「こんにちわッ、テディちゃでス!
おおォ~♪ あざやかァ~むらさきィいろッ♪」
「がるる!ぐるるっるがるるるるぅ!」(←訳:虎です!フジ色って言わなくちゃ!)
こんにちは、ネーさです。
ここ東京・八王子では藤の花が咲き始めました。
いつもの年よりずいぶん早い気がしますが、
風に揺れる花房を見上げながら、
さあ、今日も読書タイムです。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
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―― スティール・キス ――
著者はジェフリー・ディーヴァーさん、
原著は2016年に、画像の日本語版は2017年10月に発行されました。
英語原題は『THE STEEL KISS』、
著者・ディーヴァーさんの代表作《リンカーン・ライム》シリーズの、
第12作目です。
「らいむゥおじさんッ、おかえりィなさいィ!」
「ぐっるるがる!」(←訳:待ってた新作!)
12――
すなわち“ダース”という単位を重視する西洋の社会では、
この御本は記念すべき節目にあたる作品、と言えますね。
シリーズ第一作『ボーン・コレクター』原著が刊行されたのは
1997年のことでした。
事故によって車椅子の捜査官となった、
いわゆる“安楽椅子探偵”の
リンカーン・ライムさんを中心に、
相棒のアメリア・サックス刑事、
ロナルド・プラスキー巡査、
メル・クーパー捜査官ほかの面々が
リンカーンさんの“手足”代わりとなって
難事件を解決してゆく様子は、
警察小説であり、
群像劇でもあり、
相棒(バディ)ストーリーでもあり、
読み手はいつもハラハラドキドキ……させられていたのが?
「あれれッ? こんかいィはァ~?」
「がるるぐる!」(←訳:空気がヘン!)
犯罪現場で犯人を追い、
鑑識捜査をするアメリアさんに
いつも的確な指示を送り、
叱咤していたリンカーンさんの声が途絶えている……?
まさか病気?
手足の麻痺が進行しちゃったの?
高血圧で入院とか?と
私たちが心配になりかけたところで、
ふっと現れるのは。
刑事司法大学の、
リンカーン・ライム教授です。
「きょッ、きょうじゅゥ??」
「ぐるるるがるる!」(←訳:ホントに教授だ!)
現場鑑識基礎、
そして、
先端化学および凶悪事件現場に共通する物質の電子顕微鏡を含む機械分析、
という講座を受け持つ教師となったライムさん、
もはや警察の顧問ではなく、
アメリアさんとともに
事件の捜査に乗り出すことはありません。
ありません、が、しかし――
「じけんのォほうゥがァ~」
「がっるるるるる!」(←訳:放っとかないよ!)
アメリアさんはいつものように警官として事件を、
リンカーンさんは
なんと民事事件の訴訟に係わることになって、
ふたりはそれぞれの道を行く……と思いきや?
「なぞがァ、きゅうゥせッきんッ?」
「ぐるるがるる?」(←訳:もしや犯人も?)
もどかしさに溜め息させられる前半から、
物語が後半にさしかかると、
はい、事件は急展開の連続!
未詳40号。
アメリアさんが追跡する犯人は、
その居所は――
「きたいどおりのォ~?」
「がるるるぐる?」(←訳:ワクワク再開?)
ハズレくじのない宝くじを引く気分で、
ミステリ好きの皆さん、
ぜひ、一読を~♪
おおォ~♪ あざやかァ~むらさきィいろッ♪」
「がるる!ぐるるっるがるるるるぅ!」(←訳:虎です!フジ色って言わなくちゃ!)
こんにちは、ネーさです。
ここ東京・八王子では藤の花が咲き始めました。
いつもの年よりずいぶん早い気がしますが、
風に揺れる花房を見上げながら、
さあ、今日も読書タイムです。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― スティール・キス ――
著者はジェフリー・ディーヴァーさん、
原著は2016年に、画像の日本語版は2017年10月に発行されました。
英語原題は『THE STEEL KISS』、
著者・ディーヴァーさんの代表作《リンカーン・ライム》シリーズの、
第12作目です。
「らいむゥおじさんッ、おかえりィなさいィ!」
「ぐっるるがる!」(←訳:待ってた新作!)
12――
すなわち“ダース”という単位を重視する西洋の社会では、
この御本は記念すべき節目にあたる作品、と言えますね。
シリーズ第一作『ボーン・コレクター』原著が刊行されたのは
1997年のことでした。
事故によって車椅子の捜査官となった、
いわゆる“安楽椅子探偵”の
リンカーン・ライムさんを中心に、
相棒のアメリア・サックス刑事、
ロナルド・プラスキー巡査、
メル・クーパー捜査官ほかの面々が
リンカーンさんの“手足”代わりとなって
難事件を解決してゆく様子は、
警察小説であり、
群像劇でもあり、
相棒(バディ)ストーリーでもあり、
読み手はいつもハラハラドキドキ……させられていたのが?
「あれれッ? こんかいィはァ~?」
「がるるぐる!」(←訳:空気がヘン!)
犯罪現場で犯人を追い、
鑑識捜査をするアメリアさんに
いつも的確な指示を送り、
叱咤していたリンカーンさんの声が途絶えている……?
まさか病気?
手足の麻痺が進行しちゃったの?
高血圧で入院とか?と
私たちが心配になりかけたところで、
ふっと現れるのは。
刑事司法大学の、
リンカーン・ライム教授です。
「きょッ、きょうじゅゥ??」
「ぐるるるがるる!」(←訳:ホントに教授だ!)
現場鑑識基礎、
そして、
先端化学および凶悪事件現場に共通する物質の電子顕微鏡を含む機械分析、
という講座を受け持つ教師となったライムさん、
もはや警察の顧問ではなく、
アメリアさんとともに
事件の捜査に乗り出すことはありません。
ありません、が、しかし――
「じけんのォほうゥがァ~」
「がっるるるるる!」(←訳:放っとかないよ!)
アメリアさんはいつものように警官として事件を、
リンカーンさんは
なんと民事事件の訴訟に係わることになって、
ふたりはそれぞれの道を行く……と思いきや?
「なぞがァ、きゅうゥせッきんッ?」
「ぐるるがるる?」(←訳:もしや犯人も?)
もどかしさに溜め息させられる前半から、
物語が後半にさしかかると、
はい、事件は急展開の連続!
未詳40号。
アメリアさんが追跡する犯人は、
その居所は――
「きたいどおりのォ~?」
「がるるるぐる?」(←訳:ワクワク再開?)
ハズレくじのない宝くじを引く気分で、
ミステリ好きの皆さん、
ぜひ、一読を~♪