「こんにちわッ、テディちゃでス!
むッ! あッちにもォ、こッちにもォ~!」
「がるる!ぐっるるる!」(←訳:虎です!そっちでも!)
こんにちは、ネーさです。
11月に入って以降、ダウンジャケット着用率が急上昇しましたね。
あちらの御婦人もそちらの紳士もちびっ子たちも着ぶくれしてます。
しかし!
本日の“主役”たるあの御方に相応しいのは……
夜空にひるがえる華麗なマント!
さあ、こちらを、どうぞ~!

―― ルパン、最後の恋 ――
著者はモーリス・ルブランさん、画像の日本語版は2012年9月に発行されました。
仏語原題は『LE DERNIER AMOUR D'ARSENE LUPIN』、
今春、フランスの読書界で大きな話題となったこの御本は、
作者ルブランさんの没後70年目に出版された
《アルセーヌ・ルパン》シリーズの未発表作品です。
「あるせーぬゥ・るぱんッ!」
「ぐるるがっるるー!」(←訳:おじいちゃんだー!)
そうね、《ルパン三世》シリーズ大ファンの私たちには、
まあ!大泥棒ルパンさんのお祖父ちゃん!と、つい言いたくなっちゃいますけど……
いえいえ、違うでしょ!
本家本元、元祖ルパンは、この御方!
ルブランさんのアルセーヌ・ルパンさん!
ですが、この御本にはアルセーヌ・ルパンさんの
お祖父さんならぬ曽祖父さんが
冒頭から登場いたします。
この曽祖父さんが、物語のキーパーソンでもあるのですよ。
「わォ! ひいおじいちゃんッ!」
「ごがるがるるる~!」(←訳:先祖さまだあ~!)
『ルパン将軍』と呼ばれたルパンさんの曽祖父さんは、
なんと、
皇帝ナポレオン一世に仕える本物の将軍であり、
有能な軍人さんなのでした。
御本のプロローグ部分では、
ルパン将軍が主役となり、
大活躍いたします。
皇帝から直々に名指しされ、
或る秘密作戦を忠実に遂行するとみせつつ、
その実、皇帝の思惑を裏切り、
意表をついた手に出るルパン将軍。
「むふふゥ!
るぱんッいちぞくゥ、でスからねッ♪」
「ぐるぐるるがるるる!」(←訳:権謀術策は得意だよ!)
時はうつろい、
20世紀――1921年の12月。
曽祖父さんの時代から、ルパンさんの時代へ!
この頃、ルパンさんは既に
『比類なきアルセーヌ・ルパン』として
世に知られた存在になっていました。
幾つもの顔を持つルパンさん、
今回も他人になりすましているようです。
レルヌ大公の愛娘、コラさん。
彼女の四人の友人の誰かが、
アルセーヌ・ルパンさんらしい……?
ルパンさんが身分を偽る目的は?
コラさんと、
20世紀のルパンさんと
ナポレオン時代のルパン将軍の秘密は
どのようにつながっていくのでしょうか――
「ひいおじいちゃんとォ、おともだちにィなりたいィッ!」
「ぐるーるるがるるがるる!」(←訳:ユニークな曽祖父さんです!)
おそらくは、最終稿ではなく、
第2稿か第3稿であったと思われる推敲途中のタイプ原稿は
2012年5月、書籍化されました。
早々に日本語版が刊行されたのは
日本の《アルセーヌ・ルパン》ファンにとって嬉しいことですね!
ぼくルパンさんよりホームズさん派なんだけどー!という活字マニアの皆さまも、
どうぞこの機に、
曽祖父さんとルパンさんの冒険物語、
ぜひ一読してみてくださいね!
「ひいおじいちゃんのォ、おはなしをォ!」
「がっるぐるるがっるるるー!」(←訳:もっと読みたかったですー!)
「るぶらんさんにィ、あんこーるゥッ!」
むッ! あッちにもォ、こッちにもォ~!」
「がるる!ぐっるるる!」(←訳:虎です!そっちでも!)
こんにちは、ネーさです。
11月に入って以降、ダウンジャケット着用率が急上昇しましたね。
あちらの御婦人もそちらの紳士もちびっ子たちも着ぶくれしてます。
しかし!
本日の“主役”たるあの御方に相応しいのは……
夜空にひるがえる華麗なマント!
さあ、こちらを、どうぞ~!

―― ルパン、最後の恋 ――
著者はモーリス・ルブランさん、画像の日本語版は2012年9月に発行されました。
仏語原題は『LE DERNIER AMOUR D'ARSENE LUPIN』、
今春、フランスの読書界で大きな話題となったこの御本は、
作者ルブランさんの没後70年目に出版された
《アルセーヌ・ルパン》シリーズの未発表作品です。
「あるせーぬゥ・るぱんッ!」
「ぐるるがっるるー!」(←訳:おじいちゃんだー!)
そうね、《ルパン三世》シリーズ大ファンの私たちには、
まあ!大泥棒ルパンさんのお祖父ちゃん!と、つい言いたくなっちゃいますけど……
いえいえ、違うでしょ!
本家本元、元祖ルパンは、この御方!
ルブランさんのアルセーヌ・ルパンさん!
ですが、この御本にはアルセーヌ・ルパンさんの
お祖父さんならぬ曽祖父さんが
冒頭から登場いたします。
この曽祖父さんが、物語のキーパーソンでもあるのですよ。
「わォ! ひいおじいちゃんッ!」
「ごがるがるるる~!」(←訳:先祖さまだあ~!)
『ルパン将軍』と呼ばれたルパンさんの曽祖父さんは、
なんと、
皇帝ナポレオン一世に仕える本物の将軍であり、
有能な軍人さんなのでした。
御本のプロローグ部分では、
ルパン将軍が主役となり、
大活躍いたします。
皇帝から直々に名指しされ、
或る秘密作戦を忠実に遂行するとみせつつ、
その実、皇帝の思惑を裏切り、
意表をついた手に出るルパン将軍。
「むふふゥ!
るぱんッいちぞくゥ、でスからねッ♪」
「ぐるぐるるがるるる!」(←訳:権謀術策は得意だよ!)
時はうつろい、
20世紀――1921年の12月。
曽祖父さんの時代から、ルパンさんの時代へ!
この頃、ルパンさんは既に
『比類なきアルセーヌ・ルパン』として
世に知られた存在になっていました。
幾つもの顔を持つルパンさん、
今回も他人になりすましているようです。
レルヌ大公の愛娘、コラさん。
彼女の四人の友人の誰かが、
アルセーヌ・ルパンさんらしい……?
ルパンさんが身分を偽る目的は?
コラさんと、
20世紀のルパンさんと
ナポレオン時代のルパン将軍の秘密は
どのようにつながっていくのでしょうか――
「ひいおじいちゃんとォ、おともだちにィなりたいィッ!」
「ぐるーるるがるるがるる!」(←訳:ユニークな曽祖父さんです!)
おそらくは、最終稿ではなく、
第2稿か第3稿であったと思われる推敲途中のタイプ原稿は
2012年5月、書籍化されました。
早々に日本語版が刊行されたのは
日本の《アルセーヌ・ルパン》ファンにとって嬉しいことですね!
ぼくルパンさんよりホームズさん派なんだけどー!という活字マニアの皆さまも、
どうぞこの機に、
曽祖父さんとルパンさんの冒険物語、
ぜひ一読してみてくださいね!
「ひいおじいちゃんのォ、おはなしをォ!」
「がっるぐるるがっるるるー!」(←訳:もっと読みたかったですー!)
「るぶらんさんにィ、あんこーるゥッ!」