「こんにちわァ、テディちゃでッス!
こうようゥ、きれいィ~でス!」
「がるる!ぐるがるる!」(←訳:虎です!柿も美味しい!)
こんにちは、ネーさです。
紅葉に柿……両方とも秋ならではの風物ですが、
ならば、これからご紹介いたしますこの御本も、
晩秋の風物のひとつと言っていいかもしれませんね。
本日の読書タイムは、
さあ、こちらのアンソロジー作品を、どうぞ~♪
―― X'mas Stories クリスマス・ストーリーズ ――
著者は収録順に、朝井リョウさん、あさのあつこ さん、伊坂幸太郎さん、
恩田陸さん、白川三兎さん、三浦しをん さん、2016年11月に発行されました。
『一年でいちばん奇跡が起きる日』と副題が付されています。
「あはァ! つまりィ~!」
「ぐーるるがるるるる!」(←訳:テーマはクリスマス!)
御本の表紙からしてクリスマスツリーですものね、
あらためての解説も不要でしょう、
この御本は、クリスマスをテーマにした
“クリスマス・アンソロジー”!
とはいえ、
活字マニアの皆さまは、
著者名を目にした時点で、
ピーンと来ているのじゃないかしら?
「ぴィーんッ??」
「がるぐーる?」(←訳:何がピーン?)
甘い、いえ、
大甘に甘~い超々ロマンチックな聖夜限定恋バナを、
あの伊坂幸太郎さんが書くのだろうか……
仙台の冬の夜に、
ピンクのハートが舞っちゃったりするんだろうか……
「ううゥ~むッ、それはァ~…」
「ぐるるるる~?」(←訳:無さそうな~?)
そうです、ちょっと無さそうです。
伊坂幸太郎さんの作品、
『一人では無理がある』は、
或る“組織”のものがたり。
「そッ、そしきッ!」
「がるぐる??」(←訳:悪の組織??)
その“組織”が希求しているのは、
地球征服なんぞではなく、
企業としての利潤でもありません。
じゃあ、彼らは何をしているのかというと……
とんでもないことをしてるんです!
「むッ!これはァ、たしかにィ!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:トンでもないねえ!)
《その一日》のために、
捧げられる数多の願いと、
願いのために奔走する幾百幾千の無名の人びと。
作品を読み終えた後、
心ある活字マニアさんは思うことでしょう。
私も/ボクも、
この“組織”に入りたい!!
「ふァッ! テディちゃもっ!」
「がるぐっる!」(←訳:ボクだって!)
読み手を夢中にさせる、その“組織”とは?
↑こんな説明ではなんのこっちゃ分からんわ、
ネーさはアホちゃうか、と
お叱りをいただいてしまいそうですが、
あまりにもステキなこの作品、
ネタばらしするわけには参りません。
どうか、皆さま、
御本を手に取り、
著者・伊坂さんのクレイジーでラブリーな、
コペルニクス的にファンタスティックな《発明》を
自分の眼で、ハートで、
ずしんと体感なさってください。
「ぞくへんッ、よみたいィのでスゥ!」
「ぐるーるるがるぐるる!」(←訳:シリーズ化してほしい!)
もちろんのこと、
朝井リョウさん、あさのあつこさん、
恩田陸さん、白河三兎さんの作品も素晴らしく、
トリをつとめる三浦しをんさん作『荒野の果てに』では
涙腺の崩壊を堪えきれません。
たった一日、
他の日とは違う昼と夜、
その日を、どう過ごすか。
どう迎え、どう見送るか。
「あまくゥないィでスゥ!」
「がるぐるる……!」(←訳:時にはつらい……!)
激おすすめのクリスマス・ストーリーズ、
ぜひ、一読を♪
こうようゥ、きれいィ~でス!」
「がるる!ぐるがるる!」(←訳:虎です!柿も美味しい!)
こんにちは、ネーさです。
紅葉に柿……両方とも秋ならではの風物ですが、
ならば、これからご紹介いたしますこの御本も、
晩秋の風物のひとつと言っていいかもしれませんね。
本日の読書タイムは、
さあ、こちらのアンソロジー作品を、どうぞ~♪
―― X'mas Stories クリスマス・ストーリーズ ――
著者は収録順に、朝井リョウさん、あさのあつこ さん、伊坂幸太郎さん、
恩田陸さん、白川三兎さん、三浦しをん さん、2016年11月に発行されました。
『一年でいちばん奇跡が起きる日』と副題が付されています。
「あはァ! つまりィ~!」
「ぐーるるがるるるる!」(←訳:テーマはクリスマス!)
御本の表紙からしてクリスマスツリーですものね、
あらためての解説も不要でしょう、
この御本は、クリスマスをテーマにした
“クリスマス・アンソロジー”!
とはいえ、
活字マニアの皆さまは、
著者名を目にした時点で、
ピーンと来ているのじゃないかしら?
「ぴィーんッ??」
「がるぐーる?」(←訳:何がピーン?)
甘い、いえ、
大甘に甘~い超々ロマンチックな聖夜限定恋バナを、
あの伊坂幸太郎さんが書くのだろうか……
仙台の冬の夜に、
ピンクのハートが舞っちゃったりするんだろうか……
「ううゥ~むッ、それはァ~…」
「ぐるるるる~?」(←訳:無さそうな~?)
そうです、ちょっと無さそうです。
伊坂幸太郎さんの作品、
『一人では無理がある』は、
或る“組織”のものがたり。
「そッ、そしきッ!」
「がるぐる??」(←訳:悪の組織??)
その“組織”が希求しているのは、
地球征服なんぞではなく、
企業としての利潤でもありません。
じゃあ、彼らは何をしているのかというと……
とんでもないことをしてるんです!
「むッ!これはァ、たしかにィ!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:トンでもないねえ!)
《その一日》のために、
捧げられる数多の願いと、
願いのために奔走する幾百幾千の無名の人びと。
作品を読み終えた後、
心ある活字マニアさんは思うことでしょう。
私も/ボクも、
この“組織”に入りたい!!
「ふァッ! テディちゃもっ!」
「がるぐっる!」(←訳:ボクだって!)
読み手を夢中にさせる、その“組織”とは?
↑こんな説明ではなんのこっちゃ分からんわ、
ネーさはアホちゃうか、と
お叱りをいただいてしまいそうですが、
あまりにもステキなこの作品、
ネタばらしするわけには参りません。
どうか、皆さま、
御本を手に取り、
著者・伊坂さんのクレイジーでラブリーな、
コペルニクス的にファンタスティックな《発明》を
自分の眼で、ハートで、
ずしんと体感なさってください。
「ぞくへんッ、よみたいィのでスゥ!」
「ぐるーるるがるぐるる!」(←訳:シリーズ化してほしい!)
もちろんのこと、
朝井リョウさん、あさのあつこさん、
恩田陸さん、白河三兎さんの作品も素晴らしく、
トリをつとめる三浦しをんさん作『荒野の果てに』では
涙腺の崩壊を堪えきれません。
たった一日、
他の日とは違う昼と夜、
その日を、どう過ごすか。
どう迎え、どう見送るか。
「あまくゥないィでスゥ!」
「がるぐるる……!」(←訳:時にはつらい……!)
激おすすめのクリスマス・ストーリーズ、
ぜひ、一読を♪