テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

素顔の《11ぴき》たち♪

2014-08-09 21:17:05 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 にゃッ? にゃにゃにゃッ??」
「がるる!ぐぅるるるっ?」(←訳:虎です!にゃごろんっ?)

 こんにちは、ネーさです。
 どこからか聞こえてくるニャ~ニャ~という怪しの鳴き声……。
 本日は、読書タイムをお休みして、
 ニャ~ニャ~の正体を突き止めるべく出発です。
 さあ、こちらへ、どうぞ~!

  



           ―― 11ぴきのねこと馬場のぼるの世界展 ――



 東京都八王子市の八王子市夢美術館にて、
 会期は2014年7月19日~8月31日(月曜休館)、
 小中学生と未就学児童は観覧料無料!というお財布にも嬉しい
 夏季の企画展です~♪

 ↓はい、こちらが、展覧会場入り口ですよ。

  

「にゃほほォ~いィ!」
「ぐぅる!」(←訳:にゃご!)

 ええ、思わずニャニャ~ン♪と猫語を話したくなっちゃうくらい、
 発刊以来、現在も人気なのが
 絵本《11ぴきのねこ》シリーズですね。

 この展覧会では、
 著者の馬場のぼるさん(1927~2001)の、
 《11ぴきのねこ》シリーズをはじめとする
 絵本、漫画の印刷原稿、原画、スケッチ、
 少年時代&青年期のノートやイラストなどが
 展示されています。

「にゃほゥ!これはァ~♪」
「がるるる!」(←訳:キレイだ!)

  

 うわあ!
 と感嘆させられたのは、絵本の原画の数々。

 特に素晴らしかったのは、
 アラビアンナイトを原作とする、
 『アリババと40人の盗賊』
 『アラジンと魔法のランプ』の2作品です!

 アラビアンナイト(千夜一夜物語)っていうと
 キンキラの金色、濃い赤や青、キツい黄に緑……なんて具合に
 原色を多用した映画や絵本作品が主流なんですけれど、
 馬場さんのアラジン、ランプの魔人、
 砂漠の中の宮殿は、
 ふんわりと淡く、シックな色合いが美しい!

「わんだほォー!」
「ぐる!」(←訳:渋い!)

  

 『アリババと40人の盗賊』『アラジンと魔法のランプ』、
 どちらの絵本もロングセラー作品として
 現在も入手可能ですが、
 色の美しさ、
 全体の構図といった点では、もう断然、
 原画!!!です。

 馬場さんのファンの方々、
 アラビアンナイト好きな活字マニアさんは
 ぜひ、原画を(御自身の眼で!)観賞なさるよう、おすすめいたします♪

「にゃんこもォ、きゃわゆいィぞッ!」
「がるぐるるー!」(←訳:見に来てねー!)




    では、オマケ画像も、ここらで、どうぞ~♪
    
    『明治』さんの《グラン》!
    対抗馬?の《ハーゲンダッツ》よりも
    後味はさっぱり目、かしら?
    「まなつのォ、おやつにィ~♪」
    「ぐるる!」(←訳:パクリ!)



    台風による被害が心配です。
    皆さま、とにもかくにも警戒第一で、
    この週末を乗り切ってくださいね!


コメント
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