「こんにちわッ、テディちゃでス!
……ことしもォ、そろそろッ?」
「がるる!ぐーるるがる!」(←訳:虎です!シーズンです!)
こんにちは、ネーさです。
そうね、そろそろインフルエンザの予防接種に行かなくては、
と思うんですけど……
誰か発明してくれませんか、
ぜ~んぜん痛くない注射針ってヤツを!
え? ムリ? ムリですか? そうなんですか……(←落ち込み中)
では、怖ろしい現実から逃避すべく、
本日も読書タイムと参りましょう~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/8b/d2fe577418db06a8525414a14f133b44.jpg)
―― 面白くて眠れなくなる植物学 ――
著者は稲垣栄洋(いながき・ひでひろ)さん、2016年5月に発行されました。
今年、チビっ子たち向けのはずが
大人たちにもウケて予想外のヒットとなっている
『おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典』という
とっても愉快な御本があるんですけど、
こちらはいわば
『ざんねんじゃないしょくぶつ事典』という位置付けでしょうか。
「しょくぶつゥたちのォ、おおいなるゥふしぎィ!」
「ぐるがるる!」(←訳:総合植物学!)
《花は葉の変型したものである》――
著者・稲垣さんは巻頭で
18世紀のドイツの詩人ゲーテさんの言葉を引きながら、
考察を開始します。
花は葉の変型? 本当だろうか?
現代に至り、
その仕組みは分子生物学によって証明されたものの――
「ふァ? ぶんしィせいぶつゥがくゥ??」
「がるる!」(←訳:理系だ!)
しかし、仕組みが判ったとしても、
植物の謎がすべて解き明かされた訳ではありません。
WHY/どうして?
HOW/どのように?
この世は、まだまだ分からないことだらけです。
たとえば、
《木はどこまで大きくなれるのか?》
《リンゴのヘタはどこにある?》
《マツはなぜめでたいのか?》
《ねこじゃらしが夏の炎天下でも萎れない理由は?》
「うゥッ?」
「ぐるっ??」
さまざまな《?》に著者・稲垣さんは
答えを提示してゆきます。
《ラグビー日本代表の、
サクラのジャージーは何サクラか》
《人はなぜ、赤ちょうちんに惹かれるのか》
「なッとくのォ、かいとうゥでス!」
「がるぐるるるる!」(←訳:腑に落ちました!)
私ネーさが感心させられたのは、
《トリケラトプスの衰退と植物の進化》――
恐竜絶滅の原因は隕石落下を起因とする複合的な環境の激変ゆえ、
という近年の主流に対し、
ここでは派手な“絶滅”とはまた別の、
ひっそりと地味な、
それでいて大きな意味を持つ“衰退”が語られています。
被子植物と、裸子植物。
草食恐竜にとっては
どちらの植物も
単なる“ボクのごはん”であったのに。
被子植物の劇的な進化のスピードに
ついてゆけなくなったトリケラトプスは
じわりじわりと“衰退”の道を辿ることになりました。
「しょくぶつのォ、りべんじィ!」
「ぐるがる??」(←訳:復讐成功??)
ダーウィンさんの《進化論》はよく知られています。
動物はどのように進化してきたのか。
ならば、植物の世界にもどこかに
《進化の方程式》があるはず――
その方程式がちょっと見えてくるような、
楽しく分かりやすいノンフィクション作品です。
理系さんも文系さんにもおすすめですよ~♪
「なぜェ、はなはァうつくしいィのかッ?」
「がるるぐるるるるるる!」(←訳:答えを確かめてみてね!)
……ことしもォ、そろそろッ?」
「がるる!ぐーるるがる!」(←訳:虎です!シーズンです!)
こんにちは、ネーさです。
そうね、そろそろインフルエンザの予防接種に行かなくては、
と思うんですけど……
誰か発明してくれませんか、
ぜ~んぜん痛くない注射針ってヤツを!
え? ムリ? ムリですか? そうなんですか……(←落ち込み中)
では、怖ろしい現実から逃避すべく、
本日も読書タイムと参りましょう~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/8b/d2fe577418db06a8525414a14f133b44.jpg)
―― 面白くて眠れなくなる植物学 ――
著者は稲垣栄洋(いながき・ひでひろ)さん、2016年5月に発行されました。
今年、チビっ子たち向けのはずが
大人たちにもウケて予想外のヒットとなっている
『おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典』という
とっても愉快な御本があるんですけど、
こちらはいわば
『ざんねんじゃないしょくぶつ事典』という位置付けでしょうか。
「しょくぶつゥたちのォ、おおいなるゥふしぎィ!」
「ぐるがるる!」(←訳:総合植物学!)
《花は葉の変型したものである》――
著者・稲垣さんは巻頭で
18世紀のドイツの詩人ゲーテさんの言葉を引きながら、
考察を開始します。
花は葉の変型? 本当だろうか?
現代に至り、
その仕組みは分子生物学によって証明されたものの――
「ふァ? ぶんしィせいぶつゥがくゥ??」
「がるる!」(←訳:理系だ!)
しかし、仕組みが判ったとしても、
植物の謎がすべて解き明かされた訳ではありません。
WHY/どうして?
HOW/どのように?
この世は、まだまだ分からないことだらけです。
たとえば、
《木はどこまで大きくなれるのか?》
《リンゴのヘタはどこにある?》
《マツはなぜめでたいのか?》
《ねこじゃらしが夏の炎天下でも萎れない理由は?》
「うゥッ?」
「ぐるっ??」
さまざまな《?》に著者・稲垣さんは
答えを提示してゆきます。
《ラグビー日本代表の、
サクラのジャージーは何サクラか》
《人はなぜ、赤ちょうちんに惹かれるのか》
「なッとくのォ、かいとうゥでス!」
「がるぐるるるる!」(←訳:腑に落ちました!)
私ネーさが感心させられたのは、
《トリケラトプスの衰退と植物の進化》――
恐竜絶滅の原因は隕石落下を起因とする複合的な環境の激変ゆえ、
という近年の主流に対し、
ここでは派手な“絶滅”とはまた別の、
ひっそりと地味な、
それでいて大きな意味を持つ“衰退”が語られています。
被子植物と、裸子植物。
草食恐竜にとっては
どちらの植物も
単なる“ボクのごはん”であったのに。
被子植物の劇的な進化のスピードに
ついてゆけなくなったトリケラトプスは
じわりじわりと“衰退”の道を辿ることになりました。
「しょくぶつのォ、りべんじィ!」
「ぐるがる??」(←訳:復讐成功??)
ダーウィンさんの《進化論》はよく知られています。
動物はどのように進化してきたのか。
ならば、植物の世界にもどこかに
《進化の方程式》があるはず――
その方程式がちょっと見えてくるような、
楽しく分かりやすいノンフィクション作品です。
理系さんも文系さんにもおすすめですよ~♪
「なぜェ、はなはァうつくしいィのかッ?」
「がるるぐるるるるるる!」(←訳:答えを確かめてみてね!)