テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 朝顔のひと ~

2017-09-06 22:02:32 | ミュゼ
「こんにちわァ、テディちゃでス!
 ♪るるゥ~♪きぶんはァ~♪おかいものォ~♪」
「がるる!ぐるるる!」(←訳:虎です!秋物の服!)

 こんにちは、ネーさです。
 ブエルタ開催中のスペインはまだ暑いようですが、
 日本の、特にここ関東は急速に秋めいてきました。
 駅ビルの本屋さんへ行くつもりが、
 ついフラフラとファッションのフロアへ……
 ついでに、読書タイムもサボって、
 本日は、こちらの展覧会情報を、どうぞ~♪
 
  



           ―― 藤島武二 展 ――



 東京都練馬区の練馬区立美術館にて、
 会期は2017年7月23日~9月18日(月曜休館)、
 『生誕150年記念』と銘打たれた企画展ですよ。

「ふァ~…きれいィ~…」
「ぐるるがる~…」(←訳:きれいだね~…)

 ↑上の画像の、
 展覧会のチラシ(フライヤー)を飾っているのは、
 藤島さんの代表作
 《婦人と朝顔》(1904年)です。

 もうね、こういう“美”を前にしたらね、
 言葉なんて無用だわ、
 皆さま、あとはよろしく!ってことで
 今日の記事はもうお終いにしようかと――

「ぶゥー! だめェでス!」
「がるぐるがるる!」(←訳:もう少し説明を!)

 う? わ、わかりました、えーとね……
 
  

 藤島武二(ふじしま・たけじ)さん(1867~1943)は
 薩摩藩士の三男として
 鹿児島県に生まれました。
 
 17歳で上京し、画塾に学んだ後、
 中学校の教員さんを3年間勤めます。

 ひとつの転機となったのは、
 1896年(明治29年)、
 当時の画壇の実力者・黒田清輝さんの推薦を得て
 東京美術学校西洋画科の助教授になったこと、でしょうか。

「だいばッてきィ~!」
「ぐるる!」(←訳:だよね!)

 さらに、藤島さんは、羽ばたきます。

 フランス、そしてイタリアへも留学!
 帝展に話題作を発表し続け、
 後進の育成に力を注いで、
 第1回文化勲章受章、
 また、佐伯祐三さん、小磯良平さん、猪熊弦一郎さん他
 次世代の画家さんたちに
 大きな影響を与えました……

「ふァ~、けいれきィもォ~」
「がるっ!」(←訳:すごっ!)
 
  

 この展覧会では、
 藤島さんが留学先で師と仰いだフェルナン・コルモンさん、
 恩人とも言える黒田清輝さんの作品を含めて
 初公開となる作品や資料を含む約160点が紹介されます。

 明治の洋画がお好きなアートマニアさんにおすすめの
 練馬区独立70周年記念展は、
 残すところあと僅か――18日まで。

「もよりのォえきはッ?」
「ぐるるるるがる!」(←訳:西武池袋線です!)

 ええ、美術館最寄りの駅は、
 西武池袋線の中村橋駅になります。
 
 晩夏、いえ、初秋の休日に
 皆さま、ぜひ、お出掛けを♪
 



   では、今日はオマケ画像も秋仕様で!
   
   『ロッテ』さんの
   《パイの実 シロノワール》は
   ホットドリンクと一緒にいただきたいお菓子ですね。
   「あッぷるてィ~♪」
   「がるぅぐる!」(←訳:カフェオレ!)
   ほうじ茶にも合う……かな?



   
コメント
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