テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 前衛から、女性像へ ~

2017-09-16 21:54:50 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 むゥ! たいふうゥなんてッ!」
「がるる!ぐるるー!」(←訳:虎です!嫌いだー!)

 こんにちは、ネーさです。
 せっかくの連休に台風直撃……
 ため息しちゃいそうな週末は、
 読書をちゃっかりサボって、
 今日から開幕するこちらの展覧会情報で
 さあ、元気出しましょう~♪

  



       ―― 生誕120年 東郷青児 展 ――



 東京都新宿区の東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館にて、
 会期は2017年9月16日~11月12日
 (月曜休館、ただし9/18、10/9は開館、翌火曜日も開館)、
 『抒情と美の秘密』と副題が付されています。

「ふァいッ! ひとめでェ、わきゃりィまスゥ!」
「ぐるがぅるる!」(←訳:このフォルム!)

  

 今年が生誕120年、となる
 東郷青児(とうごうせいじ)さん(1897~1978)。

 かつては、日本で初めて
 《未来派風》と呼ばれた前衛画家さんであり、
 第二次絵解体戦後には
 東郷さん独特の女性像によって広く知られ、
 現在もこうして大回顧展が催される人気画家さんです。

「たァくさんッ、あつめェましたでス!」
「がるるぐる~!」(←訳:60点以上~!)

 ええ、東郷さんの作品は
 日本各地の美術館にバラけちゃっているそんなんですけど、
 この展覧会では、
 美術作品60点、出版物、写真など、
 多数の資料も集結しました♪

 とりわけ、注目していただきたいのが――
 
  

 藤田嗣治さんと対で制作したという
 丸物百貨店の大装飾画(1936年)など、
 これまであまり紹介されてこなかった1930年代の作品です。

「しょもつもォ、ありまス!」
「ぐるる!」(←訳:珍しい!)

 1930年に刊行された日本語版の
 ジャン・コクトーさん著『怖るべき子どもたち』、
 宇野千代さん著『大人の繪本』(1931年刊)など
 東郷さんは装丁や装画のお仕事も
 楽しんでいたようですよ。

 絵画好きさんにも
 装丁好きな活字マニアさんにもおすすめの特別展、
 秋のアート散歩に、ぜひ♪

 


   さて!今回はアクティブなオマケ画像を、がつん!と。
   
   「わァおッ!とんでるゥー!」
   「がるーぐるるるる!」(←訳:ブルーインパルス!)
   
   前回記事でお知らせしましたように、
   今日は八王子市上空を空自のブルーインパルスが
   華麗に編隊飛行!
   ああ惜しい!青空でないのが惜しすぎます!
   「はくりょくゥ!」
   「ぐるるぅ!」(←訳:巧いなぁ!)
   実は、昨日の晴天時に行われたリハーサルの方が
   すばらしい出来だったとのウワサなんですけど(苦笑w)、
   平和のための飛行っていいものです。
   パイロットさんたちに拍手を送りたいわ♪
   「ぱちぱちぱちィ!」
   「がるるるる!」(←訳:ワンダフル!)
   では皆さま、
   台風に充分注意して、どうか穏やかな休日を!
   
   
コメント
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