「こんにちわッ、テディちゃでス!
ふゥッ! ゆきかきィしたらァ、ぺこぺこッ!」
「がるる!ぐるるがるぐるるる!」(←訳:虎です!ボクもお腹ペコペコ!)
こんにちは、ネーさです。
昨日降った雪はほぼ溶けてしまい、
雪掻きの必要はありませんでしたが、
暖房器具のメンテナンスなどしていたら、
ええ、確かにお腹が空きましたね。
今日のおやつは、夕食は何にしよう?
と考えながらの読書タイムは、
さあ、こちらを、どうぞ~♪

―― 作家の口福 おかわり ――
著者は収録順に(行きますよ、せーの!)、
朝井リョウさん、上橋菜穂子さん、冲方丁さん、川上弘美さん、
北村薫さん、桐野夏生さん、辻村深月さん、中村航さん、
葉室麟さん、平野啓一郎さん、平松洋子さん、穂村弘さん、
堀江敏幸さん、万城目学さん、湊かなえさん、本谷有希子さん、
森見登美彦さん、柚木麻子さん、吉本ばななさん、和田竜さん、
2016年9月に発行されました。
「ふァおッ! にんきさッかさんッ、ずらァ~りィ!」
「ぐるるるるがる!」(←訳:20人分の口福!)
朝日新聞の土曜別刷り『be』の掲載コラム
『作家の口福』(2011年1月~2016年3月掲載分)をもとに
一冊の書籍に編み上げられた
それぞれの《口福》。
《口福》というからには――
「おいしィ~もののォ、おはなしィ!」
「がるる!」(←訳:だよね!)
それがね、そうでもなくて。
人間、なぜか、“記憶に残る味”に関しては、
必ずとも美味ばかりではない、ようです。
本文17ページ、
収録順ではトップバッターである朝井リョウさんの、
心の叫びは
《一口食べて、私は思った。まずい》。
それは、カナダのカルガリー、
ホムステイ先の朝食の席での、少年時代の思い出です。
「ふァ~…、まずいィ??」
「ぐっるるがる?」(←訳:いったい何が?)
朝井さんをガッカリさせた、或る食品。
ここではヒミツにしておきますが、
おそらくこの食品、皆さま一度は耳にしたことが、
そして食べたことがある……かもしれない食品で、
なるほど、好き嫌いが分かれる味だよなぁと
納得できる《味》なのですね。
「それはァ、たぶんッ!」
「がるぐるるる!」(←訳:よくあること!)
そう、《味》には好みがある。
好きか、嫌いか、
苦手や、慣れ。
そういったものがあるのだと、
覚悟してからページを捲ると、
えっ? それ大丈夫なの?な食品も、
美食家さんたちの保証付きの逸品も、
とりたてて珍しくなさそうな定食も、
いっそう《御馳走》に見えてきます。
例えば、
万城目学さんが絶賛する〇〇〇〇のミルクティー。
「わうゥ? それはァ、めずらしィ??」
「ぐるるぅがるるるる?」(←訳:日本じゃ飲めないよ?)
例えば、
柚木麻子さんが回転寿司で挑む
〇〇の載ったお皿。
「えェとォ、それはァ~…」
「がるるぐるる?」(←訳:食べていいの?)
おっと、いけません。
極端な例ばかり紹介してしまいましたが、
正統派の《口福》もありますよ。
〇〇〇〇のミルクティーだけではなく、
或る食べ物に、いえ、
或るお店のオーナーさんの優しい心遣いに涙します。
それは何年経とうと忘れられない、
《幸福》の味……。
「きもちがァこもッてるとォ」
「ぐるるるるがるる!」(←訳:美味しさも百万倍!)
思い出の味。
喜怒哀楽の味。
ん?こんなだっけ?の味。
ひとを形づくる食べものの、
こころの滋養になる一皿の味わい。
食いしん坊な活字マニアさんも、
いまダイエット中なんだけど!な活字マニアさんも、
ぜひ、一読を。
ふゥッ! ゆきかきィしたらァ、ぺこぺこッ!」
「がるる!ぐるるがるぐるるる!」(←訳:虎です!ボクもお腹ペコペコ!)
