオンに行き無印良品で探したが見当たらず、そこの店員に聞いたところ「薬屋にあるでしょう」と言う。

すぐさま薬屋を訪れた。

案外安く550円で入手できた。

アルコール10mlに対してハッカ油3~4滴という。

少ないからこその難しさがある。

「適当でいいんだな」と勝手に私流の学習をした。

最後に加える水はコンタクトレンズを洗う精製水を使用した。

これは車のフロントウインドウ内側をキレイにするため用に買ってある物だ。

アルコールはハッカ油を溶かすために必要で、もしハッカ油が水溶性であったなら不必要だ。

だからつまりハッカ油を100mlに溶かしたいが溶けないからアルコールを使う。

水と油ってことで、溶けにくい奴同士なのだ。

この通りに配合し虫よけスプレーを作り、今まで手の消毒用に持ち歩いていたスプレー容器のアルコールをビンに戻し、その中に入れた。

妻は毎朝金魚の世話や植物の水やりなどをする前に必ず使用する。

果たしてどういう結果になるのだろうか。

今までのところ毎回妻は刺される。

ところがスプレーをして皮膚に刷り込んで無いところばかりだ。

もしくはスプレーした後水洗いしてしまった後の事だという。

効いているのか、それとも意味ないことをしているのか。


日坂宿 橘屋

2022-07-03 15:08:50 | Weblog

友人の娘さん夫婦が始めた店に行ってきた。

掛川市という少し地理的には少し離れている場所だ。

しかしドライブがてら寄るには、ちょうどよい距離だとも言える。

店を娘さんがFacebookで紹介していたので、それは見ていた。

店は薪をくべて、その熱を利用した釜で料理を作る。

その釜は店の外から薪を入れ内側から食べ物を入れる仕組みになっている。

その釜は友人親子(父と息子)が作った。

東海道五十三次の25番目の宿場にあるこの店の名前は日坂宿 橘屋(にっさかじゅく たちばなや)という。

その娘さんは森町の橘という所の出身なので、そこから名前をいただいたのかと思っていた。

しかしこの宿場の家には、それぞれ名前が付けられていて、それがこの場所の名前として偶然橘屋だったという。

この娘さんが、まさに、この場所に導かれたという因縁めいていることを強く感じる。

釜で温められたキッシュを食べてみた。

肉や野菜が、程よくお互いの主張を受け入れキッシュという食べ物になっている。

ソテーされた豚肉も美味しく仕上がっていた。

それと合ったパンがまた美味しかった。

特筆すべきはわらび餅だ。

私が知っているわらび餅は白い。

しかし、それはわらび餅と言えない物であったようだ。

出された物はこげ茶色の物で、これがわらびという植物の根を利用して作った本物のわらび餅だったというのだ。

69年間生きてきて、この日に初めて本物のわらび餅を食した。

黒蜜もきな粉も用意されていたが、そのまま何も着けずにわらび餅を味わうのが最良だと感じた。

2019年11月に掛川駅から金谷駅までを歩いた時に、この店の近くの旧東海道を通った。

ヘトヘトになるほどの急坂だったことを思い出した。

この坂の前後の宿場町は、この坂に対するための生活必需であったことだろう。

若夫婦の努力と幸運で、この宿場町と共に地域住民と共に橘屋として、ずーっと繁盛してもらいたい。