「こんにちわッ、テディちゃでス!
あッ! あれはッ!」
「がるる!ぐるがるる!」(←訳:虎です!ノラ仔猫だ!)
こんにちは、ネーさです。
ノラちゃんなのか、外飼いのニャンコなのか、
我が家の庭を駆け抜けてゆくチビ猫3匹……
春でもないのに賑やかなことですが、
本日の読書タイムは、
も~っと賑やかな御本を、さあ、どうぞ~♪
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―― 先生、洞窟でコウモリとアナグマが同居しています! ――
著者は小林朋道(こばやし・ともみち)さん、2015年6月に発行されました。
『《鳥取環境大学》の森の人間動物行動学』と
副題が付されたこの御本は、
『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!』に始まる
人気の《先生!》シリーズ最新刊です。
「せんせいィ、こんかいはァ~」
「ぐるがるるっ?」(←訳:何事ですかっ?)
高尾山を市内に抱えるとはいえ、
市街地にオコジョやハクビシンやコノハズクが出没する、
ここ・東京都内の八王子……。
では、鳥取環境大学(2015年より公立鳥取環境大学に名称変更)で
動物行動学、人間比較行動学を研究する
著者・小林教授の身辺には、
はたしてどんな野生動物たちが
出没するのでしょうか?
「それはァ、もッちろんッ!」
「がるるるぐるぅ!」(←訳:コウモリでしょ!)
えっと、そうね、
御本の題名にもありますわよね、
コウモリくんと、アナグマくん。
小林教授と学生さんたちは、
よほどコウモリくんに縁があるのか、
コウモリ一族に見込まれているのか、
研究対象として
大きくページを割かれています。
あ、いえ、研究対象っていうより、
捜索対象、というべきかしら。
なんたってコウモリさんたち、
そんじょそこらに
いそうでいて実はいない、
少々奇天烈な生きものなのですから。
「じんせきみとうゥのォ~」
「ぐるるる?」(←訳:洞窟とか?)
コウモリが住んでいそうな洞穴。
そんな洞窟がありそうな土地を見つけるのが、
先ずなかなかにタイヘンです。
苦心の末、やっとアタリをつけ、
出向いてみても、
……入り口は、どこ?
「どこかなァ?」
「がるるぅ?」(←訳:ないねぇ?)
大体ね、人間が簡単に入ってゆけるような場所には
コウモリくんたちのコロニーなんて
ありませんのです。
携帯電話の電波も届かない、
地元の人間も滅多に通りかからない、
ケモノミチしかない、
といった山奥に、
コウモリくんたちは暮らしている……。
「せんせいッ、きけんでス!」
「ぐるるがるるぐる!」(←訳:遭難のキケンあり!)
なぜそんなにコウモリを?
とも思いますが、
《空飛ぶ哺乳類》
という言葉にハッとさせられます。
そうかぁ、
空を飛べる哺乳類って
コウモリ、モモンガ、ムササビ、くらい?
その中でいちばん飛行能力が高いのはコウモリ?
「ふむむッ、それはッ!」
「がるぐるるるぅ!」(←訳:研究しなくちゃ!)
コウモリ一族に熱い視線を注ぎつつも、
小林教授の好奇心はとどまるところを知りません。
ミミズ、ドジョウ、
ドンコ、スズメ、ヤギの母子……。
「だいがくはァ、きょうもォ、にぎやかッ♪」
「ぐるるがるるる!」(←訳:いつもにぎやか!)
梅雨のダルさもフッ飛ぶ、
楽しく元気な動物(含ニンゲン?)ノンフィクション、
とりわけコウモリ好きさんにはおすすめです!
あッ! あれはッ!」
「がるる!ぐるがるる!」(←訳:虎です!ノラ仔猫だ!)
こんにちは、ネーさです。
ノラちゃんなのか、外飼いのニャンコなのか、
我が家の庭を駆け抜けてゆくチビ猫3匹……
春でもないのに賑やかなことですが、
本日の読書タイムは、
も~っと賑やかな御本を、さあ、どうぞ~♪

―― 先生、洞窟でコウモリとアナグマが同居しています! ――
著者は小林朋道(こばやし・ともみち)さん、2015年6月に発行されました。
『《鳥取環境大学》の森の人間動物行動学』と
副題が付されたこの御本は、
『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!』に始まる
人気の《先生!》シリーズ最新刊です。
「せんせいィ、こんかいはァ~」
「ぐるがるるっ?」(←訳:何事ですかっ?)
高尾山を市内に抱えるとはいえ、
市街地にオコジョやハクビシンやコノハズクが出没する、
ここ・東京都内の八王子……。
では、鳥取環境大学(2015年より公立鳥取環境大学に名称変更)で
動物行動学、人間比較行動学を研究する
著者・小林教授の身辺には、
はたしてどんな野生動物たちが
出没するのでしょうか?
「それはァ、もッちろんッ!」
「がるるるぐるぅ!」(←訳:コウモリでしょ!)
えっと、そうね、
御本の題名にもありますわよね、
コウモリくんと、アナグマくん。
小林教授と学生さんたちは、
よほどコウモリくんに縁があるのか、
コウモリ一族に見込まれているのか、
研究対象として
大きくページを割かれています。
あ、いえ、研究対象っていうより、
捜索対象、というべきかしら。
なんたってコウモリさんたち、
そんじょそこらに
いそうでいて実はいない、
少々奇天烈な生きものなのですから。
「じんせきみとうゥのォ~」
「ぐるるる?」(←訳:洞窟とか?)
コウモリが住んでいそうな洞穴。
そんな洞窟がありそうな土地を見つけるのが、
先ずなかなかにタイヘンです。
苦心の末、やっとアタリをつけ、
出向いてみても、
……入り口は、どこ?
「どこかなァ?」
「がるるぅ?」(←訳:ないねぇ?)
大体ね、人間が簡単に入ってゆけるような場所には
コウモリくんたちのコロニーなんて
ありませんのです。
携帯電話の電波も届かない、
地元の人間も滅多に通りかからない、
ケモノミチしかない、
といった山奥に、
コウモリくんたちは暮らしている……。
「せんせいッ、きけんでス!」
「ぐるるがるるぐる!」(←訳:遭難のキケンあり!)
なぜそんなにコウモリを?
とも思いますが、
《空飛ぶ哺乳類》
という言葉にハッとさせられます。
そうかぁ、
空を飛べる哺乳類って
コウモリ、モモンガ、ムササビ、くらい?
その中でいちばん飛行能力が高いのはコウモリ?
「ふむむッ、それはッ!」
「がるぐるるるぅ!」(←訳:研究しなくちゃ!)
コウモリ一族に熱い視線を注ぎつつも、
小林教授の好奇心はとどまるところを知りません。
ミミズ、ドジョウ、
ドンコ、スズメ、ヤギの母子……。
「だいがくはァ、きょうもォ、にぎやかッ♪」
「ぐるるがるるる!」(←訳:いつもにぎやか!)
梅雨のダルさもフッ飛ぶ、
楽しく元気な動物(含ニンゲン?)ノンフィクション、
とりわけコウモリ好きさんにはおすすめです!