家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

ヴィッツとその次

2016-03-26 13:32:09 | Weblog
ヴィッツに乗り始めてから約17年が経過した。

平成11年12月25日に家族4人で取りに行ったというスタートだった。

車屋さんが「今日仏滅ですけどいいですか?」と心配そうな声で言うが構わず乗り出した。

46歳からの私と家族を見守ってくれた。

消耗品の交換だけで大きな修理もなく全走行距離233393キロ走った。

まだ走ることは走るのだが、お金がかかりそうな箇所に修理が必要になった。

せっかく事故もなく乗ってきたが今後は分からない。

「これまでだな」 限界を感じた。

春野を入手してからは乗用車兼作業車として働いてくれた。

トランクにはセメントや砂を積み込むことが増えた。

座席にも木材やコンポストに捨てる生ゴミが乗る。

1000CCの割にはキビキビと走り、それでいて燃費も良かった。

住宅街と山の往復は1回で100キロ近く走る。

あっという間に距離数が伸びた。

いままで乗った車の中では最長だ。

実は次の車は用意できている。

11年前の車で距離は68000キロほど乗ってある。

トヨタシエンタGの水色だ。

純正ナビが付いているし、それに接続したバックカメラもある。

おまけにキセノンヘッドライトでアルミホイールを履いている。

車検は、これから取るので丸2年付く。

見た目に傷はなく自分の車よりずいぶんきれいだ。

価格は新車で購入したヴィッツの半額にも満たない。

あとはETCを付けてタイヤを気に入ったメーカーのものに換装すれば完璧だ。

シエンタは荷物の上げ下ろしが楽そうだ。

トランクルームが低いし横はスライドドアだからだ。

排気量や馬力が上がったから乗りやすくなるのではないかと思う。

7人乗りだから家族が増えてもいい。

63歳から17年間乗ると80歳になる。

中年を支えてくれたヴィッツに続いてシエンタが老年の支えになる。

おじいちゃんとして孫を乗せられたら嬉しい。