テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

春信さん、帰省中です。

2017-09-09 22:06:41 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ついかァじょうほうゥ~でスゥ!」
「がるる!ぐぅるるるがるるる!」(←訳:虎です!にゃんこに会えます!)

 こんにちは、ネーさです。
 前々回記事で御紹介しそびれたのですが、
 現在、二子玉川の蔦屋家電さんBOOKフロアにて
 ヒグチユウコさん著『いらないねこ』原画展が開催中です。
 タイミングによっては
 お店にサイン本が並ぶこともありますので、
 ヒグチさんファンの方々はお出掛けしてみてくださいね。
 さあ、ではここからは読書……をサボり、
 週末恒例の展覧会情報を、どうぞ~♪

  



         ―― 江戸の恋―― 鈴木春信 ――



 千葉県千葉市の千葉市美術館にて、
 会期は2017年9月6日~10月23日(休館日は10月2日)、
 『Harunobu from the Museum of Fine Arts,Boston』と英語題名が、
 『ボストン美術館浮世絵名品展』と日本語副題が付されています。

「わほほゥ! うきよえェ~♪」
「ぐるがるる~!」(←訳:色が渋いね~!)

 そうね、春信さんの画は独特の
 “くすみ感”がありますが、
 この色合いの渋さには理由があるのよ。

  

 鈴木春信(すずき・はるのぶ)さん(1725?~1770)は
 享保10年?生まれ、
 明和7年に没した画師さんです。

 つまり、幕末に近い時代に活躍した北斎さんたちと違って、
 春信さんが生きたのは、
 江戸中期の時代でした。

 なので、当然といえば当然なんですけど、
 画材が異なっています。

 春信さんの時代に使われていた顔料は
 植物由来の顔料が主流だったと言われていて、
 これがね、
 色褪せしやすいのよねえ……。

「じゃあァ、もともとはァ~?」
「がっるぐるっる?」(←訳:もっと濃かった?)

 おそらく、
 刷り上がったばかりの頃は、
 画面全体がもっと華やかで艶やかで、
 キラキラしていたと思うわ。

  

 とはいえ、
 この展覧会で展示されるのは、
 米国ボストン美術館が所蔵する名品です。

 世界でも第一級の浮世絵コレクションを誇り、
 最良の保存状態にある春信さんの作品と、
 春信さんと同時代の画師さんたちの作品も併せ、
 約150点が一挙公開!

 春信さんの作品の多くは
 海外に流出してしまっているので、
 貴重なこの機会を江戸アート好きさんは
 どうかお見逃しなく~♪

「いべんともォ、ありまスゥ!」
「ぐるぐるがるる!」(←訳:どんどん行こう!)

 講演会、ワークショップ、市民美術講座、
 ギャラリートークなどのスケジュールと
 申し込み方法については
 美術館HPを御参照くださいね。




    では、ここでオマケ画像も、パクリ!と。
   
    『ハーゲンダッツ』さんの
    《クラシック・コレクション》は、定番の美味!
    「ばにらァ、だいィすきィ!」
    「がるーるるぅーるる!」(←訳:グリーンティーもね!)
    季節の変わり目にさしかかり、
    マスクをしている人も増えているようですね。
    皆さま、ご自愛しつつ、
    ゆったりと穏やかな休日を♪

コメント
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