テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

太陽系トラベルガイド!

2018-04-22 22:07:26 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 あてんしょんッぷりィ~ずゥ!」
「がるる!ぐるるるがるぐる!」(←訳:虎です!間もなく出発です!)

 こんにちは、ネーさです。
 あら失礼、本日の読書タイム機長のネーさです。
 はい、気温も気候もちょうどよろしい
 初夏の旅行シーズンがやって来ました。
 国内へ、海外へと、
 旅行の予定を立てている活字マニアの皆さま、
 さあ、↓こ~んな旅のガイド本はいかがでしょうか♫
 
  



         ―― 太陽系観光旅行読本 ――



 著者はオリヴィア・コスキーさん&ジェイナ・グルセヴィッチさん、
 原著は2017年に、画像の日本語版は2018年2月に発行されました。
 英語原題は
 『Vacation Guide to the Solar System:Science for the Savvy Space Traveler!』、
 『おすすめスポット&知っておきたいサイエンス』と
 日本語副題が付されています。

「うちゅうゥりょこうゥ~♪」
「ぐっるるるる~!」(←訳:行ってみたい~!)

 ふふん、太陽系の観光ガイドだって?

 と鼻で笑った活字マニアさんが
 もしもおられたなら、
 きっとそれは、あの有名な
 ダグラス・アダムスさん著『銀河ヒッチハイクガイド』を
 思い浮かべたがゆえ、でしょうか。

 ええ、分かります。
 『銀河ヒッチハイクガイド』は
 とびっきりヘンテコで、
 コミカルかつシュールな伝説的傑作であり、
 もちろんフィクション作品なんですけれど。

 こちらは、いわゆる“ガチ”です。

「まじめェ、なのでス!」
「がるぐる!」(←訳:真剣だよ!)

 現在判明している限りの
 科学的事実をもとに、
 おフザケなし、
 ギャクなしで、
 太陽系の観光ガイド本を作ってみたら。

 旅心を刺激する、
 実に実に楽しい科学ノンフィクションが
 完成しました♪

「まずはァ、たびのォじゅんびィ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:荷造りしよう!)

 宇宙へ行くには、どんな荷物を用意したらいいのか?

 身体能力は、地球外世界ではどう変わるのだろう?

 長い船旅では、お洗濯は出来ないけど、
 大丈夫、人間の嗅覚は適応力に優れているので、
 匂いは気にならなくなる、んですって。

 そうそう、宇宙でのトイレは練習が必要ですよ。

 あ、それから、宇宙空間におけるリスクというのは、
 酸欠、減圧、有毒ガス等々の事故、
 いつも運動していないと骨が弱ってしまう、
 小惑星との衝突など、
 多岐に渡ります。

「それでもォ、ゆきたいィ!」
「がるる!」(←訳:宇宙へ!)

 では、リスクを承知で出掛ける先は、
 月にしましょうか?
 或いは、火星?
 巨大な木星?
 輪っかを持つ土星?
 はるかな冥王星?

 各天体で可能なアクティビティ、
 絶景が見られるポイント、
 独特な気象(天象)現象があることも
 出発前にチェックしておいてくださいね。

 なお、私ネーさのおすすめ目的地は
 天王星です!

 御本の本文210ページに
 天王星の画像(NASA出典)が掲載されているのですが、
 これは、まるで宝石のような……!

「いいなァ~♪」
「ぐるるがるる!」(←訳:肉眼で視たい!)

 さらに、もうひとつ!

 御本の表紙画と挿絵を描いているのは
 スティーブ・トーマス(Steve Thomas)さん。

 トーマスさんの画の数々が本っ当にすばらしいので、
 画だけでも!
 どうか皆さま、画だけでも御覧になってください~!

 お? そろそろカウントダウンが始まりそうですよ?

「ふァいィ! うちゅうゥへェ!」
「がるぐる!」(←訳:GOです!)
 
 
コメント
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