「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!
きょうはァ、ふじさんがァ、びゅーてぃほォー!」
「がるる!ぐるぐるがるる!」(←訳:虎です!絶景富嶽でした!)
こんにちは、ネーさです。
今日の空気は特別にきれいだったのかしら、
白く雪をいただいた富士の峰がここ・東京八王子からもよく見えましたよ♪
「なんだかぁ、いいことッ、ありそうゥッ!」
「ぐる!」(←訳:だね!)
ほっこり気分にさせてくれるのは、
この御本も同じですよ♪
本日の読書タイムは、はい、こちらを、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/b8/b2eb082c2afa51c77c7eca455b9e7f4c.jpg)
―― とにかく散歩いたしましょう ――
著者は小川洋子さん、2012年7月に発行されました。
先日は、小川さんの小説作品『最果てアーケード』を御紹介いたしましたが、
こちらはエッセイ作品です。
2008年6月10日~2012年3月14日の間、
『毎日新聞』に毎月一度連載されていた
《楽あれば苦あり》を改題して――
「さんぽのォ、ごほんがァ、できましたッ♪」
「がるぐる~がる!」(←訳:いいよね~散歩!)
あのですね、
散歩専門書とか散歩指南書ではないんですよ、この御本は。
散歩について書かれた作品もありますが、
小川さんの興味と視線は
も~っと広く、
ずんずんと外へ、
時にはじっくりと内側へ向かいます。
『本棚の模様替え』――
活字マニアさんなら経験がおありでしょう、
書棚の整理をしていて久しぶりに読み直した本のストーリーが
……なんだか違ってるんです、記憶の中のそれとは。
「ううッ、あるかもォッ!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:あります心当たり!)
『ふと、どこからともなく』――
或る日、《ふと》やってくるもの。
何処からともなく、《ふと》。
そんな風に、
チェスの駒が小川さんのもとに転がり落ちてきて、
500枚に及ぶ《少年がたたひたすらチェスをしているだけの小説》が
誕生したのでした。
『浮き輪クッキーが戻ってきた』――
甘く、ちょっぴり切なく、
けれど読み手の私たちは大いに共感しちゃう幼少時の想いと、
小さな奇跡……。
「あッ!
やッとォ、わんこがァ、でてきたでスゥ!」
「がるがるぐるる?!?」(←訳:いよいよお散歩?!?)
小川さんと一緒に散歩をするのは、
ラブラドール犬のラブ君です。
朝夕、毎日毎日、ラブ君とお散歩。
インフルエンザで40度近い熱があった日も、
台風で暴風雨警報が出されていた日も、
小川さんとラブ君はともに歩きました。
ワンコと歩く作家さん……。
なぜか私ネーさ、
京都の『哲学の道』を想い起こしました。
サクラの春も、
冬の雪も、
なんでもないことのように、
作家さんとワンコは連れ立って、歩く、歩く……
思索しながら、
ワールドカップのサッカー選手のように
誇らしい気持ちになりながら。
「のぼれッ、さかみちィ!」
「がるるぅ!」(←訳:よいしょ!)
御本の題名の意味は、
『あとがき』で明かされます。
小川さんが《散歩》を必要とする理由も。
表紙装画は、寺田順三さんによる可愛いラブ君♪
好奇心いっぱい?なこのラブ君が描かれたこの御本を、
ぜひ手に取ってみてくださいね~!
「きょうはァ、どこまでェ、あるこうかッ♪」
「ぐる!がるるるぐるがる!」(←訳:さあ!お散歩タイムです!)
きょうはァ、ふじさんがァ、びゅーてぃほォー!」
「がるる!ぐるぐるがるる!」(←訳:虎です!絶景富嶽でした!)
こんにちは、ネーさです。
今日の空気は特別にきれいだったのかしら、
白く雪をいただいた富士の峰がここ・東京八王子からもよく見えましたよ♪
「なんだかぁ、いいことッ、ありそうゥッ!」
「ぐる!」(←訳:だね!)
ほっこり気分にさせてくれるのは、
この御本も同じですよ♪
本日の読書タイムは、はい、こちらを、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/b8/b2eb082c2afa51c77c7eca455b9e7f4c.jpg)
―― とにかく散歩いたしましょう ――
著者は小川洋子さん、2012年7月に発行されました。
先日は、小川さんの小説作品『最果てアーケード』を御紹介いたしましたが、
こちらはエッセイ作品です。
2008年6月10日~2012年3月14日の間、
『毎日新聞』に毎月一度連載されていた
《楽あれば苦あり》を改題して――
「さんぽのォ、ごほんがァ、できましたッ♪」
「がるぐる~がる!」(←訳:いいよね~散歩!)
あのですね、
散歩専門書とか散歩指南書ではないんですよ、この御本は。
散歩について書かれた作品もありますが、
小川さんの興味と視線は
も~っと広く、
ずんずんと外へ、
時にはじっくりと内側へ向かいます。
『本棚の模様替え』――
活字マニアさんなら経験がおありでしょう、
書棚の整理をしていて久しぶりに読み直した本のストーリーが
……なんだか違ってるんです、記憶の中のそれとは。
「ううッ、あるかもォッ!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:あります心当たり!)
『ふと、どこからともなく』――
或る日、《ふと》やってくるもの。
何処からともなく、《ふと》。
そんな風に、
チェスの駒が小川さんのもとに転がり落ちてきて、
500枚に及ぶ《少年がたたひたすらチェスをしているだけの小説》が
誕生したのでした。
『浮き輪クッキーが戻ってきた』――
甘く、ちょっぴり切なく、
けれど読み手の私たちは大いに共感しちゃう幼少時の想いと、
小さな奇跡……。
「あッ!
やッとォ、わんこがァ、でてきたでスゥ!」
「がるがるぐるる?!?」(←訳:いよいよお散歩?!?)
小川さんと一緒に散歩をするのは、
ラブラドール犬のラブ君です。
朝夕、毎日毎日、ラブ君とお散歩。
インフルエンザで40度近い熱があった日も、
台風で暴風雨警報が出されていた日も、
小川さんとラブ君はともに歩きました。
ワンコと歩く作家さん……。
なぜか私ネーさ、
京都の『哲学の道』を想い起こしました。
サクラの春も、
冬の雪も、
なんでもないことのように、
作家さんとワンコは連れ立って、歩く、歩く……
思索しながら、
ワールドカップのサッカー選手のように
誇らしい気持ちになりながら。
「のぼれッ、さかみちィ!」
「がるるぅ!」(←訳:よいしょ!)
御本の題名の意味は、
『あとがき』で明かされます。
小川さんが《散歩》を必要とする理由も。
表紙装画は、寺田順三さんによる可愛いラブ君♪
好奇心いっぱい?なこのラブ君が描かれたこの御本を、
ぜひ手に取ってみてくださいね~!
「きょうはァ、どこまでェ、あるこうかッ♪」
「ぐる!がるるるぐるがる!」(←訳:さあ!お散歩タイムです!)