こんにちは、ネーさです。
昨日降った雪はほぼ溶けてしまい、
雪掻きの必要はありませんでしたが、
暖房器具のメンテナンスなどしていたら、
ええ、確かにお腹が空きましたね。
今日のおやつは、夕食は何にしよう?
と考えながらの読書タイムは、
さあ、こちらを、どうぞ~♪

―― 作家の口福 おかわり ――
著者は収録順に(行きますよ、せーの!)、
朝井リョウさん、上橋菜穂子さん、冲方丁さん、川上弘美さん、
北村薫さん、桐野夏生さん、辻村深月さん、中村航さん、
葉室麟さん、平野啓一郎さん、平松洋子さん、穂村弘さん、
堀江敏幸さん、万城目学さん、湊かなえさん、本谷有希子さん、
森見登美彦さん、柚木麻子さん、吉本ばななさん、和田竜さん、
2016年9月に発行されました。
「ふァおッ! にんきさッかさんッ、ずらァ~りィ!」
「ぐるるるるがる!」(←訳:20人分の口福!)
朝日新聞の土曜別刷り『be』の掲載コラム
『作家の口福』(2011年1月~2016年3月掲載分)をもとに
一冊の書籍に編み上げられた
それぞれの《口福》。
《口福》というからには――
「おいしィ~もののォ、おはなしィ!」
「がるる!」(←訳:だよね!)
それがね、そうでもなくて。
人間、なぜか、“記憶に残る味”に関しては、
必ずとも美味ばかりではない、ようです。
本文17ページ、
収録順ではトップバッターである朝井リョウさんの、
心の叫びは
《一口食べて、私は思った。まずい》。
それは、カナダのカルガリー、
ホムステイ先の朝食の席での、少年時代の思い出です。
「ふァ~…、まずいィ??」
「ぐっるるがる?」(←訳:いったい何が?)
朝井さんをガッカリさせた、或る食品。
ここではヒミツにしておきますが、
おそらくこの食品、皆さま一度は耳にしたことが、
そして食べたことがある……かもしれない食品で、
なるほど、好き嫌いが分かれる味だよなぁと
納得できる《味》なのですね。
「それはァ、たぶんッ!」
「がるぐるるる!」(←訳:よくあること!)
そう、《味》には好みがある。
好きか、嫌いか、
苦手や、慣れ。
そういったものがあるのだと、
覚悟してからページを捲ると、
えっ? それ大丈夫なの?な食品も、
美食家さんたちの保証付きの逸品も、
とりたてて珍しくなさそうな定食も、
いっそう《御馳走》に見えてきます。
例えば、
万城目学さんが絶賛する〇〇〇〇のミルクティー。
「わうゥ? それはァ、めずらしィ??」
「ぐるるぅがるるるる?」(←訳:日本じゃ飲めないよ?)
例えば、
柚木麻子さんが回転寿司で挑む
〇〇の載ったお皿。
「えェとォ、それはァ~…」
「がるるぐるる?」(←訳:食べていいの?)
おっと、いけません。
極端な例ばかり紹介してしまいましたが、
正統派の《口福》もありますよ。
〇〇〇〇のミルクティーだけではなく、
或る食べ物に、いえ、
或るお店のオーナーさんの優しい心遣いに涙します。
それは何年経とうと忘れられない、
《幸福》の味……。
「きもちがァこもッてるとォ」
「ぐるるるるがるる!」(←訳:美味しさも百万倍!)
思い出の味。
喜怒哀楽の味。
ん?こんなだっけ?の味。
ひとを形づくる食べものの、
こころの滋養になる一皿の味わい。
食いしん坊な活字マニアさんも、
いまダイエット中なんだけど!な活字マニアさんも、
ぜひ、一読を。