「こんにちわッ、テディちゃでス!
しゅうまつゥ~でスよッ♪」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!寒くなりそう!)
こんにちは、ネーさです。
寒さに備えて新たにフリースジャケットを買っちゃいました~♪♪
……ですが、今日ご紹介いたします一冊は、
防寒着など全く無用で不要なジャングルが舞台!
さあ皆さま、読書タイムですよ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/ed/1eac8a52958df18d7de4a91937452562.jpg)
―― 探検隊の栄光 ――
著者は荒木源(あらき・げん)さん、2012年10月に発行されました。
『Welcome to TANKENTAI WORLD』と英語題が付されています。
映画化もされた『ちょんまげぷりん』、『オケ老人!』他の御本で知られる作家・荒木さんの最新作は――
「たんけんたいッ!」
「ぐるるる!」(←訳:冒険だね!)
はい!
《やらせ》の探検隊、南へ!
「……ふァ~??」
「……がるる?」(←訳:……やらせ?)
「まさかッ!」
はい!
ズバリ、そのまさか!です。
本物どころか真っ赤なニセモノです。
《やらせ》、なんです。
でも。
怒っちゃいけません。
《やらせ》でいいんです。
これは、そういうことがまだ許されていた、というか、
大目に見られていた時代の物語なんですから。
「うむむゥ? それはァ、いつでスかッ?」
「ぐるるがるる~?」(←訳:うんと昔なの~?)
『昭和の終わりまで数年を残した、
西暦で言えばエイティーズ半ばのある年』
と、御本の冒頭で描写されています。
日本中が得体の知れない好景気に沸いたバブル時代の前哨期、あたりでしょうか。
その頃、なかなかの人気を博しているTV番組がありました。
《杉崎探検隊》。
放送日時は不定期の、スペシャル番組!
すでに6年間も続き、
本数は40本に届こうとしている、
某局の看板番組のひとつです!
「あァッ!それはァ!」
「がるるっ?!?」(←訳:もしやっ?!?)
熱帯のジャングルの、道なき道をゆく探検隊員たち。
しかし、なぜか、
カメラは探検隊が来るのを分かっているかのように先行し、
見知らぬ土地の樹下を照明さんは上手に照らし、
なんともタイミングよく
探検隊の前に謎の洞窟が姿を表す――
テレビ界では、もはや伝説?と化しているあの番組。
《杉崎探検隊》は、
まさに、そ・ん・な番組です。
今回、探検隊が追うのは
ジャングルの奥深くに潜む伝説の大蛇『ヤーガ』。
蛇ネタは毎回なぜか好評なんですよ。
いつものように、地元の蛇獲り職人さんから蛇を借り、
使えそうな洞窟もロケハンで探し出して、
カメラさんも、
隊長の杉崎さんも準備OKで――
「よォ~いッ!」
「がるーる!」(←訳:スタート!)
いつものように、とは行きませんでした。
洞窟ロケの最中、
探検隊は思わぬアクソデントに遭遇してしまうのです。
反政府ゲリラ、
というアクシデントに。
「ひゃわわわわァッ!」
「ぐるぐるがる!」(←訳:予想外だよう!)
予定調和に満ち、
愉快爽快になる筈だった探検隊の取材行に、
暗雲が立ちこめます。
ロケは、どうなる?
番組は、どうなっちゃうのか?
TV局員でもある探検隊員さんたちの、
運命はどう転がってゆくのか……?
「じゃんぐるゥはァ、きけんッ、なのでスゥ!」
「ぐるるがるっるっるぐるる!」(←訳:迂闊に近寄っちゃダメだよ!)
新鮮な、同時にどこか懐かしいような、
80’sテイストのドラマティックなサスペンスアドベンチャー!
IC4 DESIGNさんによる印象的な装画を目印に、
ぜひ本屋さんで手に取ってみてくださいね~♪
しゅうまつゥ~でスよッ♪」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!寒くなりそう!)
こんにちは、ネーさです。
寒さに備えて新たにフリースジャケットを買っちゃいました~♪♪
……ですが、今日ご紹介いたします一冊は、
防寒着など全く無用で不要なジャングルが舞台!
さあ皆さま、読書タイムですよ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/ed/1eac8a52958df18d7de4a91937452562.jpg)
―― 探検隊の栄光 ――
著者は荒木源(あらき・げん)さん、2012年10月に発行されました。
『Welcome to TANKENTAI WORLD』と英語題が付されています。
映画化もされた『ちょんまげぷりん』、『オケ老人!』他の御本で知られる作家・荒木さんの最新作は――
「たんけんたいッ!」
「ぐるるる!」(←訳:冒険だね!)
はい!
《やらせ》の探検隊、南へ!
「……ふァ~??」
「……がるる?」(←訳:……やらせ?)
「まさかッ!」
はい!
ズバリ、そのまさか!です。
本物どころか真っ赤なニセモノです。
《やらせ》、なんです。
でも。
怒っちゃいけません。
《やらせ》でいいんです。
これは、そういうことがまだ許されていた、というか、
大目に見られていた時代の物語なんですから。
「うむむゥ? それはァ、いつでスかッ?」
「ぐるるがるる~?」(←訳:うんと昔なの~?)
『昭和の終わりまで数年を残した、
西暦で言えばエイティーズ半ばのある年』
と、御本の冒頭で描写されています。
日本中が得体の知れない好景気に沸いたバブル時代の前哨期、あたりでしょうか。
その頃、なかなかの人気を博しているTV番組がありました。
《杉崎探検隊》。
放送日時は不定期の、スペシャル番組!
すでに6年間も続き、
本数は40本に届こうとしている、
某局の看板番組のひとつです!
「あァッ!それはァ!」
「がるるっ?!?」(←訳:もしやっ?!?)
熱帯のジャングルの、道なき道をゆく探検隊員たち。
しかし、なぜか、
カメラは探検隊が来るのを分かっているかのように先行し、
見知らぬ土地の樹下を照明さんは上手に照らし、
なんともタイミングよく
探検隊の前に謎の洞窟が姿を表す――
テレビ界では、もはや伝説?と化しているあの番組。
《杉崎探検隊》は、
まさに、そ・ん・な番組です。
今回、探検隊が追うのは
ジャングルの奥深くに潜む伝説の大蛇『ヤーガ』。
蛇ネタは毎回なぜか好評なんですよ。
いつものように、地元の蛇獲り職人さんから蛇を借り、
使えそうな洞窟もロケハンで探し出して、
カメラさんも、
隊長の杉崎さんも準備OKで――
「よォ~いッ!」
「がるーる!」(←訳:スタート!)
いつものように、とは行きませんでした。
洞窟ロケの最中、
探検隊は思わぬアクソデントに遭遇してしまうのです。
反政府ゲリラ、
というアクシデントに。
「ひゃわわわわァッ!」
「ぐるぐるがる!」(←訳:予想外だよう!)
予定調和に満ち、
愉快爽快になる筈だった探検隊の取材行に、
暗雲が立ちこめます。
ロケは、どうなる?
番組は、どうなっちゃうのか?
TV局員でもある探検隊員さんたちの、
運命はどう転がってゆくのか……?
「じゃんぐるゥはァ、きけんッ、なのでスゥ!」
「ぐるるがるっるっるぐるる!」(←訳:迂闊に近寄っちゃダメだよ!)
新鮮な、同時にどこか懐かしいような、
80’sテイストのドラマティックなサスペンスアドベンチャー!
IC4 DESIGNさんによる印象的な装画を目印に、
ぜひ本屋さんで手に取ってみてくださいね~♪