テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

困った兄と、マジメな弟?

2015-06-03 21:51:30 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでスッ!
 じわじわァ~ッとォ!」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!カウントダウン!)

 こんにちは、ネーさです。
 何のカウントダウンかというと、梅雨入りの?
 いえいえ、6月6日(日本時間では7日)に行われる
 CL(チャンピオンズリーグ)決勝戦のカウントダウンですよ♪♪
 では本日はチカラの籠ったフットボール談義を……
 じゃなくて、展覧会情報を、どうぞ~!

  



         ―― 着想のマエストロ 乾山 見参! ――



 東京都港区赤坂のサントリー美術館にて、
 会期は2015年5月27日~7月20日(火曜休館)、
 『The Maestro of Conception,KENZAN is here!』と英語題名が付されています。

「……しゃれッ、でスかッ!」
「ぐるがる?」(←訳:乾山見参?)

 思わず美術館学芸員さんも韻踏みに走ってしまった
 乾山さんとは、
 尾形乾山(おがた・けんざん)さん(1663~1743)。

  

「これがァ、さくひんッ?」
「がるぐるる!」(←訳:形が可愛い!)

 江戸期の陶芸美術作家としてつとに名高い乾山さんには、
 つとに名高い兄が、
 いえ、名高くも悪名高い、とんでもないお兄ちゃんがおりました。

 そのお兄ちゃん、尾形光琳さんと申されます。

「あはァ! ききおぼえェ、ありまスゥ!」
「ぐるがるる!」(←訳:巨匠だもん!)

 巨匠であっても、
 とんでもないお兄ちゃんはとんでもない事をやらかしてくれます。

 かつては織田信長に、
 やんごとなき御所の方々にも愛顧された
 京都の呉服商『雁金屋(かりがねや)』を受け継いだものの、
 放蕩三昧の末、ツブしてしまいました。

 ああ、歴史ある名門の大店が……。

「おにィちゃんッてばァ~」
「がるっ!」(←訳:もうっ!)

 フツーはね、
 しっかり者の兄とやんちゃな弟、っていう構図なんですけど、
 尾形家では逆だったみたいね。
 遊興に耽る兄と、
 物静かで読書家、早くから陶芸と絵画に打ち込んでいた弟……。

「ふァ~…」(←溜め息)
「ぐるぅ~…」(←こちらも溜め息)

  

 この展覧会では、
 重要文化財に指定されている数々の乾山さんの作品、
 尾形兄弟が生きた17~18世紀の京都文化、
 江戸で継承された“乾山デザイン”が紹介されます。

「おでかけするゥ~おかたはァ~」
「がるるぐるるる!」(←訳:HPにアクセス!)

 サントリー美術館HPには
 入場料がお得になる割引クーポンのページがありますので、
 お出掛け前に、携帯電話・スマートフォン・PCで、
 ぜひ、クーポン取得をお忘れなく~♪



   じゃ、ここでオマケ画像も見参! 
   
   『ロッテ』さんの
   《ハーシーズ チョコレートチップクッキー》!
   「おおッ? こらぼッでスかッ??」
   「ぐぅるるる!」(←訳:チョコ味だ!)
   美味しいクッキーをかじりつつ、
   東京国立博物館のHPを見ては私ネーさ愕然……
   『鳥獣戯画展』、すっごいことになってます!
   博物館に入るのに30~40分、
   平成館内の甲巻展示室に入るのに180分待ち???
   うう~ん、スゴすぎます……。



   
コメント
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