家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

鹿と出遭った

2007-09-28 09:08:43 | Weblog
春野の我が家は林道久保田線に面している。

その林道久保田線を車で15分登ると秋葉山のあるスーパー林道に出る。


我が家には鹿の通り道がある。

山から下りて気田川に出るのだ。

真新しい足跡は、もう何度も見ているが鹿そのものを見たことはなかった。

林道久保田線を10分ほど登ったら最初の3頭と出遭った。

一瞬私に気付かず、そのあと大急ぎで林に入って逃げた。

我が家の敷地を通っているかと思うと親しみが湧き話しかけたくなった。

「あのねー。君たちは我が家の敷地を通って川に下りるのだよ。だから今度下りるときには我が家に寄って行ってよ」
と言いたかった。

山がかなり険しくなり霧もかかってきた。

注意して走行していたら、もう1頭と出遭った。

白いハート型のお尻が可愛かった。

ピョンピョンと高く跳ねてガードレールを飛び越えていった。

同じ町内で暮らすと思うと嬉しくなってしまう。

寸又峡

2007-09-25 08:48:45 | Weblog
春野でペンキ塗りをして乾くのを待つ間に寸又峡に行った。

春野からだと、さすがに到着が早い。

しかし 練馬 豊橋 沼津 など現地以外の車が多く道路は渋滞気味。

駐車場からいちばん近いホテルで風呂に入った。

ぬる湯の露天風呂で山の景色を見ながらぼーっとする。

浮かんでいる落ち葉の揺れを見つめ肩にツルツルの湯をかける。

ひなびた温泉地のどうってことのない時を過ごす贅沢。

ミズヒキ

2007-09-22 09:56:33 | Weblog
先日八ヶ岳倶楽部(柳生博の店)に行ったとき可愛い花(ミズヒキ)を見つけた。

確か1鉢300円前後で売っていた。

買おうかと思っていたら一緒に行った友人が「こんなの川の土手にいくらでも生えているよ」と言ったので買わずに帰って来た。

春野の敷地内に赤も白も売るほど生えていた。

抜け殻

2007-09-21 08:31:37 | Weblog
春野に長年使っていなかった物置がある。

錠が駄目になっていたので留め金ごと取り外して開けた。

中には長いヘビの抜け殻があった。

よくよく見れば本人もいた。

暖かい場所でのんびりしていた。

抜け殻とは違って金属的な黒光りしている。

私は彼の居住権を認めない。

強制退去をさせるため屋根や棚を棒で叩いて脅した。

しばらくして物置をのぞいてみると、まだ居座っている。

今度は棒で直接つついて出て行ってもらった。

友人からメールが届いた。

何をしているのかと聞かれたのでヘビと闘っていると答えた。

しかし実際には攻撃したのは私だけ。

相手も攻撃したのなら闘いと言える。

私の闘っていた相手は私の中に在る恐怖心。

私こそ抜け殻だ。

苔マジック

2007-09-18 11:03:37 | Weblog
自宅から持っていった石臼を春野に置いた。

ただ置いただけでは様にならない。

近くにあった苔を敷いてみた。

しっくりきた。

苔マジック。

もうずいぶん前から有ったようだ。

侘び寂びの世界のように見えてしまう。

私と吹き矢

2007-09-13 18:05:30 | Weblog

先日スポーツ吹き矢で初段をとった。人の見ている前で吹き矢を吹く。

結果は的の上に確実に出る。

真ん中に当たったのか、外れてしまったのか。

当たれば得意になり次も当てようと欲が出る。

外れれば皆の前でかっこ悪いという思いがして焦りが生じる。

審査員の先生がいる。

上段位者達が見ている。

仲間が応援している。

当たっても外れても自分の責任。

次の矢をセットして吹く。

集中して練習のとおりに吹く。

この簡単で難しいスポーツに夢中になっている。


出会った

2007-09-12 08:56:02 | Weblog
松本市に用事で行き、たまたまバスに乗り、そしてたまたま降りたバス停の近くの骨董屋に入った。

そこに10ほど置かれていた道祖神の中で私達を呼ぶものがいた。

「信州で道祖神と出会って連れて帰る」という夢を描いていたが果たしてその通りになった。

「かわいがってあげてね」と言って骨董屋のおやじさんは私達に渡してくれた。

麿君も口付けしたくなるほど気に入ってくれたようだ。

妻や私の御先祖様かと思えるほどにこやかに微笑んでくれる。

その微笑がいつでも私達を見守っていてくれる気がする。


サイトウキネンオーケストラ

2007-09-11 09:21:57 | Weblog
今年も行ってきた。

ベルリオーズの幻想交響曲が素晴らしかった。

音で人間の感情なんてどうにでも変わってしまうということは知っていた。

しかしこんなにも揺り動かされたのは記憶にない。

涙が出そうになって堪えるのがたいへんだった。



観客は全体的に年配者が多かった。

これはたいへん嬉しいことだ。

おしゃれな老人というのは私の目指している人物像そのもの。

世の中でいちばんおしゃれなのは上手に年を取ることだと思っている。


MECJミーティング

2007-09-10 11:16:30 | Weblog
清里で行われたMECJ第二回ナショナルミーティングに今年も参加した。

会場ではいろいろな人物と出会うことが出来てとても幸せに感じた。

今年は宿泊をしたので昼食時に現地の地ビールも呑むことができて、これまた幸せであった。

モーガンという車を通じて私の人脈が広がる。

それは、とりもなおさず人生が豊かになっていくことだと思う。

翌朝霜の降りた会長の車の上に猫の足跡が着いていた。

できれば、この猫君にも会いたかった。