テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

まるまる、ころころ♪

2015-06-08 21:48:33 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 くひゃァ~! かわいそうゥでス!」
「がるる!ぐるるるがるる?」(←訳:虎です!バカンスないの?)

 こんにちは、ネーさです。
 CL決勝が終わって選手さんたちはバカンス……どころか、
 休むひまもなく、
 コパ・アメリカや代表合宿に召集されちゃいました。
 ならば、代わりに私たちがお休みしましょう~♪

「ふァいッ??」
「ぐるっ?」(←訳:休みっ?)

 ええ、ちょっと目先を変えて、
 本日はこちらの、DVD作品を、どうぞ~♪♪

  



            ―― ベイマックス ――



 製作総指揮はJ・ラセターさん、製作はロイ・コンリさん、
 監督はドン・ホールさん、クリス・ウィリアムズさん、
 2015年4月に発行されました。
 
 前回記事では、映画《バットマン》シリーズの世界をジオラマ化した
 『凄い!ジオラマ』を御紹介しましたが、
 こちらのアニメーション作品からも……

「くんくんッ!」
「がるる!」(←訳:匂うぞ!)

 そうなのよね、
 アニメ『ベイマックス』の原作作品は
 《バットマン》等と同じ、
 アメコミ作品――
 マーベルコミックス社刊の『Big Hero 6』、
 《X-men》系列のコミックスで、
 描画を担当しているのはデビッド・ナカヤマさん。

 伝統的なアメコミと日本テイストが
 いろいろな面で程よく融合した
 コミックだったんですね。

「それがァ、えいがにィ、なッちゃうとォ!」
「ぐるるがる!」(←訳:ガチでSF!)

 リドリー・スコットさんの『ブレードランナー』の美術を、
 ぐっとクリーンにして、
 レプリカントを愛らしいケア・ロボットにしたら、
 この『ベイマックス』になる、
 って、言い過ぎかしら?

「べいまっくすくんッ、ほしィでス!」
「がるるぐるるるっるる!」(←訳:一家に一ベイマックス!)

 天才少年ヒロくんは、
 兄のタダシくんを喪い、
 生きるチカラをなくしかけています。
 そこへ現れたのが、皆さまも既に御存知の、
 まるまる、ころころとしたルックスのケア・ロボット、
 ベイマックスくん。

 お兄さんの“形見”でもあるころころロボットは
 (アイザック・アシモフさんもびっくりの機能と効果で?)、
 ヒロくんの日々を変えてゆくことになりますが――

「やるねッ、ころころォろぼちゃんッ!」
「ぐるるがるっるぐるー!」(←訳:これがロボットパワー!)

 《バットマン》や《スパイダーマン》、《スーパーマン》、
 現在盛んに宣伝中の《アヴェンジャーズ》と同様、
 “心に傷を負った少年”が主人公であることは、
 やはり、アメコミの王道路線ですかしら。

 お子ちゃま向け、などと決めつけず、
 オトナの皆さんに観賞していただきたい作品です。
 ぜひ♪
 
 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする