「こんにちわッ、テディちゃでス!
みなさまァ、おつかれさまァでしたでス!」
「がるる!ぐるるがるー!」(←訳:虎です!お疲れさまー!)
こんにちは、ネーさです。
帰省した御方、これからお休みを予定しておられる方々も
バタバタのお盆休み週間、
それなりに疲れちゃったことでしょう。
ならば、お休み明けの読書タイムは、
肩の凝らないコミックスを、さあ、どうぞ~♪
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―― 修道士ファルコ vol.4 ――
著者は青池保子さん、2014年8月に発行されました。
時代は14世紀、
舞台はドイツの修道院、
主人公は俗世で名高い騎士であった修道士さん……という、
ちょっと変わり種?な人気シリーズ《修道士ファルコ》の
第4巻です~!
「むかしのォ、おぼうさまはァ~」
「ぐるがるるる!」(←訳:脳天つるりん!)
剃髪(トンスラ)、ってお言いなさい、剃髪!
中世の頃は、キリスト教の僧侶さんにとって
ごく一般的な髪型であった剃髪を、
とある理由から禁止されている修道士――
ナバーラ出身のファルコさん。
ドイツにあるシトー派の
リリエンタール修道院に身を寄せて、
もうすっかり神に仕える日々にも馴染み……
「なじんでェないィでスゥ!」
「がるぐるるー!」(←訳:また事件だー!)
そうなのよね、
清廉な祈りの暮らしに浸っていたくても、
何故かいつも邪魔されて、
事件に巻き込まれてしまうファルコ修道士、
今回は《私闘》騒動に係わることに
なってしまいました。
「しとうゥッ???」
「ぐるがるぅ~?」(←訳:それなにぃ~?)
この御本では《私闘》に『フェーデ』とルビが当てられていますが、
単なる喧嘩よりずっと規模の大きい争い、
といったところでしょうか。
たとえば、
シェイクスピアさんが『ロミオとジュリエット』で描いた、
キャピュレット家とモンタギュー家の抗争、のような。
「ううゥむッ、おおげんかッ!」
「がるぐるるるるる!」(←訳:誰も止められない!)
一族あげて、敵対する家系の人間と
何年も争い続ける。
こういうお話は南欧だけかと思っていたら、
アルプスの北、ドイツの地でもあったんですね。
リンハルト家とギーシェ家、
両家の《私闘》は15年前に治まったのだと考えられていましたが、
いまふたたび、争いに火が点きました。
ファルコさんたち修道院の面々は
甦った悪意の連鎖を断ち切るため、
《私闘》で滅ばされた者の亡霊が出る……と恐れられている湖へ
謎を解明しに出発します。
「のーもあァ、けんかッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:平和がいい!)
さあ、いかにして
《私闘》を止めさせましょう?
修道士さんたちの知恵の見せ所ですよ~♪♪
「ふぁるこォおにィさんのォ、かつやくにィ~!」
「がるぐるる!」(←訳:期待すべし!)
歴史好きな活字マニアさんにおすすめの漫画作品、
ぜひ、1巻目から順に読破してくださいね。
苦手な世界史が明日から楽しくなっちゃう名シリーズです!
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なお、京都国際マンガミュージアムで、
青池保子さんの原画展が開催されます(2014年11月1日~2015年2月1日)。
関西在住のファンの方々は、ぜひお出掛けを~!
「ゆきたいィ!みたいィ!」
「がるぐるる~!」(←訳:京都行こう~!)
みなさまァ、おつかれさまァでしたでス!」
「がるる!ぐるるがるー!」(←訳:虎です!お疲れさまー!)
こんにちは、ネーさです。
帰省した御方、これからお休みを予定しておられる方々も
バタバタのお盆休み週間、
それなりに疲れちゃったことでしょう。
ならば、お休み明けの読書タイムは、
肩の凝らないコミックスを、さあ、どうぞ~♪
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―― 修道士ファルコ vol.4 ――
著者は青池保子さん、2014年8月に発行されました。
時代は14世紀、
舞台はドイツの修道院、
主人公は俗世で名高い騎士であった修道士さん……という、
ちょっと変わり種?な人気シリーズ《修道士ファルコ》の
第4巻です~!
「むかしのォ、おぼうさまはァ~」
「ぐるがるるる!」(←訳:脳天つるりん!)
剃髪(トンスラ)、ってお言いなさい、剃髪!
中世の頃は、キリスト教の僧侶さんにとって
ごく一般的な髪型であった剃髪を、
とある理由から禁止されている修道士――
ナバーラ出身のファルコさん。
ドイツにあるシトー派の
リリエンタール修道院に身を寄せて、
もうすっかり神に仕える日々にも馴染み……
「なじんでェないィでスゥ!」
「がるぐるるー!」(←訳:また事件だー!)
そうなのよね、
清廉な祈りの暮らしに浸っていたくても、
何故かいつも邪魔されて、
事件に巻き込まれてしまうファルコ修道士、
今回は《私闘》騒動に係わることに
なってしまいました。
「しとうゥッ???」
「ぐるがるぅ~?」(←訳:それなにぃ~?)
この御本では《私闘》に『フェーデ』とルビが当てられていますが、
単なる喧嘩よりずっと規模の大きい争い、
といったところでしょうか。
たとえば、
シェイクスピアさんが『ロミオとジュリエット』で描いた、
キャピュレット家とモンタギュー家の抗争、のような。
「ううゥむッ、おおげんかッ!」
「がるぐるるるるる!」(←訳:誰も止められない!)
一族あげて、敵対する家系の人間と
何年も争い続ける。
こういうお話は南欧だけかと思っていたら、
アルプスの北、ドイツの地でもあったんですね。
リンハルト家とギーシェ家、
両家の《私闘》は15年前に治まったのだと考えられていましたが、
いまふたたび、争いに火が点きました。
ファルコさんたち修道院の面々は
甦った悪意の連鎖を断ち切るため、
《私闘》で滅ばされた者の亡霊が出る……と恐れられている湖へ
謎を解明しに出発します。
「のーもあァ、けんかッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:平和がいい!)
さあ、いかにして
《私闘》を止めさせましょう?
修道士さんたちの知恵の見せ所ですよ~♪♪
「ふぁるこォおにィさんのォ、かつやくにィ~!」
「がるぐるる!」(←訳:期待すべし!)
歴史好きな活字マニアさんにおすすめの漫画作品、
ぜひ、1巻目から順に読破してくださいね。
苦手な世界史が明日から楽しくなっちゃう名シリーズです!
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なお、京都国際マンガミュージアムで、
青池保子さんの原画展が開催されます(2014年11月1日~2015年2月1日)。
関西在住のファンの方々は、ぜひお出掛けを~!
「ゆきたいィ!みたいィ!」
「がるぐるる~!」(←訳:京都行こう~!)